新帝国の奴隷Ⅱ 第９話
「…止めろ…ッ!!…止めろオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!」
顔を真っ赤にし、そう叫んだ翔吾の腰がビクッ、ビクッ、と何度も痙攣を繰り返す。そして、
…グチュッ!!…グチュッ!!
と言う淫猥な音が聞こえ始めた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
呆然とする翔吾に対し、
「アハハハハハハハハ…ッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と秀一が、翔吾をいかにも馬鹿にしたかのように大声で笑い始めた。
「威勢を張っていたわりには呆気なかったな、翔吾ッ!!」
そう言った時だった。
「…いや、…まだのようです!!」
翔吾の背後で翔吾の胸の突起を刺激していたメッツラーはそう言うと、ゲル状になった下半身をゆっくりと動かし始めた。
…グジュッ!!…グジュグジュ…ッッッッ!!!!
淫猥な音が聞こえるのと同時に、
「…ん…ッ!!…ああ…ッ!!…ああああ…ッッッッ!!!!」
と、翔吾は顔を真っ赤にし、眉間に深い皺を寄せて悶える。
「…ククク…!!…オレが動くたびにお前のペニスを撫で上げるのだからな!!お前はそれに感じてしまっていると言うわけか!?」
メッツラーが真っ赤な目を光らせてそう言うと、
「…かッ、…感じてなんか…、…い…ね…ええええ…ッッッッ!!!!」
と、翔吾は息も絶え絶えにそう言う。
「フンッ!!そのわりにはお前のペニス、ビクビクと大きく脈打っているようだが？」
「…る…、…っせ…ええええ…ッッッッ!!!!」
「さぁ、高杉翔吾ッ!!貴様の大きく勃起したペニスを秀一様によく見てもらうのだなッ!!」
メッツラーはそう言うと、
グジュッ!!グジュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!
と言う音を立てて、翔吾の下半身から一気に離れた。その刺激はビリビリと翔吾の体を駆け巡り、
「んああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、翔吾は体を仰け反らせて叫んだ。
「アーッハハハハハハハハ…ッッッッッッッッ!!!!!!!!」
そこが露わになった時、秀一が大声で笑い始めた。
「何だ、翔吾。やっぱり感じていたんじゃないか!!」
メッツラーのゲル状の下半身によってその光沢をすっかり失った翔吾のグリーンツーの緑色のスーツ。その中でも一際、その光沢を失った部分があった。翔吾の男としての象徴であるペニスの先端部分。きれいなフォルムを形成しているその部分だけが丸く濃い緑色をしていた。
「…ククク…!!」
秀一は低く笑うと、
「おい、メッツラー!!翔吾をもっと甚振ってやれ!!」
と言ったのだ。その途端、
「んああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と言う翔吾の悲鳴が更に響き渡った。
「止めろッ!!止めろオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
翔吾は体を仰け反らせて顔を宙へ向けて叫んでいる。そんな翔吾の筋肉質な胸に浮き出た２つの突起の上ではメッツラーの黒い指がクリクリと動き、それらを小刻みに刺激し続けていたのだ。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
ガクガクと翔吾の腰が痙攣を繰り返す。それと同時に、光沢を失ったグリーンツーのスーツの中で翔吾のペニスがビクビクと蠢き、
…グジュッ!!…グジュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!
と、先端からは淫猥な音を立てて、透明でてらてらと照り輝く淫猥な液体がスーツに滲み出て来ていた。
「おやおや。胸の突起を刺激されただけでバイオ粒子を溢れさせてしまうなんて、勿体無いじゃないか!!」
秀一はそう言うと、ツカツカと翔吾のもとへ歩み寄って来た。
「…な…!?」
嫌な予感が翔吾の頭を過ぎる。だが、秀一は、
「…ククク…!!」
と不気味に笑い、目をギラリと輝かせたかと思うと、翔吾の足元にゆっくりと屈み込んだ。
「お前のバイオ粒子、まだまだ出るんだな」
そう言いながら、翔吾のペニスをしげしげと眺めている。
「…や…、…めろ…!!…何を…、…する…気だ…あ…ッ!?」
その声が心なしか、震えている。だが、それとは裏腹に、翔吾の大きく勃起したペニスは秀一の目の前でビクッ、ビクッ、と何度も脈打ち、
…グジュッ!!…グジュッ!!
と言う淫猥な音を立て続けていた。
「真吾さんッ!!先にいただいちゃってもいいよね？」
不意に秀一が背後を振り返り、ニヤニヤと同じように不気味な笑みを浮かべて笑っているグリーンツー・真吾に問い掛ける。すると真吾は、
「しょうがないなぁ。本当は翔吾の初めてはオレが貰いたかったのに…!!」
と言ったのだ。
「…な…ッ!?」
その言葉に、翔吾は顔を真っ赤にする。
「…え？」
そして、秀一は一瞬、きょとんとした表情を見せたが、すぐに不気味な笑みを浮かべ、
「…なるほどな…。…これが、お前の童貞卒業と言うわけか…!!」
と言ったのだ。
「…兄…、…貴…イイイイイイイイイイイイイイイイ…ッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
プロの選手になるためにラグビー一筋だった翔吾。翔吾に恋をし、近付いて来る女性もいた。だが、翔吾はそれを悉く断り、ストイックにラグビーに青春を賭けていた。だから、そこを使うと言うことは自分自身の右手以外にはなかったのだ。
「…じゃあ…」
秀一の右手がゆっくりと翔吾のペニスに向かって伸びて来る。
「やッ、止めろッ!!触るなッ、変態ッ!!」
翔吾は慌てて我に返り、何とかして腰を引こうとする。だが、ジューノイド・サイゴーンの不動念力は相変わらず唱え続けられており、ピクリとすら動かすことも出来ないでいた。
「お前のバイオ粒子、オレも味わいたくなったよ!!」
そう言った時、秀一の右手がさっと動いたかと思うと、翔吾のペニスをギュッと握ったのだ。
グジュウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
鈍い音と共に、
「うぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と言う翔吾の悲鳴。
「…たッ、…頼むッ!!…それ以上は…ッ!!」
だが、秀一はそこへ顔を近付けると、
ジュボッ!!
と言う音と共に、翔吾のペニスをスーツごと口の中に含んだ。
「んあッ!!」
ビクンッ、と翔吾の体が大きく跳ねる。
…ジュボジュボ…ッ!!…ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
淫猥な音がすぐに聞こえ始め、秀一の頭が上下に動いているのが分かる。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
翔吾は目をカッと見開き、ブルブルと体を震わせる以外、為す術はなかった。