新帝国の奴隷�U　第２１話（最終話）

　グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!

　淫猥な音は今日も聞こえて来る。それと同時に、

「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」

「うおおおおッッッッ!!!!うおおおおッッッッ!!!!うおおおおッッッッ!!!!うおおおおッッッッ!!!!」

　と言う叫び声も。

「…あ…ッ、…兄貴…ッ!!…兄貴イイイイイイイイッッッッッッッッ!!!!!!!!」

「…しょ…ッ、…翔吾…ッ!!…翔吾…!!」

　クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!

「…は…ッ、…あ…ッ!!…あはあ…ッ!!」

「…ん…、…んん…ッ!!…んんんん…ッッッッ!!!!」

　グリーンツー・高杉真吾とグリーンツー・高杉翔吾。２人で向かい合って立ち、お互いの大きく勃起したペニスをお互いに刺激し合い、淫らに喘いだかと思うと今度は顔を近付け、お互いの唇を貪り合う。

　グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!

　クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!

「「んんんんッッッッ!!!!んんんんッッッッ!!!!んんんんッッッッ!!!!んんんんッッッッ!!!!」」

　淫猥な音が一際大きくなって行き、２人の呻き声が野太く響く。そして、

　ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!

　と言う鈍い音と共に、お互いのペニスから大量の濃白色な淫猥な液体が飛び出し、２人の間に置かれた容器にそれを迸らせた。

「「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」」

　お互いの体を前のめりにし、お互いの肩に手をかけ、荒い呼吸を繰り返す真吾と翔吾。

「…あ…、…にき…!!」

「…ククク…!!…翔吾ぉ。…今日も、…いっぱい…出たなぁ…!!」

　２人の顔に笑みが浮かんでいる。

　その時だった。

「…ククク…!!…ご苦労だったな、真吾さん。翔吾」

　秀一がやって来ると、２人の足元に置かれた容器を持ち上げた。そこには真吾と翔吾の淫猥な液体がなみなみと注がれていた。

「…次はこれを使ってジューノイドやメカクローンを強化改造し、日本だけじゃなく、世界をも征服してやるよ!!」

　その時、秀一はちらりと真吾を見上げる。そして、

「…翔吾と２人で淫らな行為をしているのを見るのは、…正直、…妬けるなぁ…」

　と呟くように言った。すると、

「なぁに言ってんだよ、秀一様!!」

　と真吾が苦笑し、秀一を抱き締める。

「…ちょッ、…真吾さんッ!?」

　顔を真っ赤にする秀一。無理もない。真吾の未だに大きく勃起したペニスが秀一のお腹に突き刺さるようになり、その真っ赤に腫れ上がった鈴口の先端からはトロトロと淫猥な液体が溢れ続け、秀一の服を汚していたからだ。

「オレは秀一様を護るヒーローであり、秀一様に喜んで体を差し出す奴隷です。翔吾は確かに弟だけれど、今は弟と言うより、秀一様の野望を叶えるための道具に近いものです」

　そして、ニッと笑い、

「今夜の分は、ちゃぁんと残してあるよ!!」

　と言うと、秀一の頭をくしゃくしゃと撫でたのだ。すると、今度は翔吾が、

「大丈夫ですよ、秀一様」

　と言い、秀一の目の前で恭しく跪く。

「…オレは、秀一様の野望を叶えるための道具です。秀一様が喜んで下さるのだったら、オレはいくらでもこの身を捧げます!!」

「…フフッ!!」

　秀一が笑う。

「とか何とか言いながら、結局、２人とも、ただ気持ち良くなりたいだけなんだろうッ!?」

　と言うと、ポケットから小さな道具を取り出した。そして、カチッ、と言う音を立ててそのスイッチを押した途端、

　ヴウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

　と言う低い振動音が聞こえ始め、

「「ぐぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」」

　と言う真吾と翔吾の悲鳴が聞こえ始めた。

「ああッ!?ああッ!?ああッ!!ああッ!!」

「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」

　突然の刺激に２人は床の上にドサッと言う音を立てて倒れ込み、身悶えし始める。

「…いッ、…痛てえ…ッ!!…痛てええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!…しゅッ、…秀一…、…様アアアアアアアアッッッッッッッッ!!!!!!!!」

「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」

「…ククク…!!」

　顔を真っ赤にして叫び続ける真吾と翔吾。その大きく勃起したペニスが、手で触れていないと言うのに小刻みに震えている。そして、それは２人の体と垂直に勃起したまま、その真っ赤に腫れ上がった先端の鈴口から再び、トロトロと淫猥な液体を溢れさせ続けていた。

「…お前らのペニスの中にナノチップを仕込んで正解だったよ…!!」

　秀一がニヤニヤと笑っている。

「オレがこのスイッチを押した時、お前らのペニスの中に埋め込まれたナノチップが強烈な振動を立てる。それはつまり、お前らのペニスにはオレのさじ加減一つで、いつでも刺激を与えることが出来ると言うわけさ!!」

「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」

「…あ…あ…あ…あ…!!」

　顔を真っ赤にし、目を潤ませて秀一を見上げる真吾と翔吾。だが、そのどちらの口元にも笑みが浮かんでいる。

「…さぁ…。…もう一度、気持ち良くなってもらおうかな!!」

　ヴウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

　小刻みな振動音が更に大きさを増した途端、

「「ぐぎゃああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」」

　と言う２人の咆哮が耳を劈いた。

「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」

　床の上をゴロゴロと転がる２人。

「…しゅッ、…秀一…、…様アアアアアアアアッッッッッッッッ!!!!!!!!」

「…もッ、…もう…!!」

　そして、２人のペニスがビクビクと大きく脈打ち始めた。

「「…出るッ!!…出るッ!!…出る出る出る出るッッッッ!!!!」」

　２人の体が仰向けになり、その腰が大きく弓なりになって行く。そして、

「「出るううううううううううううううううううううううううううううううううッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」

　と絶叫したその瞬間、

　ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!

　と言う物凄い音を立てて、天を突くようにして屹立している２人のペニスから大量の濃白色な淫猥な液体が飛び出し、宙で弧を描いたのだった。

新帝国の奴隷�U　完