●COMMENTARY
No.3「僕が戦隊ヒーローのやられにハマったきっかけ」
皆さん、こんにちは!K-TARO(けーたろう)です。
早いもので、この企画も第3回となりました。今回も張り切っていろいろなことをお話して行きたいと思います。
さて、COMMENTARY
No.3は、何故、僕が戦隊ヒーローのやられにハマったのかをお話したいと思います。
う〜ん…。考えられることは2つあります。
まず、1つは単純にテレビドラマの中で戦隊ヒーローが敵にいろいろな攻撃を受けて悶え苦しむその様に興奮してしまったと言うことです。
僕が一番興奮したのは電撃(痺れ攻撃)です。一番最初は1981年「太陽戦隊サンバルカン」の第20話「機械レスラーの罠」で、カッとなって1人で飛び出して行ったバルシャークがレスラーモンガーとリング上で戦い、ロープに触れた途端、体中に高圧電流が流れて「ぐぅわああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」と叫び続けるシーン。およそ10秒くらいのシーンだったと思うのですが、その叫び声に興奮しました。その後の大平透さんのナレーションで、「高圧電流を浴びて、バルシャークの体から力が抜けた」と言う部分があったんですが、そこで滅茶苦茶ゾクゾクしたのを覚えています。小学校1年生なのに、どんだけその素質があったんやねん、と(笑)
次に興奮したのは1982年「大戦隊ゴーグルX」。第12話「嘘から出た砂地獄」でデスダークに子供と一緒に捕らえられていたゴーグルイエローが、子供と一緒に逃げようとするも絶体絶命のピンチに追い込まれ、子供を助ける代わりに自分が電気椅子に縛り付けられ、体中に電流を流されて「ぐぎゃああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!痺れるウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!」と叫ぶシーンでしたね。
上記2作とも、電流が体に流れる時のイメージで、白や赤色のアニメーションが重ねられるのが何ともリアルで、今でも動画サイトなどで見返したりもしています(笑)
そして!
最も興奮したのは、1983年「科学戦隊ダイナマン」第10話「宇宙からの侵入者」。もう、超有名どころと言ってもいいのではないでしょうか。このシーンのせいで、僕が戦隊ヒーローのやられにハマってしまったと言っても過言ではないです。
宇宙人のふりをしてダイナブラックに近付いたシンカ獣・タコシンカが、まずは生身のダイナブラック・星川竜にタコシビレと言う電撃攻撃を食らわせます。その時の星川竜役の春田純一さんの演技が最高で!本当に体が痺れているかのようにブルブルと小刻みに震えているんですよ。
そして、後半戦、今度はダイナブラックの姿でタコシンカに攻撃を食らわせた時、タコシンカがタコ足をブンブン振り回すとダイナブラックの体から力が吸い取られて行きます。そして、そのタコ足で滅多打ちに遭い、とどめにタコシビレ。その苦しみ具合と言ったらもう、ね。僕のアソコが超ビンビンになるほどでした(爆)
そして、このシーンがきっかけで出来上がった作品がダイナマンネタ「宇宙からの侵入者」だったわけです。テレビドラマの中だと、痺れて体が動かないダイナブラックのところに宇宙人さんが助けに来て形勢逆転してしまうのですが、僕の小説の中では宇宙人さんは助けに来ません。とことんまでにタコシンカにやられていただいています(笑)
でも、それ以降の作品になると、単純に電撃で苦しむだけではなく、スーツ爆破と言うのが入って来るんですよ。1987年「光戦隊マスクマン」辺りからそれが本格化し始めて、子供心に物足りなさを感じましたね。まぁ、それがいい!って言う方もいらっしゃるので、それは人それぞれですね。
そして、もう1つ。戦隊ヒーローのやられにハマったきっかけは、やっぱり、力の強い象徴、ヒーローが敵の狡猾な罠にハマり、屈辱を味わわされ、悶え苦しむと言うところでしょうか。
多分、その頃から僕は敵側に自分の身を置いていたんだと思います。虚弱体質で、すぐにメソメソするような子供だったので、やっぱり、ヒーローのような強いイメージのキャラクターが敵の狡猾な罠にハマり、屈辱を味わわされることに興奮していたんだと思います。
その歪んだ感情は、学校の同級生へと向かって行くことになるのですが。COMMENTARY No.4は「僕がヒーローのやられプレイにハマったきっかけ」と言うテーマで書いてみたいと思います。
それでは、今回はこの辺で。K-TAROでした!