●COMMENTARY
No.4「僕が戦隊ヒーローのやられにハマったきっかけ PART2」
皆さん、こんにちは!K-TARO(けーたろう)です。
COMMENTARY No.4です。頭の中にはいろいろと書きたいことがいっぱい浮かんで来ています。早く皆さんにいろいろなことをお話出来たらいいなぁと思っています。
さて、COMMENTARY
No.4の今回ですが、COMMENTARY No.3の終わりで「僕がヒーローのやられプレイにハマったきっかけ」についてお話したいと書きましたが、よぉく考えると、それはもっと大きくなってからのお話なのかなと思い、タイトルを「僕が戦隊ヒーローのやられにハマったきっかけ PART2」としました。PART2です。PART2。
テレビドラマでの戦隊ヒーローが敵に様々な手でやられて悶え苦しむ姿に興奮するのは確かに、見ていてスカッとした、と言うか、興奮してましたね。特に、ダイナブラックのやられに…(笑)
でも、テレビドラマはあくまでもテレビドラマであって、空想の世界であって、自分が実際に手の届くところにあるわけではないじゃないですか。となると、そんなヒーローをどこで求めるか。
それが、学校だったわけです。
学校と言えば、同級生。運動が出来る子って言うのはだいたいが爽やかでカッコ良くて、当然、女の子にもモテるわけです。普段は物凄くお調子者だったり、ふざけているのに、運動の時だけは滅茶苦茶、キラキラ輝いていると言うか。
つまり、僕の中で生活の中でのヒーローは自然と同級生に向いて行ったわけです。
その中で、やっぱりターゲットロックオンする子が出て来るわけです。あの子もいい、この子もいい、と言う感じではあったのですが、やっぱり、適当にスケベで、僕のことをいろいろ見てくれる子にターゲットロックオンしました。
その子は今でも付き合いのある子です。家も数本北隣りの町内の子で、適度にスケベで。色だと、やっぱり黒かな…。リーダーっぽくはなくて、横にいてくれるようなタイプだったので。
出会いは小学校3年生の時。クラス替えで同じクラスになって、出席番号は僕のすぐ後ろ。だいたい一緒にいる時間が増えて行って。第3回でも書いたように、僕は虚弱体質ですぐにメソメソするタイプだったんですね。でも彼は全く逆。そりゃ、当然、僕のことを一番考えてくれる子でした。何かあれば、すぐに守ってくれたし、僕のことを「親友」って言ってくれたくらいで。日本史好きで、その点で凄く話が通じて、それは今でも一緒です。
で、その子と初めてその子の家で遊んだ時だったかなぁ。他にもクラスの子が来ていて、当時、何故だか覚えていないんですが、「家来ごっこ」って言うのが流行ってたんです。で、僕は何故か、「殿」で、僕の家来が何人かいて。当然、その子も僕の家来でした。まぁ、今から思えば、単なるグループ行動と言うか、よく分からん集団がいくつか出来上がってたわけです(笑)
で、その子が他のグループの家来と言われる子達に捕らえられ、足を前に投げ出して座らされたわけです。「や、止めろ!!」なんて言ってもがく彼。そんな彼の両足に、他のグループの「殿」がやって来て…。「…まッ、…まさか…ッ!?」。彼がぎょっとします。その彼の両足の間に、他のグループの「殿」の右足。そして、それが激しく小刻みに動き出したその瞬間、「ぐぅわああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」と言う彼の絶叫。
その時、初めて電気アンマと言うのを見ました。「止めろオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!」と悲鳴を上げる彼。顔を真っ赤にして、苦しそうに。その電気アンマは相当な時間、続いていました。
気が付いた時、僕はそんな彼に見惚れていました。僕の家来が、僕のヒーローがやられているわけです。まるで、本物の戦隊ヒーローのように。そして、いつしか、僕もそんな彼を虐げたい、僕のヒーローを甚振ってやりたいと思い始めたわけです。
そして、僕は遂に実行に移します。
それから暫くした時、僕はその子と2人だけで遊ぶことになりました。
で、お互いにジャンケンをして、負けた方が勝った方の言うことを聞くと言うゲームをしたんですね。はい、その時には、既に僕の心の中にはおぞましい考えが(笑)
最初に彼が負けました。「じゃあ、仰向けに寝て」、僕がそう言うと、きょとんとしながら言う通りにする彼。で、僕も彼の足元に座ると、彼の両足首をしっかりと持ち、右足を彼の股の間へ。「…まッ、…まさか…ッ!!」、目を見開いてぎょっとする彼。僕は無言で右足をカクカク。その途端、「ぐぅわああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」と言う彼の絶叫。目をギュッと閉じ、本当に苦しそうに。彼のその顔見たさに、何度も何度も電気アンマをやらせて欲しいと頼みまくってましたね。
で、一度だけ、彼のアソコをジーパン越しにギュッと握ったことがありました。それが、他人のアソコを、ジーパン越しではあれ、触った初めての経験でしたね。
あ、僕もジャンケンに負けた時は電気アンマをやられてましたよ(笑)
彼とのそんな経験は中学校まで続いてました。
この彼との経験が、僕の作品の中のオーレンジャーネタ「そして僕らは大人になる」になるわけです。僕が小太郎で、彼はリキ、かな。
それから間が10年くらい空き、20代後半になって彼と再会します。相変わらず、キラキラと眩しい笑みを浮かべて、本当に嬉しそうに僕に言ってくれた彼。
今から思えば、そんな彼は僕のヒーローであると同時に、初恋だったのかなぁと思います。
ある時、メールで「昔みたいなことが出来たら(笑)」と送ったら、「もう無理だよ。あの頃は興味本位だったけど、今は引いちゃう」って返事が返って来ました。
そうだよね。だって、彼は僕がゲイであることを知らないんだから。いや、薄々、勘付いているかもしれないけど。だから、僕もそれ以降は、このことを口に出していません。だって、彼にはずっと僕のヒーローでいて欲しいから。
だからこそ、今でも親友でいてくれるんだろうなと思います。1月の終わりに、一緒に京都へ旅行にも行きました。最近ではNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の話で結構、盛り上がってます。
それでは、今回はこの辺で。K-TAROでした!