●COMMENTARY
No.7「僕が戦隊ヒーローの全身タイツにハマったきっかけ PART2」
皆さん、こんにちは!K-TARO(けーたろう)です。
昨日からお話している「僕が戦隊ヒーローの全身タイツにハマったきっかけ」シリーズ。今日はそのPART2です。昨日は、バラエティグッズのお店で見つけた、いわゆる、市販されている全身タイツについてのお話をしました。
僕が本格的に戦隊ヒーロー(今度は「風」ではなく、ちゃんとしたもの)を購入し始めたのは2010年。たまたま、オークションサイトを見ていて、今、僕が持っているような戦隊ヒーローの全身タイツが売られているんだと知った時には本当に衝撃的でした。
とは言え、1着5,000〜7,000円くらいだったので、「高いなぁ…」と思い、取り敢えず、1着でいいかと思い、オークションサイトに出ていたもののうち、「電磁戦隊メガレンジャー」のメガブルーを購入したのが最初でした。つまり、メガブルーが初めての全身タイツって言うことになりますね。
中国の方だったんですが、日本語が分かる方だったのでやり取りも結構、楽でしたね。
で、1ヶ月ほど待って遂に手に入れたメガブルーの全身タイツ。もうね、ドッキドキでした。今までは誰かに着せて楽しんでいたそれが、今度は自分が着ることになったわけです。
早速、袖を通してみました。何だろう、何か、物凄く不思議な感じでした。まず、初めて着る全身タイツの締め付け感。くすぐったいような、少し窮屈なような、そんな感覚。そして、メガレンジャーのポーズ(腰を落とし、右手を突き出し、左手を腰へ、右足をグッと後ろへ引き、左足を前へ出して膝を折り曲げる)を取ってみました。
…な、…何か、変な感じ!何か、物凄く照れ臭かったような覚えがあります。まぁ、自分を捨て去るのは随分と前から会得していたので(モーニング娘。の曲を何曲か振り付け完コピして、人前で平気で踊るくらいなので(笑))、それは全く問題なかったんですけどね。
で、暫くして、メガブルーだけと言うのも寂しいので、どうせなら、他のキャラクターも欲しいなぁと思った時、そう言った全身タイツをたくさん取り扱っている中国の通販系サイトを見つけたんです。そこでメガレッド、メガブラック、そして、メガシルバーをオーダーしたように思います。
これでメガレンジャー男性メンバーの全身タイツが揃いました。
何故、最初に購入したのがメガブルーだったかと言うと、当時、繋がりのあった戦隊ヒーローフェチの友達が、本格的なメガブルーのアトラクションスーツを持っていて。とは言え、アトラクションスーツは1着ウン万するものもあるし、第一、アトラクションで使用されていたもので、そう言うところでアクションをする方は当然、自分より体格が大きな方だし。更に、年齢を重ねて行く中で体格が変わってしまったら着られなくなってしまうし…。
そんな時、中国の通販系サイトを見つけて。全身タイツだと伸縮率がわりと大きいし、多少、大き目のサイズ(と言っても、だぼだぼのものではなく、自分が普段着ている服のサイズ)を購入しておけば、何年も着られると思い、僕がオークションで手に入れたメガブルーを作って下さったところと同じだと言うことも分かり、購入するに至ったんです。
そこで止めておけば良かったんですが、止められないのが自分の悪い癖でもあり、次々と購入して行きました。もうね、バカでしょ、自分って自分でも呆れてしまうくらい。
順番は覚えていないんですが、フラッシュマン、ライブマン、ジェットマン、ジュウレンジャー、ゴーゴーファイブ、ボウケンジャー、ゴセイジャー辺りを片っ端から買っていたと思います。
じゃあ、そう言った全身タイツをどうやって片付けていたか。ハンガーにかけられれば、最高なんですが、そんなスペースもなく。むしろ、それを露骨に分かる場所に置いておくのも嫌だったので、最初は1つ1つのキャラのタイツ(本体、マスク、グローブ、ベルト、ブーツ。僕は全てのパーツをバラバラにしてもらってオーダーするんです)をきちんと畳み、ジップロックに入れていました。でも、夏場などは中で蒸れてしまい、汗をしていたので、それを止め、45リットルのコンテナボックス(工事関係者などが使用するようなプラスチックのやつ)を買って来て、そこに、マスクを袋代わりにして、その中に本体をクルクルと丸め、グローブ、ベルト、ブーツをきちんと畳んで収納していました。最初の頃はそのコンテナボックスが3つくらいだったのですが、今では20個!もうね、アホでしょ?(笑)
でも…。
その時、どうしても欲しいものがあったんです。それは「炎神戦隊ゴーオンジャー」。ゴーオンブルーが大好きだったんですよ。あんなに優しい友達やお兄ちゃんがいたらって思うくらい。と言うか、そもそも、僕は当時勤めていた会社で「オカン」だったんです。つまり、僕みたいなキャラクターであり、だったら、僕がゴーオンブルーになってもいいのではないかと思い、いろいろ悶々としていました。
そんな時、前にオークションでお世話になった方に話をしてみたんです。通販サイトなどには販売されていないけれど、画像とか送ったらそれを作ってもらうことは可能か、と。
そしたら、いとも簡単にOKをいただけて、ゴーオンジャーの5人の全身タイツを作ってもらえたんです!
届いた時、思い切り泣きましたよ。何がって、ベルトの作り方です。よくこんなふうに考えたなぁと思うくらい。腰のベルト部分の中心部分、バックルの上から銀色のラインが延びて、肩の後ろでマジックテープで留める。その作り方に滅茶苦茶、感動したんです。
早速、着てみました。もう最高でしたね。
そして。
もう1つ、作ってもらいたいものがありました。それは「高速戦隊ターボレンジャー」。僕が今でも好きな、物凄く思い入れのある戦隊ヒーローの全身タイツです。
それは5人プラスブルーターボの生地を緑に変えてもらって、グリーンターボも作ってもらいました。つまり、6体作ってもらいました。
これも届いた時には泣きましたね。マスクのデザインが本物のマスクのようにきちんと作られていて、全身タイツはそれまでとは違い、キラキラと光沢のある生地を使っていただいていて。
当時、オーダーしていた通販系サイトの全身タイツは全て光沢の少ない生地が使われていたんです。
それからもいろいろオリジナルで作っていただいていました。でも、いろいろなことがあって製作していただく場所を変えました。それはPART3にてお話したいと思います。
それでは、今回はこの辺で。K-TAROでした!