●COMMENTARY No.100「When Lucky Turns Into Unlucky」
皆さん、こんにちは!K-TARO(けーたろう)です。
COMMENTARY No.15から僕の作品についての裏話的なエピソードをお話しています。今回は、僕の中で61作目になるキュウレンジャーネタ「When Lucky Turns Into Unlucky」についてお話したいと思います。
この作品がスタートしたのは2017年3月。テレビドラマが始まって3話の時点で既に5話書き上げていました。
インスピレーションが半端なかったと言うか、サソリオレンジ・スティンガーの動きがこの小説を一気に作り上げてくれたと言っても過言ではありません。おまけにスーパー戦隊史上最多の12人構成。更に、スティンガーの兄が宇宙幕府ジャークマターの幹部・スコルピオと言う設定も、キュウレンジャーと言う作品、およびこの小説にどっぷりとハマらせてくれたと言ってもいいと思います。闇堕ちがあったり、メンバーが死亡したり、ディープなストーリー展開もあったり。久しぶりにワクワクさせてくれた作品でした。
更に、シシレッド・ラッキーのキャラクターもこの作品を大いに盛り上げてくれました。ラッキーはとにかく元気いっぱいで熱血で、細かいことは全く気にしない。常に「よぉっしゃ、ラッキー!」が口癖で明るい。そりゃ、端から見れば暑苦しいとさえ思うこともあるでしょう。そんなラッキーだったからこそ、徹底的に甚振りたい、ラッキーのキューエナジーを空になるまで搾り取りたいと思ったわけです。
そこで、スティンガーにお願い(?)して、その毒でメンバー全員を操ってもらいました。メンバー全員が寄ってたかってラッキーを陵辱し、彼のキューエナジーを搾り取ったわけです。
オウシブラック・チャンプから始まり、テンビンゴールド・バランス、ヘビツカイシルバー・ナーガ・レイ、オオカミブルー・ガル、カジキイエロー・スパーダ、コグマスカイブルー・佐久間小太郎、シシレッド・もう1人のラッキー、サソリオレンジ・スティンガー、ホウオウソルジャー・鳳ツルギ、そして、シシレッドオリオン・もう1人のラッキーと言う順番で毎月1人ずつ(最終月は2人)襲わせ、2018年1月に一旦、完結しました。
でも、そこまでで終わらなかったんですよ。やっぱり、ラッキーはイエローライオン・大原丈、メガレッド・伊達健太と同じように何度も何度も甚振りたいキャラクターだったので。
そして、その完結となったのがその続編とも言えるべき第90話からスタートした2019年7月。ここではヘビツカイシルバー・ナーガを更に凶悪化させたヘビツカイメタル・ナーガ、コグマスカイブルー・佐久間小太郎を少しだけ成長させたオオグマスカイブルー・佐久間小太郎。
そして更に、劇場版「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーVSキュウレンジャー」に登場したパトレン1号・朝加圭一郎、パトレン2号・陽川咲也、そして何故かちょい役で登場していたジュウオウザワールド・門藤操を登場させ、2020年2月、全126話と言う大長編で完結となりました。
今でも、機会があったら、またシシレッド・ラッキーを甚振る作品を書きたいと思っています。書けるかな?(笑)
それでは、今回はこの辺で。K-TAROでした!