COMMENTARY No.111「僕が好きなキャラクター:サソリオレンジ、オオカミブルー」

 皆さん、こんにちは!K-TARO(けーたろう)です。

 COMMENTARY No.44から僕が好きなキャラクターについてお話しています。今回は、2017年放送の「宇宙戦隊キュウレンジャー」のサソリオレンジと、オオカミブルーについてお話したいと思います。

 

 まずは、サソリオレンジです。

 サソリオレンジ・スティンガーはテレビドラマでの初登場がいきなり敵組織の中にいたことから、いきなり敵キャラで登場して、後から仲間になるパターンかなと思ったのですが、その期待を大きく裏切ってくれたキャラクターでした。

 結局は、リュウコマンダー・ショウ司令の指示でスパイとして宇宙幕府ジャークマターに紛れ込んでいたと言うことで、味方をも欺いていたと言うわけです。そんな登場の仕方も珍しいなぁと思いました。

 ただ、このサソリオレンジ・スティンガーもいろいろ闇を抱えている人物だったようで、兄・スコルピオが力に魅入られ、闇堕ちしており、そんな兄を倒すために自らの毒を使って凶暴化するも逆にそれがシシレッド・ラッキー達に刃を向けてしまうことに。それを救ったのがラッキーであり、コグマスカイブルー・佐久間小太郎だったわけで。

 その後はメンバーを冷静に見つめ、時に叱咤激励してくれる頼もしい兄貴的存在になっていましたね。時々、残念キャラでしたけど(笑)仲間との絆と言う点でも、スティンガーはいろいろ考えさせてくれたキャラクターだったように思います。

 そんなサソリオレンジ・スティンガーを演じたのは岸洋佑さん。本業は歌手だけあり、テレビドラマでは挿入歌、OVA「宇宙戦隊キュウレンジャー EPISODE OF スティンガー」では主題歌も歌っておられました。

 

 サソリオレンジのスーツアクターを演じたのは今井靖彦さん。冷静なキャラ、レッドと正反対のキャラを演じることが多い今井さんですが、一部情報筋によると、サソリオレンジのスーツアクターは今井さんよりも伊藤茂騎さんが担当することが多かったと言う情報もあります。伊藤さんはアクロバティックな動きが得意な方で、これからも期待大のアクターさんです。

 

 お次は、オオカミブルーです。

 オオカミブルー・ガルは設定上ではラッキーよりも年上、人間にしたら30代と言う設定だったようなのですが、そんなふうには全然見えないと言うところが笑えました。オオカミ、と言うか、犬?と言いたくなるほど、ラッキーに対して滅茶苦茶甘えん坊と言うか、尻尾を振っているように見えました。

 とは言え、やる時はやるのがガル。シシレッド・ラッキーが迷っている時、落ち込んでいる時は殴ってでもラッキーを立ち直らせるほどの熱い男。最終決戦では身を挺してラッキーを守るほど。いやいや、身を挺することも、犬、のような気がしないでもないのですが…(笑)

 それに、コグマスカイブルー・佐久間小太郎には「バカなの?」とバカ扱いされてましたし、他のメンバーからもいろいろ弄られていましたね(笑)

 オオカミブルー・ガルは獣人型宇宙人と言う設定で、俳優さんの起用はありませんでした。声を担当されていたのは中井和哉さん。それまでは悪役での声当てが多かったのですが、今回はヒーロー側のキャラクターの声を担当されました。

 

 オオカミブルーのスーツアクターを演じたのは竹内康博さん。もう文句なしです。オオカミ(犬?)らしい動き、アクロバティックな動きは竹内さんが一番ですね。コミカルに動くところも物凄く印象的でした。

 それでは、今回はこの辺で。K-TAROでした!