COMMENTARY No.16「非番の情事」

 皆さん、こんにちは!K-TARO(けーたろう)です。

 COMMENTARY No.15から僕の作品についての裏話的なエピソードをお話しています。今回は、僕の中で2作目になるデカレンジャーネタ「非番の情事」についてお話したいと思います。

 

 まず、全50話と言う長編ストーリー。実はこれも裏話(?)があるんです。

 この頃、僕は、自分が作り出す小説を、一種の「大河ドラマ」にしたいと考えていました。K-TARO的大河ドラマ。あまりに態度がでっかい名前ですが(笑)

 大河ドラマと言えば、NHKで1年間を通して放送されるドラマで、だいたい50話が相場です。なので、自分の中でも、小説を何とかして50話完結にしたいと考えていました。今から思えば、長すぎるよと言う感じですが、これはこれで結構、楽しかったです。次はどうやってバンを責めようか、なんていろいろ考えながら、「…あ…、…これ、実際にリアルプレイでも出来るじゃ…?」と思い付いたものもあったりしましたね。

 

 ちょうど、某サイトに投稿していた頃、リアルタイムでテレビで放送されていたのがデカレンジャーでした。実は僕、デカレンジャーはあまり見ていなかったんです。ハードボイルド系と聞いていて、あまり興味が沸かなかったんですね。確か、第1回だけ見て、「…まぁ、…いいっか…」となっていたような気がします。ちょうどこの頃、1年おきに戦隊ヒーローの番組を見ていたように思います。何だろ、自分の中で少し冷めていた、と言った感じでしょうか。

 とは言え、僕が小説を投稿していたサイトの運営者さんとお話をしていて少しずつ興味を持ち、まずはキャラクター重視でドラマを見てみることにしたんです。

 その瞬間、一気にネタが浮かびましたよ。まず、デカレッド・バンは絶対に滅茶苦茶に甚振ってやりたいキャラクターに決定。じゃあ、誰がデカレッド・バンを責めるか。デカブルー・ホージーではありきたりすぎる。正直、デカブルー・ホージーは小説のキャラクターにし辛い。デカブレイク・テツでは、昔、放送されていた某ドラマ(「先輩〜」ってよく言っていた教師もののドラマ)になってしまう。となれば、意表を突いてデカグリーン・センちゃんなんかどうだろうと。あのひょうひょう、ほんわかとした雰囲気の中に、何を考えているか分からない、ちょっと怖い感覚があるかもしれない。そんなわけで、デカレッド・バンと、デカグリーン・センの物語がスタートしました。

 

 とは言え、力では敵うわけがないセンちゃんがバンをどうやって押さえ込むか。やはり、弱みを握るしかなかったわけです。そんなわけで、バンのオナニーシーンを見てしまったセンが、それをネタにバンを調教して行く、と言うストーリーを考え付きました。

 そして、物語の中盤でバンを洗脳完了し、そこからはバンが快楽に溺れて行くと言う設定にしたのですが、ただ、バンをサル化するだけでは面白くないと思い、ちょっとヒーロー的要素を入れて、デカグリーンSWATモードに変形したセンに、ノーマルデカレッドのバンがやられると言うストーリー展開を考えました。まぁ、バンとしてはそれに興奮し、更に、センにボロボロにやられると言う辺り、やっぱり従順な奴隷となって行ったわけですが。

 

 僕の中では、ある意味、このバンとセンの関係が理想ですね。普段は一緒に戦う仲間なのに、その任務が終われば、ご主人と従順な奴隷の関係になる、と言う関係。

 そう言えば、ちょうどこの頃、どこかのサイトで、デカレッドデカグリーンの本格的なスーツを着られた方がエッチなことをしているシーンを撮影した画像を見たことがありました。それがまるで僕の小説のワンシーンを再現しているようで物凄く興奮したのを覚えています。

 それが、今の僕の小説のリアル再現をしたいと言う願望に繋がっているのかもしれません。

 2020年1月からこの「非番の情事」を加筆修正しています。なかなか遅々として進みません。新作やこのCOMMENTARYの更新との同時進行はなかなか難しいですが、気長にやって行きたいと思います。

 それでは、今回はこの辺で。K-TAROでした!