COMMENTARY No.17「課外授業」

 皆さん、こんにちは!K-TARO(けーたろう)です。

 COMMENTARY No.15から僕の作品についての裏話的なエピソードをお話しています。今回は、僕の中で3作目になるマジレンジャーネタ「課外授業」についてお話したいと思います。

 

 この作品はデカレンジャーネタ「非番の情事」と同時進行で執筆していた記憶があります。以前、作品を投稿させていただいていたサイトの運営者さんがマジレンジャーが大好きで大好きで。まぁ、僕も「家族愛」がテーマだったマジレンジャーは大好きでしたね。特にマジレッド・小津魁を演じた橋本淳さんが!!

 COMMENTARY No.14でも書きましたが、彼のあの笑顔。八重歯が凄くかわいく見えました。あんな弟がいたらって本当に思いましたもん。根は凄く真面目で熱血なのに、どこか小悪魔的要素があって。あんな弟に甘えられたら絶対に何でも許してしまいそうな雰囲気が…。

 橋本君、今もコンスタントにテレビドラマに出演されてますよね。マジレンジャーを演じた翌年にはNHK連続テレビ小説「ちりとてちん」に主人公の弟役として出演したり、大河ドラマにも出演したり。主役にはなっていないですが、脇をガッチリと固めるポジションがまた魅力的だなぁと思います。

 

 で、兄弟ネタと言えば、やっぱり「禁断の兄弟愛」。しかも、6人目として登場したマジシャイン・天空聖者サンジェルは「ヒカル先生」。「先生」と言えば、「授業」。でも、普通の授業じゃない、魁と翼の禁断の兄弟愛なので「課外授業」としました。

 マジイエロー・小津翼が主人公で、魁に対していろいろいやらしいことをしまくり、その快楽に魁もどっぷりとハマって行きます。時には、仕返しと言わんばかりに魁は翼に対してマジピンクに魔法変身し、翼は姉である芳香に犯されていると思って大混乱を起こします。初めてじゃないかなぁ。ヒーローが女性に犯されるって言うのを考えたのは。でも、中身は魁なのであんまり気にしませんでしたけど(笑)

 

 で、翼と魁が禁断の兄弟愛を繰り広げているのを腐女子のマジブルー・小津麗に知られ、麗に言われるまま、麗の理想とする兄弟像を無理矢理演じさせられる2人。でもまぁ、何だか楽しそうな2人でしたけどね。そして、そこで魁の禁断の愛の告白。チィ兄ィが一番好きだって言う。この「チィ兄ィ」とか「チィ姉ェ」って、某トレンディードラマをパクってるんですよね(笑)

 でもまぁ、結局はこの2人の禁断の兄弟愛も、更にその兄弟愛を利用して自身の歪んだ思いをリアルに楽しんでいた麗も、姉であるマジピンク・小津芳香と、兄であるマジグリーン・小津蒔人にバレて大目玉を食らう、と言うシーンで終わっています。

 

 書いていて凄く楽しかったですね。禁断の兄弟愛とか、ストーリー自体も物凄くコミカルで。今でもそうなのですが、コミカルな作品って完成するまでの時間が短いんですよ。勢いで書けると言うのもあるかもしれませんね。

 兄弟愛はリアルをする時も大事にしますね。年下の友人だったら、弟のように大事にしたいですし、年上の友人だったら、まるで自分が弟のように甘える、と言うか、小悪魔になる、と言うか(笑)

 僕、妹しか兄妹がいなかったためか、男の兄弟って凄く憧れるんですよ。兄貴だったり、弟だったり。だから、余計にこの作品には感情移入をしていたのかもしれませんね。

 2019年3月から6月にかけて、この「課外授業」も加筆修正をし、全37話のバランスを整え、更に大幅にスケールアップしました。

 それでは、今回はこの辺で。K-TAROでした!