●COMMENTARY No.19「僕だけのヒーロー」「僕だけのヒーローU」
皆さん、こんにちは!K-TARO(けーたろう)です。
COMMENTARY No.15から僕の作品についての裏話的なエピソードをお話しています。今回は、僕の中で5作目になるタイムレンジャーネタ「僕だけのヒーロー」と、「僕だけのヒーローU」についてお話したいと思います。
この作品も、以前投稿させていただいていたサイトの運営者様がタイムレンジャーが大好きと言うことで、彼らを主人公にして作品を書いて欲しいと依頼されて書き始めたのがきっかけでした。
実は、この作品も大元となる作品が存在していたんです。しかも、タイトルもそのまま「僕だけのヒーロー」。とある高校生の男の子が、双子の先輩の片方に恋をし、あの手この手で陵辱し、自分のヒーローのようになってもらう。でも、それは同時に双子のもう片方がその男の子に好きなようにされたいと言った、どこかで聞いたことがあるような設定になっていました。なので、その高校生の男の子をタイムグリーン・シオンに、双子の先輩の片方をタイムレッド・浅見竜也に、そして、双子のもう片方をタイムイエロー・ドモンにスライドさせました。もちろん、設定が全く違うのでそこは書き換えましたが。
因みに、オリジナルストーリーの主人公(高校生の男の子)は某ジャニーズアイドル、そして、双子の先輩は本当に双子の俳優をあてていました。
まぁ、当然のことながら、僕自身をシオンに置き換えて、竜也とドモンは自分が好きな男の子にして、あれこれ妄想していたと言うのは当たり前です(笑)
タイムレンジャーも僕はリアルタイムでは見ていませんでした。でも、以前投稿させていただいていたサイトの運営者様からいろいろお話を聞いて、シオンは子供っぽいところがある(まぁ、実際に少年だった)こと、20世紀に生きているタイムレッド・竜也に憧れに近い感情を抱いていること、同じ30世紀に生きているタイムイエロー・ドモンはお兄ちゃんのような存在であると言うこと、などなどを聞き、僕がオリジナルで書いていた作品とピッタリ当てはまることに気付き、これまた物凄い勢いで書き上げたのを覚えています。しかも、50話!外伝2話を入れて計52話!何やってんでしょね、僕(笑)
2012年12月、この続編がスタートしました。「僕だけのヒーローU」です。
タイムレンジャーの中で、ツンデレぶってるけど凄く気になるヒーローが1人いました。それがタイムファイヤー・滝沢直人です。ツンデレもツンデレ、本当は優しいはずなのに自分の感情を上手く表に出すことが出来ない。もし、それがシオンの前だったらどうなるのか、そんなことを考えて作り上げて行きました。多分、シオンには自分の本当の気持ちを出すことが出来るんだろうなぁと思っていたら、いつの間にか、優しい直人さんになっていましたね(笑)
そして、最後はお決まりの竜也とドモン、直人がシオンの餌食になると言う(笑)
そんな本当は優しいのに不器用な直人さん、戦隊オムニバス「ヒーロー源氏物語」第31話〜第33話の「タイムファイヤー編」でも登場していただいています。自分の感情を素直に表に出せないヒーローって、何か、勿体なく思うんですよね。せっかくのヒーローなんだから、もっと感情を爆発させたっていいのにって思うのに…。
そんな「僕だけのヒーロー」ですが、年内、もしくは来年辺りで加筆修正を予定しています。「僕だけのヒーローU」は全体のバランスが取れているのですが、「僕だけのヒーロー」は1話1話のバランスがバラバラ。少しずつ、気長に加筆修正をかけて行きたいと思います。更にスケールアップするシオン君をお楽しみに!(笑)
それでは、今回はこの辺で。K-TAROでした!