●COMMENTARY No.22「ドキドキ☆LOVEパニック」「ズバリ!笑顔がイチバン」
皆さん、こんにちは!K-TARO(けーたろう)です。
COMMENTARY No.15から僕の作品についての裏話的なエピソードをお話しています。今回は、僕の中で8作目になるゴーオンジャーネタ「ドキドキ☆LOVEパニック」と、「ズバリ!笑顔がイチバン」についてお話したいと思います。
まず、「ドキドキ☆LOVEパニック」はテレビドラマ第5話「時々オカン!?」の中で、ゴーオングリーン・城範人が呟いた「この人に、ウソは吐いちゃいけない」と言うセリフ、たったこの一言で一気に出来上がった作品です。あの第5話の延長線上、と言うか、別世界のお話が、「ドキドキ☆LOVEパニック」と言ったところです。
ゴーオンブルー・香坂連は本当に面倒見が良いお兄ちゃん、と言うか、オカン(笑)それでいて、時々、画面の端々で範人といちゃいちゃしている。そんな連が範人に振り回されて、特にエッチなことは恐らくうぶだろうと思い、あんなストーリー展開にしました。でも、時々、連が範人に対して意地悪くなったりしたあたり、連もそれなりに経験を積んでいたのかと(笑)
実はこの「ドキドキ☆LOVEパニック」は、初めて僕自身を投影した作品だったかなと思います。僕が範人で、連は大学時代の友人。学科は違ったんですが、凄く仲が良くて、いつも一緒にいました。と言うか、僕がいつも一緒にいてほしいって言ったような思い出が…。
その子は本当に優しくて、イケメンで、僕のことを本当に弟みたいに思ってくれてて。僕がちょっと意地悪をしてからかうと連みたいに物凄く慌てたりして。結構、スキンシップもあったかなぁ。ハグしたり、彼にもたれかかったり。そんな懐かしい思い出を思い切り膨らませて、この作品は出来上がりました。
それから4年後、連と範人が帰って来ました。「ズバリ!笑顔がイチバン」です。
今度はゴーオンブルー・連を主人公にして、ゴーオングリーン・範人とのその後を描いてみました。「ドキドキ☆LOVEパニック」で恋人同士になり、将来は2人で小さなレストランを開くと言う夢を持った2人。その夢が実現し、ゴーオンレッド・江角走輔、ゴーオンイエロー・楼山早輝、ゴーオンブラック・石原軍平、ゴーオンゴールド・須藤大翔、ゴーオンシルバー・須藤美羽と言う掛け替えのないメンバーの協力を得て、小さなレストランを開いていました。そこで出て来たのが「三角関係」。実は、連には走輔が、範人には軍平が想いを寄せていて、と言う切ない展開も少し織り交ぜつつ、あくまでもわちゃわちゃ、ほのぼのした7人を描きました。
やっぱりですね、思い入れの深い戦隊ヒーローは結構、キャラクターを動かしますね。このメンバーだったら、こんなことが出来る、とか、こんなことをして欲しい、と言った思いが作品を作り上げて行き、そんなキャラクターが結構、勝手に動いてくれるので執筆時間も結構、早かったりします。
ゴーオンジャーは僕の中で本当に思い入れの深い作品です。小説の中では、僕はゴーオングリーン・範人ですが、実生活では結構、ゴーオンブルー・連の役割を担っていることが多いです。特に職場。まさに、オカン!(笑)
また、機会があれば、ゴーオンジャーネタで執筆が出来たらいいなと思っています。
それでは、今回はこの辺で。K-TAROでした!