●COMMENTARY No.27「最強獣戦士誕生!」
皆さん、こんにちは!K-TARO(けーたろう)です。
COMMENTARY No.15から僕の作品についての裏話的なエピソードをお話しています。今回は、僕の中で13作目になるフラッシュマンネタ「最強獣戦士誕生!」についてお話したいと思います。
この作品がスタートしたのは2012年1月。この2011年、2012年あたりは間髪入れずに新作を次々にスタートさせていましたね。記憶は定かではないのですが、わりと1話をアップしてから数日後に更に1話をアップする、と言った感じで間が空いているのも良かったのかもしれません。でも、それで満足しなくなったので、今のようにほぼ毎日アップしているのですが。まぁ、僕のストレス解消ですからね!(笑)
さて、そんなこの作品「最強獣戦士誕生!」ですが、最初はグリーンフラッシュ・ダイを生贄にして終了の予定でした。それがあれよあれよと言う間にブルーフラッシュ・ブン、そして、レッドフラッシュ・ジンをも生贄にして最強の獣戦士が誕生する、と言うストーリーになって行ったように思います。その中心を担ったのが、改造実験帝国メスの幹部・大博士リー・ケフレン様。演じていたのは、今では超ベテラン俳優の清水紘治さんでしたね。清水さんは当時42歳。あんな素敵な俳優さんが顔出しで、しかも悪役を演じると言うのは今から思えば、凄いことだなぁと思います。最近は着ぐるみばかりで、俳優さんが実際に顔出しをして悪役を演じると言うのが全くと言っていいほどありませんからね。その他にもこのフラッシュマンには、改造実験帝国メスの幹部・レー・ネフェルに「科学戦隊ダイナマン」でダイナピンク・立花レイを演じた萩原佐代子さんが、第3勢力であるサー・カウラーに、今では声優として戦隊ヒーロー番組には欠かせない中田譲治さんがご出演なさっておられました。今から思えば、悪役超豪華!と言う感じでした(笑)
最強の獣戦士を作り出すために、様々なアスリートのエネルギーを奪い続けていたケフレン様。でも上手く行かず、ターゲットにされたのはやはりフラッシュマン。獣戦士モシャスを生み出し、モシャスが擬態してフラッシュマンを襲わせることにしたのです。と言うか、獣戦士のネーミングのなさ…。「モシャス」とは、DRAGON QUESTに登場する敵味方関係なく擬態する呪文です。はぁ…(笑)
1人目のターゲットに選ばれたのがグリーンフラッシュ・ダイ。モシャスはダイの友人である子供の望に擬態し、次々にいやらしいことをして行きます。この「望」と言うのは、「天装戦隊ゴセイジャー」に登場した天地望君がモチーフです。そして、ダイのエネルギーを大量に奪い、モシャスはダイに擬態します。
2人目のターゲットはブルーフラッシュ・ブン。モシャスはダイの姿でブンに近付き、ブンと甘いひと時を過ごします。コロッと堕ちたブンからエネルギーを奪うのは簡単なことで、モシャスはブンの力をも手に入れることになります。
知能が付き始めたモシャスが最後のターゲットに選んだのはレッドフラッシュ・ジン。映像で見たレッドフラッシュに擬態し、ジンを襲います。この「偽レッドフラッシュ」が、GALLERYの偽レッドフラッシュの全身タイツへと繋がります。
知能が付き、能力が備わると言うことは、力が付くと言うこと。どこの世界においても、力を付けたものが次に狙うのは支配。このモシャスも、3人のフラッシュ星育ちの戦士から得た力を使い、改造実験帝国メスを手中に収めようとするところで話は終わっています。その後は、皆さんのご想像にお任せしますと言う感じです。
そんなフラッシュマンの数々のやられの中で一番好きだったのは、レー・ワンダが妖獣変化した妖獣士ワンダーラの能力「タイム・ストップ3秒殺し」。3秒だけ時間を止められ、その間に大ダメージを与えると言う必殺技ですが、最後の方には永遠に時間を止めることが出来るようになっています。もし、自分にそんな能力があったら、ヒーローの、いや、自分がいいなぁと思った男性や男子の時間を止めて、あれやこれや、いろいろしたいですね!(笑)
それでは、今回はこの辺で。K-TAROでした!