COMMENTARY No.32「新帝国の奴隷」

 皆さん、こんにちは!K-TARO(けーたろう)です。

 COMMENTARY No.15から僕の作品についての裏話的なエピソードをお話しています。今回は、僕の中で19作目になるバイオマンネタ「新帝国の奴隷」についてお話したいと思います。

 COMMENTARY No.31「暴走」が僕の中で17作目になる作品でした。18作目は、それまで執筆して来た作品の中での初の続編であるガオレンジャーネタ「悪夢のループU」でした。

 

 この作品がスタートしたのは2012年10月。主人公はグリーンツー・高杉慎吾。このグリーンツーは僕の中で、もし、本当に目の前にいるのなら奴隷にしたい2人のうちの1人です。もう1人はライブマンのイエローライオン・大原丈ですね。ただ、僕の中でこの2人は全く正反対の奴隷で、グリーンツーは「滅茶苦茶に甚振って屈辱を味わわせたい奴隷」で、イエローライオンは「僕自身が守られたい奴隷」と言う感じですね(笑)

 

 グリーンツー・高杉慎吾は巨漢で爽やかな青年。それこそ、「気は優しい力持ち」と言ったキャラクターです。でも、どこか詰めが甘いと言うか、レッドワン・郷史郎やブルースリー・南原竜太と比べると、弱いキャラクターですよね。物凄い勢いで突っ込んで行くんだけど、すぐに隙を突かれてダメージを負うイメージが強いです。

 それに、あのだみ声。「グリーンツーッ!!」と名乗るところが、グリーンツー・高杉慎吾を演じておられた太田直人さんも公言されていた「グディーンヅーッ!!」となったり、やられて悲鳴を上げる時の声が何とも言えないくらいに興奮させられたり。

 そんなグリーンツーだからこそ、作品の中で思い切り甚振ってみたいと思いました。で、登場したのが新帝国ギアの首領・悪の科学者ドクターマンの実子である蔭山秀一。ドクターマンが秀一のことを思い、メカ人間プリンスを作り出したこともあったのですが、今度は秀一自身が自らの意志でプリンスとなり、慎吾に襲い掛かった、と言うわけです。

 

 その手助けをするのがジューノイド・三獣士のうちの2人、サイゴーンとメッツラー。僕が好きなジューノイドです。サイゴーンの超能力と電撃、メッツラーの変幻自在な体で慎吾を翻弄します。

 そこへ秀一ことプリンスの攻撃。次々に慎吾に屈辱を与えて行きます。それは慎吾を振り向かせたい、慎吾を自分だけのものにしたいと言う歪んだ思い。そりゃ、目の前に信頼出来る、それこそ、ずっと一緒にいて欲しい人がいたら、誰だって「暴走」してしまうんじゃないでしょうか。

 そんな秀一に徹底的に屈辱を与えられ、秀一の奴隷になることを誓ってしまう慎吾。最後には秀一の慰み物になり、二度とバイオベースへ戻って来なくなってしまいました。

 

 慰み物にしたい奴隷であるグリーンツーと、自身が守られたいと思う奴隷であるイエローライオン。その2人を傍にずっと置いておけたら、どんなにいいでしょうね。仕事から帰って来て、そのストレスを発散させるためにグリーンツーを甚振り、優しく抱き締められて眠りに就きたい、もちろん、アソコはギュッと握ったままのイエローライオン。そんなことが出来たら、本当にいいですね!

 それでは、今回はこの辺で。K-TAROでした!