●COMMENTARY No.37「ざっくばらんな恋」
皆さん、こんにちは!K-TARO(けーたろう)です。
COMMENTARY No.15から僕の作品についての裏話的なエピソードをお話しています。今回は、僕の中で25作目になる仮面ライダー鎧武ネタ「ざっくばらんな恋」についてお話したいと思います。
この作品がスタートしたのは2014年3月。やっぱり、多人数のキャラクターが登場する作品はいろいろな角度、視点から作品が書けるのが本当に楽しいです。
この作品の主人公は仮面ライダーナックルことザック!僕の推しメン第1位のザックです。脚本を書いていらっしゃった虚淵玄さんも仰っておられましたが、ザックは虚淵さんもお気に入りなんだそうです。
最初は仮面ライダーバロンこと駆紋戒斗の影に隠れるようにしていたのですが、戒斗がチームバロンを抜ける頃からみるみるリーダー性を発揮し、仮面ライダーナックルに変身。更に、最終決戦では仮面ライダーバロン・戒斗に刃を向けるまでにもなったザック。
普段はわりとひょうきんで優しいところがあるのですが、戦う時はまさに熱血そのもの。そりゃ、カッコ良すぎるだろ、と言いたくもなりました。鎧武外伝「仮面ライダーナックル」がVシネマで発売されると分かった時はもう、狂喜乱舞でしたね(笑)
さて、僕の作品「ざっくばらんな恋」はそんなザックと、仮面ライダー黒影・真に変身するペコとのほのぼのBLストーリー。
ザックとペコが出逢うところからこの物語はスタートして行きます。しかも、ザックやペコと言う名前はチームバロンの中でのニックネームと言う無理矢理設定。また出ました(笑)
そんなペコのダンスを一目見た瞬間、ザックは恋に落ちます。悩みまくっているザックに手を差し伸べるのが、仮面ライダーブラーボこと鳳蓮・ピエール・アルフォンゾ。あの強烈なオネエキャラのお方です。そんなオネエ様に恋心を見抜かれてしまったザック。何だかんだありながらも、ペコとの恋を成就させたのでした。
…後は…。暑苦しいっちゅうねんッ!!(笑)
今、読み直しても、よくもまぁ、こんなベタベタなアマアマな、暑苦しい作品を書けたものだと自分でも赤面してしまうくらい、暑苦しい2人。と言うか、滅茶苦茶、愛し合っているじゃないですか、ザックとペコ!
しかもペコは仮面ライダーナックルに変身したザックに犯されたがっています。一般人が、悪に操られたヒーローに犯されると言うシチュエーションで興奮するペコ。
片や、ザックは、仮面ライダー黒影・真に変身したペコにやられてしまうと言う、力の差でやられてしまうと言うある意味王道的なシチュエーションでした。まぁ、どちらも、ペコが好きなシチュエーションだったわけですが(笑)
仮面ライダー鎧武のテレビドラマが物凄くダークでディープな作品だっただけに、その中のキャラクター同士でこんなほんわかした作品が書けるのが本当に不思議なくらいでした。
仮面ライダー鎧武ネタは現段階で4作品アップしています。いずれも違ったテイストがありますので、ゆっくりと読んでいただけたら幸いです。
それでは、今回はこの辺で。K-TAROでした!