●COMMENTARY
No.38「イマジネーション!」
皆さん、こんにちは!K-TARO(けーたろう)です。
COMMENTARY No.15から僕の作品についての裏話的なエピソードをお話しています。今回は、僕の中で26作目になるトッキュウジャーネタ「イマジネーション!」についてお話したいと思います。
この作品がスタートしたのは2014年4月。トッキュウジャーはドハマリにハマった作品でした。子供が想像力で大人になってトッキュウジャーになり、悪の組織・シャドーラインと戦うストーリー。子供だけにキャラクターが本当にピュアでキラキラしていて。それに、どこか懐かしくて。「そう言えば、子供の頃、そんなこともあったなぁ…」と自分を重ねては毎回号泣していました。
一番共感したのはトッキュウ2号・トカッチでしたね。子供の頃の僕はまさにトカッチキャラ。友達と遊ぶことも少なくて、休み時間は独りでぽつんとしていることが多くて。本を読んだり、教室にあった電子オルガンを弾いたり。
そんな僕を引っ張り込んでくれたのが幼馴染みのヒーローでした。僕がトッキュウ2号なら、彼はやっぱりトッキュウ1号・ライトですね。明るくてリーダー性があって、エロくて(笑)
そんな子供時代を思い出しながら、毎回、テレビドラマを見ていました。
本当は、僕の作品の中で登場させるキャラクターはトッキュウ1号・ライト、トッキュウ2号・トカッチ、そして、トッキュウ4号・ヒカリだけの予定だったんです。そしたら、いつの間にか、トッキュウ6号・アキラも、なんと、闇の皇帝・ゼットまで登場することになり。と言うか、テレビドラマの中でも何だかんだでトッキュウジャーの面々とゼットって仲が良かったように思いますしね。
で、そんな彼らが話しているネタは、やっぱり小学生。「オナニーのオカズ」でした。小学生中学年くらいになると、やっぱりそう言うことにも興味を持ち始めますもんね。まぁ、僕が幼馴染みのヒーローのせいでこの世界にハマってしまったのも、小学校3年生の頃だったと思います。…やっぱり、ヤツに責任取ってもらおうかな…(笑)
トップバッターはトッキュウ2号・トカッチ。トカッチのオナニーのオカズは、「ライトとヒカリに犯されること」。高校生になっているトカッチ達。その中でライトとヒカリが付き合っていると言うBLネタを炸裂させながら、トカッチはそれを想像してオナニーをしているようです。
次はトッキュウ4号・ヒカリ。ヒカリのオナニーのオカズは、「ライトを犯すこと」。でも、用意周到なヒカリはまず、トカッチを味方に付けます。そして、いつも自分達を振り回すライトに仕返しをするように犯します。その中でトカッチはブチギレてますけど(笑)
そして、次に登場したのがトッキュウ6号・アキラ。アキラのオナニーのオカズはなんと、トカッチにやられること。しかも、股間を蹴り上げられることに快感を見出しているようです。とは言え、最初はいい気になっていたトカッチも、結局はアキラに最後には犯されるんですけどね(笑)トカッチって、やっぱり、そう言うキャラクターなんですよね。
それから、闇の皇帝・ゼット。ゼットのオナニーのネタはやっぱりトッキュウ1号・ライトを犯すこと。自分の闇と共鳴するライトを犯し、ライトは闇のトッキュウ1号へ姿を変えます。でも、所詮は小学生。ピュアな部分が次第に回復し始め、トッキュウ1号へ戻った頃には、ライトはゼットに完全に犯されているのでした。
そして、トリはトッキュウ1号・ライト。ライトのオナニーのネタはさながら自分達のストーリー。闇の力に操られ、次々に堕ちて行くアキラ、ヒカリ、トカッチ。そんな3人に襲われて絶体絶命のライト。このライト編はテレビドラマ第44話「昴ヶ浜へ」がモチーフになっています。
トッキュウジャーで特記すべきことは、各キャラクターの子供時代を演じた子役の子達の演技の頑張りです。毎回毎回、本当にピュアでかわいくて、それが僕らに忘れていた何かを思い出させてくれて。それをそのまま大人時代を演じた志尊淳さん、平牧仁さん、そして、横浜流星さんが引き継いで。僕の中で大好きな戦隊ヒーロー21世紀編の第1位、20世紀編と合わせた総合ランキングでも堂々の第1位です。僕の中で、いつまでも大切にしたい作品です。
そんな思い入れのあった作品だったので、当然のことながら、「イマジネーション!」もその当時最長の全64話となりました。
それでは、今回はこの辺で。K-TAROでした!