COMMENTARY No.41「ラピスラズリブルー」

 皆さん、こんにちは!K-TARO(けーたろう)です。

 COMMENTARY No.15から僕の作品についての裏話的なエピソードをお話しています。今回は、僕の中で31作目になる仮面ライダー鎧武ネタ「ラピスラズリブルー」についてお話したいと思います。

 

 この作品がスタートしたのは2014年12月。僕にとって、仮面ライダー鎧武で執筆する2作目です。

 この作品は劇場版仮面ライダー鎧武「劇場版仮面ライダー鎧武〜サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」をモチーフにしています。その中に登場した仮面ライダー冠・ラピスをメインに、仮面ライダー鎧武・葛葉紘汰とのドタバタコメディを作り上げました。

 オーバーロードの世界の生き残りであるラピスが、オナニー真っ最中の紘汰の目の前に現れるところから物語がスタートします。オーバーロードの世界は、その王であるロシュオが全てを支配し、そのロシュオ次第で繁栄するかしないかが決まると言っています。まぁ、実際、ロシュオが実権を握りすぎたせいで、テレビドラマではオーバーロードは滅んでしまったのですが。

 

 紘汰も戸惑いながらもいろいろなことをラピスに教えて行きます。と言うか、ラピスは中学生くらいの子。そんな子に大人な紘汰がいろいろ教えると言う、ある意味、ショタ的要素が満載のストーリーでした。

 そして、ラピスが気持ち良くなったと思ったら、今度はラピスが紘汰にご奉仕を始めます。そして、紘汰が絶頂に達したその瞬間、お坊ちゃまが登場するんです。

 

 仮面ライダー龍玄・呉島光実と、仮面ライダーナックル・ザックです。光実は登場当初からラピスの肩を持ち、あれやこれやと甲斐甲斐しくお世話します。それが、最後の壮大なオチへと繋がって行きます。

 反対にザックは、紘汰に対して大人な目線で諭していたかと思うと、一転、光実の要望に従い、紘汰とエッチをすることに。当然のことながら慌てふためく紘汰。でもザックはやる気満々。さっさと仮面ライダーナックルに変身し、紘汰に壁ドンをして唇を奪います。その情熱的なこと…!(笑)

 そんなザックにあっと言う間に流され、紘汰は絶頂を迎えます。終わったと思ったのも束の間、紘汰は、今度はラピス、光実、そしてザックに犯されることに…。

 ところが、これは最初から光実に仕組まれていたことだったのです!まぁ、ラピスは偶然に巻き込まれただけなのですが、小悪魔・光実が紘汰をいじめるためにザックを利用し、ラピスはいろいろなことを教え込まれて最後にはすっかり垢抜けて行きます。

 そりゃ、紘汰が最後に叫ぶのも分かります(笑)

 

 実はこの作品、「いきなり最終回」的な終わり方をしたんです。もっと長く執筆しても良かったのですが、ストーリー的にスッキリしたのと、自分の中でも紘汰をいじめてスッキリしたので、第15話の執筆を終えた時、タイトルの横に(最終話)と入れたのを覚えています。あまりごちゃごちゃと書かずに、シンプルに終わるのもありかなと思って。

 それにしても、テレビドラマで仮面ライダー冠・ラピスを演じていた田中偉登さん。随分と変わりました。あの当時は14歳。あどけなくてかわいいなぁと思っていたのに、今では20歳。NHK連続テレビ小説「エール」に出演されていて久しぶりに見た途端、「大きくなったなぁ〜」と呟いていました(笑)

 それでは、今回はこの辺で。K-TAROでした!