COMMENTARY No.44「僕が好きなキャラクター:クローバーキング、デンジイエロー」

 ♪ル〜ルル ルルル ル〜ルル ルルル ル〜ル〜ル〜ル〜ルルッル〜…

 皆様こんにちは。K-TARO(けーたろう)でございます。本日のお客様は…。

 …と、某トーク番組よろしくスタートさせましたが、COMMENTARY No.44からは僕が執筆して来た作品の裏話はしばらくお休みして、僕が好きなキャラクターについてお話してみようかと思います。

 スーパー戦隊シリーズがスタートしたのは1975年放送の「秘密戦隊ゴレンジャー」からです。僕が物心がついて、この世界にどっぷりとハマるようになったのは1983年放送の「科学戦隊ダイナマン」。その間の8年間にも様々な戦隊ヒーローが登場しました。

 最近、動画サイトでそれらの作品を見返すことが多くて、その中で好きなキャラクターについていろいろ語ってみようかと思い付いたのがきっかけです。

 そんなわけで、COMMENTARY No.44では1977年放送の「ジャッカー電撃隊」のクローバーキングと、1980年放送の「電子戦隊デンジマン」のデンジイエローについてお話したいと思います。

 

 まずは、1977年放送の「ジャッカー電撃隊」のクローバーキングです。

 この「ジャッカー電撃隊」とその前に放送されていた「秘密戦隊ゴレンジャー」は、仮面ライダーシリーズを執筆されていた石ノ森章太郎先生の原作だったんですね。全身サイボーグ化手術を受けたヒーローが悪の組織クライムに立ち向かうと言う。サイボーグと言えば、やはり石ノ森先生の「サイボーグ009」がありますね。

 その後も、サイボーグとか機械人間とかは、戦隊ヒーロー番組では敵組織において欠かせないものになっています。…あ、2017年放送の「宇宙戦隊キュウレンジャー」ではテンビンゴールド・バランスや、オウシブラック・チャンプ、ワシピンク・ラプター283がそれにあたりますね。それから、最近では「仮面ライダーゼロワン」でAIまでもが登場するようになりましたし。

 

 クローバーキングはメンバーの中でパワーファイター系。背はさほど大きくなかったものの、その力任せの技で次々と敵をなぎ倒していました。メンバーの中で唯一の死亡者。潜水艇で海底を探索中、事故で酸欠状態となって死亡し、サイボーグ化手術によって蘇生したんです。

 更に、メンバーの中で唯一の性格変貌者(笑)最初は無口で敬語を使っていたのが、慣れたのか、いつの間にか、明るくてひょうきんな存在になったと言う(笑)

 クローバーキング・大地文太を演じた風戸佑介さんはとにかく胸板が分厚かった。夏のシーンではシャツ1枚なのですが、そのシャツがまぁ、ぱっつんぱっつんで。胸板が凄くて妙なエロスを感じました(笑)

 クローバーキングのスーツアクターは古賀弘文さん。クローバーキングの技である「キング重力プレス」では大の字で高いところから飛び降り、戦闘兵クライマーの集団の上に飛び乗ると言う技を決めています。これ、いつか、やってみたい!(笑)

 

 お次は、1980年放送の「電子戦隊デンジマン」のデンジイエローです。

 デンジイエローは天才大学生と言う設定。メンバー的には最年少になるのでしょうか。そのわりには他のメンバーにかなりタメ口でしたし、デンジブルー・青梅大五郎(演じられたのが大場健二さん)とは夫婦漫才のようなことをしてみたり。正直、大学生には見えなかったかなぁ(笑)

 キャラクター的にはメンバーの食事担当だったり、いわゆる、ほんわか系。癒し担当と言ってもいいかもしれません。

 デンジイエロー・黄山純を演じられた津山栄一さんはその当時からイケメンで、お年を召した現在もかなりイケメン。デンジイエローのスーツの中にも入られたことがあるんだとか。

 

 デンジイエローもどちらかと言うとパワーファイター系でしたね。あ、やっぱり僕、パワーファイターが好きなのはもう小さい頃からだったようです(笑)

 設定によると、デンジイエローは天才大学生で巨漢と言う設定だったそうです。やはり、黄色=キレンジャーのような巨漢、カレー好き、と言うのがこの頃は定着していたようですね。でも演じられた津山さんはそこまで巨漢ではなかったです。

 デンジイエローのスーツアクターは伊藤久二康さん。このデンジイエローを皮切りに、1981年放送の「太陽戦隊サンバルカン」ではバルパンサーのスーツアクターを、1982年放送の「大戦隊ゴーグルファイブ」ではゴーグルイエローのスーツアクターを担当されました。

 それでは、今回はこの辺で。K-TAROでした!