COMMENTARY No.45「僕が好きなキャラクター:バルシャーク、バルパンサー」

 皆さん、こんにちは!K-TARO(けーたろう)です。

 COMMENTARY No.44から僕が好きなキャラクターについてお話しています。今回は、1981年放送の「太陽戦隊サンバルカン」のバルシャークと、バルパンサーについてお話したいと思います。

 

 まずは、バルシャークです。

 サンバルカンと言えば、男性だけで組まれた戦隊と言うことで、先にも後にも類を見ない戦隊ヒーローでしたね。陸海空と言う、自衛隊をモチーフにした作品で、バルシャークは名前の通り、地球平和守備隊の海軍将校の23歳の青年と言う設定でした。おまけに優秀な海洋学者でもありました。

 

 バルシャークと言えば、やっぱり、第20話「機械レスラーの罠」が一番印象に残っています。柔道の教え子だった子供がブラックマグマの襲撃によって怪我をさせられ、カッとなって1人で飛び出し、機械生命体レスラーモンガーとリングの上で戦うも、そのリングのロープに触れた途端、高圧電流がバルシャークを襲い、体中から力が抜けてレスラーモンガーにボロボロにやられてしまう、と言う回です。

 バルシャーク・鮫島欣也を演じていた杉欣也さんの絶叫が堪りません(笑)

 バルシャークのスーツアクターは何と、メタルヒーローの初代〜3代のスーツアクターを務めた方々です。宇宙刑事ギャバンの大葉健二さん、宇宙刑事シャリバンの渡洋史さん、そして、宇宙刑事シャイダーの柴原孝典さんでした。

 なので、電撃でやられると言うことでは、1983年放送の「科学戦隊ダイナマン」のダイナブラックより先と言うことになりますね。昭和の戦隊ヒーローは電撃のやられが多かったのに、最近はそう言うのがなくなってしまいましたね…。

 

 お次は、バルパンサーです。

 バルパンサーはメンバーの中で最年少、地球平和守備隊レンジャー部隊隊員の19歳の青年と言う設定でした。明るくてひょうきんで、ちょっとおバカ(笑)驚くと「ひょひょ〜!」と素っ頓狂な声を上げ、更に犬と女の子が苦手と言う。

 小柄で身軽で、ちょこまかとすばしっこい。バルパンサーだけにそうなのかもしれませんね。

 

 バルパンサー・豹朝夫を演じたのは小林朝夫さん。あの小林亜星さんのご子息です。第38話では親子共演もしています。タイトルも「豹朝夫のおやじ殿」。役名は豹朝太郎。岐阜の飛騨高山で林業を営んでいるがんこ親父、と言う設定でした。

 バルパンサーのスーツアクターは伊藤久二康さん。COMMENTARY No.44でも書きましたが、1980年放送の「電子戦隊デンジマン」のデンジイエロー、1982年放送の「大戦隊ゴーグルファイブ」のゴーグルイエローのスーツアクターも担当されました。

 それでは、今回はこの辺で。K-TAROでした!