COMMENTARY No.63「僕が好きなキャラクター:アバレッド、アバレブラック」

 皆さん、こんにちは!K-TARO(けーたろう)です。

 COMMENTARY No.44から僕が好きなキャラクターについてお話しています。今回は、2003年放送の「爆竜戦隊アバレンジャー」のアバレッドと、アバレブラックについてお話したいと思います。

 

 まずは、アバレッドです。

 第一印象、うるさい!暑苦しい!(笑)

 これもガオレッドと同じように、アバレッド・伯亜凌駕を演じた西興一朗さんの声質がそう思わせたのかもしれません。とにかく元気で、お節介で、人の心にグイグイ入り込んで来る。それはアバレキラー・仲代美琴とのやり取りを見ていてもそう思いました。でも、それは愛情の裏返し。真剣にその人のことを考えているからこそ、お節介なことをしてしまうんだと思います。

 そのキャラクターが、何だか、自分自身とよく重なりました。

 

 そんなアバレッドのスーツアクターを演じたのは福沢博文さん。凌駕らしいコミカルな動きをすることもあれば、恐竜のように猛々しい動きをすることもあり、何より、スラッとした体型が赤色のスーツに映えて凄くカッコ良く見えたのを覚えています。もう、文句なしのアクターさんですね。今でも、そんな福沢さんのアクションが様々なスーパー戦隊のスーツの中の人へ伝授されているように思えます。

 

 お次は、アバレブラックです。

 アバレッドが「陽」のキャラクターなら、アバレブラック・アスカは「陰」のキャラクターでしょうか。とにかく、同情してしまうと言うか、目を覆いたくなる現実が物凄く多く、スーパー戦隊史上、最も不幸なキャラクターなんじゃないかと思うほどでした(笑)

 自分達が住んでいた世界、ダイノアースをエヴォリアンに侵攻され、エヴォリアンが次は地球(アナザーアース)を狙っていると知って急いでアナザーアースに来て凌駕達アバレンジャーの素質を持った3人の若者をアバレンジャーにし。

 かと思えば、上手く武器を使いこなせず、凌駕達に邪魔者扱いされ。更に、恋人であったマホロがエヴォリアンに操られてジャンヌとなってアスカの目の前に現れ。

 ジャンヌに取り憑いた暗黒の鎧を取るために自らがその暗黒の鎧に魅入られ、操られ。とにかく、不幸そのもののキャラクターでした(笑)

 でも、アスカさんのお人好しの性格は大好きでした。

 

 そんなアバレブラックのスーツアクターを演じたのは日下秀昭さん。1997年の「電磁戦隊メガレンジャー」のメガシルバー辺りからこの辺りまで、戦隊ヒーローの中の人を演じることが多かったですね。と言うか、巨大ロボの中の人と兼務だったようです。やはり、ガッシリとした体型が凄くカッコ良かったのを覚えています。

 それでは、今回はこの辺で。K-TAROでした!