●COMMENTARY No.84「性獣の生贄」
皆さん、こんにちは!K-TARO(けーたろう)です。
COMMENTARY No.15から僕の作品についての裏話的なエピソードをお話しています。今回は、僕の中で39作目になるギンガマンネタ「性獣の生贄」についてお話したいと思います。
COMMENTARY No.83「傾向と対策」が僕の中で37作目になる作品でした。38作目は、僕の中での続編6作目にあたるメガレンジャーネタ「処刑!メガレッドU」でした。
この作品がスタートしたのは2015年9月でした。この頃、毎月連続で新作をアップしているんですよ。よくもまぁ、次から次へとストーリーが浮かぶものです(笑)
さて、この作品の主人公はギンガブルー・ゴウキ。僕が大好きな「気は優しい力持ち」タイプのヒーローが悪の餌食になると言うストーリーです。しかも子供に!(笑)
ゴウキを襲う刺客は宇宙海賊バルバンの幹部、れっきとした大人ではなく、子供!バルバンの手先である子供がゴウキのアースの力を奪い、その強靭なエネルギーで魔獣ダイタニクスを復活させようとします。しかも、その子供達はゴウキ達ギンガマンが居候しているシルバースター乗馬倶楽部に勤める青山晴彦の一人息子・勇太のクラスメイトになりすましていました。そのキャラクター名が「来斗」、「晴」、そして「洸」(笑)
やっぱりね、子供と言えば、2014年放送の「烈車戦隊トッキュウジャー」の面々でしょう。この3人は後の作品にも頻繁に登場します。普段は悪戯っ子な来斗、真面目で勉強家で弱虫な晴、そして、冷静な洸と言う、トッキュウジャーの世界観そのままなのですが、その仮面の下には恐ろしいほどの欲望が渦巻いていました。
ギンガブルー・ゴウキのアースの力をどうやったら奪えるか、とんでもないことを考えていたわけです。鈴子先生に惚れているゴウキをからかうようにしてゴウキのアソコの大きさを確かめた後、いよいよ行動に出ます。
三者三様の能力を持ち、ギンガブルーにギンガ転生したゴウキを追い詰めます。来斗と洸は武術で、晴は超能力でゴウキを痛め付け、そして、ゴウキのペニスをいやらしく責めて行きます。そして、ゴウキのそこから溢れ出るアースの力を奪った時、3人は大人へと急成長します。しかも、名前が「ライト」、「トカッチ」、「ヒカリ」(笑)
いや、これは自分で言うのもあれですが、上手いことやったなぁと今でも感心してしまうほどです。と言うか、この3人の絶妙な掛け合いが個人的には好きです。ライトらしさ、トカッチらしさ、ヒカリらしさが出ていて、そのコンビネーションがトッキュウジャーのワンシーンそのままのようになっていたのではないかと思います。
そして、ギンガブルーにギンガ転生したゴウキは、アースの力がたくさん貯蔵されていると言う男としての象徴を徹底的に責められ、勇太を救えないと言う絶望の中、最終的には全てのアースの力=淫猥な液体を最後の一滴まで搾り取られ、処刑され、勇太を失った悲しみで廃人同然となってしまったのでした。
優し過ぎるがゆえに、それが命取りになることもある。優しさだけでは、戦えない。泣き虫なゴウキだからこそ、出来上がった作品なのではないかなぁと思います。ギンガブルー・ゴウキを演じておられた照英さんも、今はほりがすっかり深くなられましたが、あの当時はまだ幼さが残っていて、体格もガッシリとしていて、本当に「気は優しいお兄さん」と言う感じでした。
ギンガマンネタでの作品はこれまでのところ、この作品しかないです。いずれ、他のキャラクターでも何か書けたらいいなぁと思います。
それでは、今回はこの辺で。K-TAROでした!