COMMENTARY No.88「アカニンジャー消滅!」「続・アカニンジャー消滅!」

 皆さん、こんにちは!K-TARO(けーたろう)です。

 COMMENTARY No.15から僕の作品についての裏話的なエピソードをお話しています。今回は、僕の中で46作目になるニンニンジャーネタ「アカニンジャー消滅!」と、「続・アカニンジャー消滅!」についてお話したいと思います。

 COMMENTARY No.87「希望と絶望」が僕の中で44作目になる作品でした。45作目はライブマンネタ「歪んだ友情V」でした。

 

 この作品がスタートしたのは2016年2月。この作品は劇場版「手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド」からヒントを得て書き上げました。

 メインの敵キャラとして登場する闇博士マーブロ。このキャラクターを映画で演じていたのが南海キャンディーズの山里亮太さんだったんです。その陰湿なキャラクターと言ったら、もう、僕の大のお気に入りの悪役でしたね。そんなマーブロがアカニンジャー・伊賀崎天晴を徹底的に甚振る。映画の中で天晴のことを消滅させようとし、「出涸らし」とまで呼んでいます。そんなマーブロのキャラクターをそのままに、この作品の中でアカニンジャー・天晴を消滅させようと考えました。

 

 ただ消滅させるだけでは面白くもないので、やはり徹底的に屈辱を与えたいと考えました。そこで、天晴の淫猥な液体に濃縮されている忍タリティーを奪い、クローンのアカニンジャーである闇アカニンジャーを生み出します。

 更に、この闇アカニンジャーは言わば、アカニンジャー・天晴の分身。傷付けられれば、天晴も傷付き、殺されれば、天晴も死ぬと言う運命でした。と言うことは、闇アカニンジャーが淫猥なことを始めれば、それと同時にアカニンジャー・天晴も淫猥なことを始める、と言う屈辱までもが一緒だったわけです。

 この闇アカニンジャーのせいで、天晴は何度も何度も淫猥な液体を搾り取られ、そこに濃縮されている忍タリティーを奪われ、“消滅”してしまうのでした。

 

 「アカニンジャー消滅!」を完結させて11日後、再び、アカニンジャー・天晴を甚振るテーマで作品を書くことにしました。忍タリティーを大量に奪われたアカニンジャー・天晴は、実は消滅しておらず、異空間に飛ばされていた、と言う設定で誕生したのが「続・アカニンジャー消滅!」です。2016年9月にスタートしました。

 そこでは天晴は、自分自身が仲間を殺害、陵辱する幻影を見せられ、挙句の果てにはスターニンジャー・キンジ・タキガワまでもが登場し、天晴を追い詰めます。天晴のせいで他の仲間達が殺されたと思っているキンジは徹底的に天晴を陵辱します。そこへ闇アカニンジャーも加わり、2人で天晴の忍タリティーを奪うと同時に天晴の記憶をも消滅させて行き、文字通り、「出涸らし」にして行きます。そして、最後は記憶をも失い、文字通り、「出涸らし」にされて異空間に取り残され、幻影として見せられていた事実が本物になり、手裏剣戦隊は全滅してしまうのでした。

 

 そんなアカニンジャー・伊賀崎天晴は戦隊オムニバス「ヒーロー源氏物語」第49話〜第51話にも登場します。ここでは天晴は股間を思い切り蹴り上げられ、喜んでいます(笑)

 僕の中でアカニンジャーもボロボロに甚振りたいタイプのキャラクターです。またいつか、機会があったら、アカニンジャーをターゲットにして作品を書いてみたいと思います。

 それでは、今回はこの辺で。K-TAROでした!