COMMENTARY No.89「本能覚醒!」

 皆さん、こんにちは!K-TARO(けーたろう)です。

 COMMENTARY No.15から僕の作品についての裏話的なエピソードをお話しています。今回は、僕の中で47作目になるジュウオウジャーネタ「本能覚醒!」についてお話したいと思います。

 

 この作品がスタートしたのは2016年3月。正直、この作品も僕の中ではバイオレンティックな作品の1つになっています。ボウケンジャーネタ「呪詛」から半年後にスタートさせたこの作品ですが、やっぱり、僕には骨がボキボキと折れる、とか、血が噴き出す、などのバイオレンティックな表現は合わないと言うことがよく分かり、この作品以降、バイオレンティックな表現を用いた作品は書いていません。

 

 のんびりとした平凡な毎日の中に現れたデスガリアン。しかも一番陰湿でやり辛い幹部・クバルが現れました。個人的にはクバルのように陰湿でネチネチとした幹部は大好きなんですけどね(笑)

 そんなクバルと相対するために本能覚醒したジュウオウイーグル・風切大和とジュウオウライオン・レオ、そして、ジュウオウエレファント・タスク。でも、クバルはちゃあんと次の手を考えていて、まず最初に捕らえられたジュウオウライオン・レオに妖しい薬を注射し、洗脳してしまいます。

 この頃には、大和はクバルの刃付きの鞭によって体をズタズタに切り裂かれ、ジュウオウイーグルのスーツもボロボロになっています。

 そして、その次にはジュウオウエレファント・タスクまでもがクバルの薬によって洗脳され、2人は大和に刃を向けます。そんな2人を元に戻そうと、大和はありとあらゆる本能覚醒を繰り返します。ジュウオウゴリラジュウオウホエール。ですが、動物の本能を目覚めさせられたレオとタスクにはそれは全く通用せず、大和を甚振った後にその体を愛撫し、そのペニスから溢れるジューマンパワーを搾り取ります。

 

 それだけで完結しても良かったのですが、やっぱり、ジュウオウライオン・レオとジュウオウエレファント・タスクの攻撃だけでは面白くないなと思い、登場させたのがジュウオウザワールド・門藤操でした。

 みっちゃんは我を失うととんでもなく凶暴化します。その凶暴さが、大和を更にズタズタにしてしまったのです。ジュウオウザワールドの野性大解放によって出された必殺技・ワールドザクラッシュによって大和は骨までズタズタに折れてしまったのです。

 でも、それだけではジニスは終わらせませんでした。コンティニューメダルを使い、大和の体に異変を起こさせ、レオやタスク、そして、みっちゃんの感情をも支配し、文字通り、全員が本能の赴くままに体を絡ませ合い、大和をボロボロにしたのでした。

 ちなみに、ジュウオウザワールド・みっちゃんも大好きなキャラクターです。ウジウジしたり、すぐにいじけたり。ちょっと弱々しいところがあっていらいらさせるキャラクターは、この後、ジュウオウジャーネタ「めんどくさいやつら」や戦隊オムニバス「ヒーロー源氏物語 巻之二」第49話〜第51話でも登場します。

 それでは、今回はこの辺で。K-TAROでした!