COMMENTARY No.94「宇宙からの侵入者」

 皆さん、こんにちは!K-TARO(けーたろう)です。

 COMMENTARY No.15から僕の作品についての裏話的なエピソードをお話しています。今回は、僕の中で52作目になるダイナマンネタ「宇宙からの侵入者」についてお話したいと思います。

 

 この作品がスタートしたのは2016年8月。何でこのタイミングだったんだろうと、今、思えば不思議な感覚です。もともと、ダイナブラック・星川竜のあのやられ方のせいで妙な興奮を覚え、ヒーローをボロボロにしたいと言う願望を子供心に植え付けられ、クラスの中で適度にひょうきんで背が高くて、そこそこイケメンな子をダイナブラックのように陵辱したいと思うようになり、それで自慰行為に耽り(わお!)、今ではこんな風になってしまったと言うのにッ!!(笑)

 今、思えば、本来であれば、この作品がデビュー作でも良かったほどなのにッ!!

 本当にねぇ、ダイナブラック・竜さんのあのやられは滅茶苦茶興奮しましたね。特に、電撃と言うのが良かったのと、ダイナブラック・星川竜を演じ、更にダイナブラックのスーツアクターまで演じられた春田純一さんのあの苦しみ方が良かったですね。激しく体を痙攣させ、画面へ向かって左手を突き出し、それがやがてグッタリとしてしまう。電撃はあの頃はヒーローを甚振る主流でしたしね。1981年放送の「太陽戦隊サンバルカン」のバルシャークのやられとか、1982年放送の「大戦隊ゴーグルファイブ」のゴーグルイエローのやられとか。

 それから、ダイナマンのスーツから素材が変わったんですよね。光沢があって、しかも下半身が白。それが土に汚れて茶色く変色して。その汚れ具合が凄く良かったです。今でもズボンのお尻の部分がお尻の形に茶色く変色していたり、白いスポユニ(特に野球部のあのぴちっと太ももに張り付いたようなユニ)が土で汚れているのを見ると何とも妙な気分にさせられます(笑)

 

 この作品はテレビドラマ第10話「宇宙からの侵入者」のパラレルワールド的な感覚で執筆をしたこの作品です。もし、進化獣タコシンカにボロボロにやられているダイナブラックを宇宙人さんが助けに来なかったら、と言うテーマで綴って行きました。

 テレビドラマではエネルギーを吸い取られ、タコシビレと言う電撃を何度も食らって体をブルブル震わせて苦しんでいるダイナブラックに、タコシンカがとどめを刺そうとしたところで宇宙人さんが助けに来てしまいます。

 ですが、この作品では絶体絶命のダイナブラックのエネルギーを吸い取り、抜け殻にして秘密のアジトへ連れて行き、更に徹底的に拷問を加えると言う設定にしました。またそんな時にタイミング良く、NHKの番組でミズダコの生態とかやってるんですわ。それを物凄く参考にさせていただき、更にタコと言う足を8本持つ生物の特徴を生かして、フルコースでダイナブラックを陵辱させていただきました。

 

 ちなみにこの作品、中国にお住まいの知り合いの方に中国語版で読んでみたいと言われ、第1話を頑張って中国語に翻訳し、送ったのを覚えています。そのために擬音語や擬態語を中国語でどう言うか書かれた本を買い、やってみたんですが、なかなか上手くは行かなかったです。日本語独特の表現などを他の言語に訳すのは物凄く難しいなぁと改めて感じさせられました。

 それでは、今回はこの辺で。K-TAROでした!