COMMENTARY No.95「めんどくさいやつら」

 皆さん、こんにちは!K-TARO(けーたろう)です。

 COMMENTARY No.15から僕の作品についての裏話的なエピソードをお話しています。今回は、僕の中で53作目になるジュウオウジャーネタ「めんどくさいやつら」についてお話したいと思います。

 

 この作品がスタートしたのは2016年9月。正直、この作品の主人公であるジュウオウエレファント・タスクに僕自身を重ねていたように思います。

 何で僕ばかりこんなに苦労しなきゃいけないんだ、と言うのが僕の中学生の頃からの性分でした。今もそうなのですが。

 別に他人のことなんてどうでもいいのに、何故か、いわゆる、悩み相談室みたいな存在になっていて。受験もあると言うのに他の子の勉強を見てあげたり、他の子のために、他の子のために、と言うのが僕でした。

 中にはジュウオウザワールド・みっちゃんのような「めんどくさい」やつもいたりして。それこそ、出来ることならそいつを洗脳し、いいように操ってやりたいとさえ、思うこともありました。まぁ、その子がイケメンじゃなかったのがマイナスポイントでしたが(笑)

 ただ、最近、何だったか、ネット記事を見ていたら、どうやら、僕はそう言う星のもとに生まれているのだそうで、悩みごとがある子が1人去ったら、その後ろにすぐにまた別の1人が控えていると言うような星のもとに生まれたんだそうです…。

 

 この作品ではタスクが相当なストレスを抱えています。何で僕ばっかりがこんなに苦労しなきゃいけないんだ、と常にプンスカ怒っているような、いらいらしているような、そんな感じでした。まさに、僕ですね(笑)

 そのストレス解消のつもりで、ちょうどタスクに相談事にやって来たジュウオウザワールド・みっちゃんをからかい、エッチなことをし、洗脳します。みっちゃんのその相談と言うのが、ジュウオウシャーク・セラとジュウオウタイガー・アムを同時に好きになってしまったと言うこと。そんなみっちゃんを男にしたいと嘘八百を並べ立てて、タスクはみっちゃんを洗脳しようとしています。と言うかみっちゃん、頭の中でワニ男、サイ男、そしてオオカミ男とまたもや相談していますが(笑)

 そして、ちょっとからかったつもりが、あまりの快楽にみっちゃんはコロッと洗脳され、タスクをも気持ち良くします。快楽にコロッと堕ちる、しかも、みっちゃんのような何にも知らないうぶな子が、と言うのは僕の中でも征服感がありますね。まるで、真っ白なままのその子を自分の色に染めたような、そんな感じです。

 そして、そんなみっちゃんを更に堕とし、更にめんどうな人物、ジュウオウイーグル・大和までもを利用します。

 

 大和はみっちゃんに出逢った時からとにかくみっちゃんが大事な性格。何かとみっちゃんの傍に寄り添い、みっちゃんを守ります。そんな大和、初めて出来た友達だからこそ、みっちゃんは大和にご奉仕をします。

 それが結果として、2人の仲が急速に縮まることを意味し、2人は最終話以降、2人だけの逢瀬を重ねて行きます。その後の2人がどうなったかについては皆さんのご想像にお任せするとして、ぽつんと取り残されたタスクは複雑な心境でしょうね。そう言った感情も、「めんどくさい」と思ってしまうのでした。

 それでは、今回はこの辺で。K-TAROでした!