終わらない因縁 第38話(最終話)

 

「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!

 眩しいほどに真っ白な空間に響き渡る亮の絶叫。

「…あッ、…兄貴イイイイイイイイッッッッッッッッ!!!!!!!!…もッ、…もうッ、止めて…くれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!…いッ、…痛てええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!

 両足を持ち上げられ、それを体の上で折り曲げられたような格好になっている。その顔は真っ赤になり、目を硬く閉じて頭をぶんぶんと左右に振り乱し、絶叫していた。それに対し、

「…おう…ッ、…う…うううう…ッッッッ!!!!

 と、こちらも顔を真っ赤にし、呻き声を上げる大五。だが、その顔には亮とは正反対に恍惚な笑みが浮かんでいた。

「…す…っげ…え…!!…亮のケツ、…すっげぇ、…締まる…ッ!!…俺の、…チンポが、…ちぎれ…そうだ…!!

 そうなのだ。

 亮の筋肉質な双丘の奥にある秘門。そこになんと、大五の大きく勃起したペニスが突き刺さっていたのだ。

「…たッ、…頼むから…ッ!!…抜いて…くれ…ええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!

 そう叫びながら、亮は尻の筋肉を閉じようとする。亮にとっては、普段、出すだけの機能のところに、外部から巨大な異物が入り込んで来ていると言う感覚だった。それゆえ、尻の筋肉を閉じることで、それを無理矢理にでも押し出そうとした。だが、それは大五にとってはペニスを締め付けられると言う凄まじいほどの快感の電流を流されただけに過ぎず、

「…うああああ…ッッッッ!!!!

 と声を上げ、眉間に皺を寄せた。

「…や、…止めろよ、…亮…ッ!!…もっとお前を感じたいのに、…イッて…しまうだろ…?」

 そう言うと、大五はゆっくりと腰を前後に動かし始めた。

 …ズッ!!…ズチュッ!!…ズッ!!…ズチュッ!!…ズチュッ…!!

 淫猥な音が聞こえ始めると同時に、

「…ひぐ…ッ!!…う…ッ、…んん…ッ!!…んふうううう…ッッッッ!!!!

 と、亮が呻き始める。

「…や、…止めて…くれ…ッ、…兄…貴…ッ!!

 目にいっぱい涙を溜めながらそう言っても、

「…ああ…、…あああ…!!…ああああ…ッッッッ!!!!

 と、大五は一心不乱に腰を前後に揺り動かすだけだ。

「…すご…い…!!…亮のケツ…、…凄く…気持ち…いい…ッ!!

 ズチュズチュッッッッ!!!!ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!

 少しずつ大五の腰の動きがリズミカルになって行く。

「ああ!!ああ!!ああ!!ああ!!

 それに合わせ、口を半分、ぽかんと開けた状態で声を上げ続ける。そして、何度か腰を前後に動かしたその時だった。

「ふああああッッッッ!!??

 突然、亮が素っ頓狂な声を上げた。それには大五も驚いて、

「…亮…?」

 と声を掛けていた。

「…あ…あ…あ…あ…!!

 自分でも信じられないほどに、ビリビリとした感覚が体を駆け巡ったのが分かった。それを聞き逃す大五であるはずがなく、

「…ククク…!!

 と、再び、目をギラギラと輝かせて口元には不気味な笑みを浮かべた。

「…亮…!…お前、…尻で感じてしまったのか…?」

 その言葉に、亮は顔を真っ赤にし、

「…んな…!!…んなわけ、ねえだろッ!!

 と言った。だが、全てを見抜いたかのように、大五はゆっくりと腰を引いた。そして、

「…ここか?」

 と言ったかと思うと、亮の秘門に入り込んでいる自身のペニスを少しだけ前へ押し進め、そこで震わせるように動かした。その瞬間、

「ああッ!?ああッ!?ああッ、…ック…ッ!!…ぁぁぁぁああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 と、亮が悲鳴に近い叫び声を上げた。それだけではなく、それまで小さく萎んでいた亮自身の男としての象徴であるペニスが少しずつ頭をもたげ始めたのだ。

「ははッ!!亮ッ、お前、やっぱり感じてるんじゃないか!!

 そう言うと、大五は腰をその部分で小刻みに震わせるように振動させたのだ。

 ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!

 鈍い音と同時に、

「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!

 と亮が悲鳴を上げ、体を弓なりにさせる。

「…やッ、…止めろオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!…止めて、…くれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!うぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 今まで感じたことのない感覚が亮を襲う。だがそれは確実に亮に快楽の刺激として伝わったのか、亮のペニスは今では完全に大きく勃起していた。

「そんなにも気力をクジャクに与えたいのか?…だったら…!!

 腰をリズミカルに前後に振りながら、大五は亮の大きく勃起したペニスを握った。そして、

「お前をまたイカせてやるよッ!!

 と言い、亮のペニスを激しく上下に刺激し始めたのだ。

 グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!

 ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!

 鈍い音が前から後ろから聞こえ、

「ひぃぎぃやああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 と、亮が首筋に血管を浮き立たせ、顔を真っ赤にして叫ぶ。

「そぉらッ、亮ッ!!イケッ!!イッちまえええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!

 ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!

 大五はこれでもかと言うほどに亮のペニスを激しく上下に、亮の秘門を前後に刺激する。

「はがああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 その時だった。亮の体が一瞬、ビクンと大きく跳ねたその瞬間、

 ブチュッ!!

 と言う鈍い音が聞こえ、亮のペニスの先端が弾けた。そして、

「…んま…ッ、…また…ッ!!…イィクッ!!イクッ!!イクッ!!イィクウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 と、亮の上ずった声が聞こえたその瞬間、

 ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!

 と言う音と共に、亮のペニスから再び大量の濃白色な淫猥な液体が噴水のごとく溢れ出し、周りに飛び散った。

「うおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 亮の尻の筋肉が何度も何度も小刻みに収縮運動を繰り返し、それが強烈な刺激となって大五のペニスに伝わった。

「…おッ、…俺も…ッ!!…イクッ!!…ああああ、…イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!イクウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 そう叫んだ大五が顔を真っ赤にし、腰を乱暴に振る。まるで、亮の体の最奥部に全てを叩き付けるかのように…。

 そして、

 ドブッ!!ドブッ!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブブブブ…ッッッッ!!!!

 と言う鈍い音と共に、大五のペニスの先端からは熱いものが迸り、亮の体の中へ注ぎ込まれたのだった。

 

(…道…士…)

 ぼんやりとする意識の中で、亮は道士・嘉挧の名前を呼んでいた。

(…オレ、…分かったよ…。…道士が最後に言い遺した言葉の意味…)

 うっすらと開かれた目。その目が垂れ下がり、口元には微笑が浮かぶ。

「一つの力を二つに分け、お互いが争いながら永遠に生きて行く。これ即ち、人間の宿命なのだ。妖力が滅べば、気力も滅ぶ。気力が残れば、妖力もまた残る。全てが虚しい戦いなのだ…」

「…でも…、…もう、…遅過ぎた…よな…ぁ…」

 潤んだ瞳から涙がポロポロと零れ落ちる。

「…兄…貴…」

 気が付いた時、亮は廃工場の中に1人取り残されていた。大五がクジャクに姿を変えた万華鏡伯爵と逢瀬を重ねていた、あの廃工場だ。

 その時には、大五もシャダムも、万華鏡伯爵も消えていた。

 そして。

 世界はあっと言う間にシャダムによって侵略され、シャダムは名実共にゴーマ16世として復活し、この世を支配した。

「ねぇ、大五」

 万華鏡伯爵から姿を変えたクジャクが大五の元へ歩み寄る。

「…またか?」

 そう言う大五の目がギラギラと輝き、口元は不気味な笑みを浮かべていた。

 そして。

 シシレンジャーに気力転身している大五の2本の足の付け根部分。光沢のある鮮やかな緑色のスーツのその部分が一際大きく膨らみ、勃起した大五のペニスの形がクッキリと浮かび上がっていた。

「そろそろ、お前の気力を分けておくれ」

「ああ。いいぜ?」

 大五は今、シャダムの傍に仕え、シャダムの世界征服のため、クジャクとの快楽と共に、その気力を放出させ続けていたのであった。

 

終わらない因縁 完