ヒーローが戦闘員に陵辱される抒情詩 第1楽章 第12話(最終話)
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ブルースリー・南原竜太の狂ったような叫び声が、どこまで行っても真っ白な、キィンと言う空気が流れる音だけが聞こえる閉鎖空間に延々と響き渡る。それと同時に、
グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
と言う淫猥な音も辺りに響き渡っていた。
「…でッ、…出るッ!!…出るッ!!」
ブルースリーの割れたマスクの中で南原がはぁはぁと荒い呼吸を繰り返し、目を虚ろにする。そして、体がブルブルッと震えたその時だった。
「…あ…ッ!!…が…ッ、…ああああ…ッッッッ!!!!あはああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
南原が声を上ずらせて叫び、唯一動かせる両足をバタバタと、まるで地団駄を踏むように跳ねらせた。
「…ククク…!!」
新帝国ギア総統・ドクターマンの低い笑い声が響く。
「…まだだ。まだまだ、貴様を開放するわけには行かんッ!!貴様の体に宿るバイオ粒子を全て濃縮するまではなあッ!!苦しめ苦しめッ!!もっと苦しめッ!!新帝国ギア、偉大なるメカ人間・ドクターマンに刃向かったことを悔やみながら死んで行けいッ!!」
その呪いのような声が響き渡った次の瞬間、
グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
と言う淫猥な音が更に加速度を増した。
「ひぃぎぃやああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブルースリーのスーツから飛び出した南原の男としての象徴・ペニス。硬く、長く、先端を真っ赤に腫れ上がらせているそれが最強メカクローンの1臂に握られ、物凄い勢いで上下に刺激されている。しかも、絶頂に達しようとするその瞬間、その刺激は二度も止められていた。
「…あ…あ…あ…あ…!!(…もッ、…もう…ッ!!…出し…、…たい…ッ!!)」
メカクローンに対抗する力も残されていない。この束縛から逃れることも出来ない。体には媚薬を投入され、感度が上がってしまっている。そして、最も感度が高いペニスを執拗に刺激され、下腹部から込み上げて来る疼きを最早、抑えることが出来なくなっていた。
南原竜太・18歳。最も性欲が盛んな、最もそう言ったことに興味がある年頃の、いわゆる、男の子だ。自分自身のプライドとも言えるべきペニスを何度も何度も刺激されれば、相手が誰であろうと絶頂に達したくなる。今の南原はまさにその状態だったのだ。
「…ククク…。…どうだ、ブルースリーッ!?もっとだッ!!もっと地獄を味わえッ!!」
ドクターマンの声が我に返らせる。と同時に、
グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
と言う、あの淫猥な音が聞こえたと同時に、体中にビリビリとした強烈な電流が流れた。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
頭をブンブンと左右に振り、両足をガクガクと震えさせる。そして、
「…出るッ!!…出るッ!!…出る出る出る出るッッッッ!!!!」
と叫んだその時、
「…ひぃぃぃぃやああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、再び叫んでいた。
最強メカクローンの、南原のペニスを刺激する右手がまたもや止まっていたのだ。
「…も…ッ、…もう…ッ!!」
ブルースリーのマスクの中で、南原は涙をぽろぽろと零していた。
「…オレの…ッ!!…オレのを…ッ!!」
迷いはなかった。
「…オレのを…ッ、…出させてくれええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
「フハハハハハハハハッッッッッッッッ!!!!!!!!遂に言いおったわッ!!」
ドクターマンの勝ち誇った笑いが聞こえたその瞬間、
「さあッ、最強メカクローンッ!!ブルースリーにとどめを刺せッ!!」
と言い放った。
その瞬間、最強メカクローンの目が真っ赤に光った。そして、南原の体を弄っていた4臂が再び、南原の体をこれでもかと刺激する。そして、ペニスとその下に息づく2つの球体を刺激していた2臂はこれでもかと言うほどに小刻みに動き、南原を確実に追い詰めて行った。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
南原は体を仰け反らせ、されるがままになっている。
その時、南原の体を弄っていた4臂のうちの1臂がスゥっと動いたかと思うと、南原のペニスに筒状のものを近付けた。
「…ああ…ッ、…ああああ…ッッッッ!!!!」
それが何なのか分かった時、南原は目をギュッと閉じた。
「(…みんな…。…ごめん…)…ぁぁぁぁああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
最強メカクローンの1臂の中で、南原のペニスがビクビクと大きく脈打った。
「出るッ!!出るッ!!うぅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
南原が絶叫したその瞬間、
ブチュッ!!
と言う鈍い音がして、南原の真っ赤に腫れ上がったペニスの先端が弾けた。そして、
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
と言う物凄い音と共に、南原のペニスの先端から濃白色な淫猥な強烈な臭いを放つ液体が次々と溢れ出し、別の1臂が手にしていた筒状のものに注がれて行った。
だが、最強メカクローンの手は動きを止めない。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
まるで、南原の淫猥な液体を全て搾り出すかのように、未だに激しく上下運動を繰り返している。
「…い…ッ、…痛…て…え…!!」
そんな南原の感覚と裏腹に、南原のペニスは媚薬の影響か、未だに大きく勃起したままだ。そして、
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!
と、相変わらず、大量の淫猥な液体を溢れさせ続けていた。
「ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
そのうち、南原の体が激しく痙攣し始め、ビクビクと腰を前後に小刻みに振るようになった。
ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
「ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
「…とッ、…止まら…ない…ッッッッ!!!!…ぐぅわああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
「ひぎぃいいいいああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
「…こッ、…壊れる…ッ!!…オレのッ、…オレのッ、…チンポが…ッ!!」
ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
「…こッ、…壊れるううううううううッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
「ぐぎゃああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
その時だった。
ゴキュッ!!ゴリゴリッッッッ!!!!ゴキュッ!!グジュッ!!
「…な、…何…ッ!?」
不気味な音はモニター越しのドクターマンにも聞こえていたようだ。
「…まさか…!!」
呆然とし、深々と椅子に身を沈める。
「…潰れた…、…か…」
だが、すぐにニヤリとすると、
「まぁ、良い。ブルースリーからはバイオマンを叩きのめすのに十分なほどのバイオ粒子をいただいた。…これで…!!」
と言い、椅子から立ち上がる。
「これでッ、新帝国ギアがこの世界を支配するのだッ!!最も偉大な科学者は誰かッ、この世の中に教えてやるのだああああッッッッ!!!!」
ドクターマンの目がギラギラと輝いていた。
「…ふぅぅ…」
しんと静まり返った閉鎖空間。その中に大の字になって倒れているブルースリー。そんなブルースリーを、ボクは蔑んだ目で見下ろしていた。
「…」
ボロボロに切り裂かれ、破壊されたスーツ。
「…まぁ、仕方がないっか…」
ボクは独り言のように言うと、ブルースリーの横に座る。
「…残念だったね、ブルースリー。キミのせいで、…いや、キミのお陰で、バイオマンはみんな、死んだよ?」
そう言うとボクは、
「アハハハハハハハハッッッッッッッッ!!!!!!!!アハハハハハハハハッッッッッッッッ!!!!!!!!アハハハハハハハハッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と笑った。
「…」
けれど、ブルースリーは返事をしない。
「まぁ、あれだけのことをされたらね…」
ボクはニヤリと笑うと、
「感謝しなよ?キミが頑張ったお陰で、この世界は新帝国ギアによって支配されるんだから…!!」
と言って、ボクは立ち上がった。
「…じゃあね、…ブルースリー。…早く誰かに見つけてもらいなよ?ボクは次の時代へ行くから」
ボクはそう言うと、
「アハハハハハハハハッッッッッッッッ!!!!!!!!アハハハハハハハハッッッッッッッッ!!!!!!!!アハハハハハハハハッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と高らかに笑い、真っ黒な靄の中へ姿を消していた。
その瞬間、真っ白な静かな空間だった閉鎖空間が音を立てて崩れて行き、寒々とした岩や石、砂が転がる荒涼とした地に変わっていた。
1人残されたブルースリー・南原竜太。スーツから飛び出したペニスは小さく萎縮し、その先端からはトロトロとした淫猥な液体を垂らし続けていたのだった。
ヒーローが戦闘員に陵辱される抒情詩 第1楽章 完