ヒーローが戦闘員に陵辱される抒情詩 第2楽章 第10話
静寂が辺りを包み込んでいた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
ボク達の目の前では顔を真っ赤にし、目に涙を溜めたイエローライオン・丈が体をブルブルと震わせ、ボク達を見つめている。その屈辱に歪んだ表情が何とも言えない。胸がスカッとするような、熱いものが込み上げて来るような、そんな感じ。そして、
「…ぁぁぁぁ…!!」
と丈が声を上げたその途端、
「…ぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
と絶叫したのだ。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
体を物凄い勢いで揺り動かす。だが、彼の体は今、数体のジンマーによってガッシリと拘束され、思うように動かすことさえ出来ない。
「…みッ、…見るなああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!…見ないで…ッ、…くれええええええええええええええええええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「…プッ!!」
その時、顔を真っ赤にしたオブラーが吹き出し、
「…アヒャッ、…アヒャッ!!…ヒャーッハッハッハッハ…!!」
と声を上ずらせて大声で笑い始めた。
「…ざッ、…ざまあないなあッ、丈ッ!!…ぼッ、…僕達の目の前で、君のご立派なムスコさんを曝け出すなんて…!!」
「…いッ、言うなああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
涙目の丈が怒鳴った。
丈のペニスを刺激していたジンマーの口から出て来た丈のペニス。太く、長いそれは丈の臍の方へ向かって真っ直ぐに屹立し、ビクンッ、ビクンッ、と丈の心臓の脈動に合わせて大きく脈打っていた。
「…ククク…!!」
オブラーは目をギラギラさせ、舌舐めずりをしている。
「君のオチンチン、本当に真っ黒なんだね。どれだけ使い込んでいるんだい?もしかして、気持ちいいことが大好きなのかな?」
「…な、…んなわけ…、…あるか…ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
「そう?そのわりにはジンマーに刺激されている時、君は気持ち良さそうに目をトロンとさせていたけど…?」
「…こ、…こんの…野郎…オオオオオオオオ…ッッッッッッッッ!!!!!!!!」
「ヒャーッハッハッハッハ…!!」
「…おい、オブラー」
その時、ボクはオブラーを呼んでいた。
「あいつのチンポの部分、スーツがなくなっているじゃないか。何でだ?」
丈のイエローライオンの光沢のある鮮やかな黄色と白色を基調としたスーツ。その股間部分だけがぽっかりと切り取られたようになくなっていたのだ。するとオブラーは、
「…それが、僕が仕掛けた小細工ってわけさ!!」
と言った。
「君がジンマーの顔の表面が壊れ、中のロボット然そのものの顔が飛び出す仕組みを作った。そんなジンマーの口の中、まるで口のようにぽっかりと丸く空洞になった部分に液体を注入した。ライブマンのスーツを溶かしてしまう強力な液体をね。…でもね…!!」
オブラーはそこまで言うと、満足気に丈を見つめた。
「…でもね…、…アイツの…。…丈のチンポを傷付けるわけには行かないんだ。あれは僕にとって慰み物になるんだから。丈のチンポを傷付けることなく、スーツだけを破壊するにはどうしたらいいのか、それを僕は考えた。そして、スーツだけを溶かす液体を作り出した、と言うわけさ!!」
その時だった。不意にオブラーがぎょっとした表情を浮かべた。
「…おッ、…おいッ、ヨドンナ!?」
「あん?…何だ…?」
突然、ボクをおぞましい何かを見るかのように見つめるなんて、失礼にもほどがある。するとオブラーは、
「…おッ、…お前…ッ!!…鼻血が出てるじゃないか…ッ!?」
と言ったのだ。
「…鼻血?」
思わず鼻へ手を伸ばす。そして、そこを拭った時だった。
ヌルッ!!
指が滑らかにヌルッと動いた。そして、その指先には真っ赤なものが。
「…ま、…まさか…ッ!!…こ、…このボクが…ッ!?」
「…フフッ!!」
その時、オブラーは優しい眼差しをボクに向けていた。
「…なッ、…何だッ、気持ち悪いッ!!」
…ま、…まぁ、下衆な笑い声で笑われるよりはいいが…。するとオブラーは、
「…お前も、…普通の女の子だったんだな…」
と言い出したのだ。
「…どどど、…どう言う意味だ…ッ!?」
その時、何故かは分からないのだが、ボクの心臓はドキドキと高鳴り、ボクはかなり動揺していた。するとオブラーは、
「まぁ、僕達の耽美な世界をたっぷりと楽しんでくれ…!!」
と言い、そのギラギラとした瞳を丈の方へ向けた。
「丈ッ、覚悟するんだなッ!!そこまでされたからには、次に何をされるか、分かってるだろう?」
「…ご、…豪…ッ!?」
丈の視線がきょときょとと忙しなく動いている。
「…たッ、…頼むッ、豪ッ!!…もう、…止めて…くれ…!!」
だが、オブラーはフンと鼻で笑うと、
「ジンマーッ!!丈のエネルギーを搾り取れッ!!」
と大声で言ったのだ。
その時だった。
カッ!!
それまで丈のペニスを刺激していたジンマーの目が光ったかと思うと、物凄い勢いで丈の双丘を鷲掴みにした。そして、
ジュボッ!!
と言う音と共に、丈のペニスを再び口のように丸くなった部分に填め込んでいたのだ。
「はああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!????」
丈が体を仰け反らせて叫ぶ。
…ジュボッ!!…ジュボジュボ…ッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
そのジンマーは一定のリズムで頭を前後に動かしている。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
丈は頭をブンブンと左右に振り、必死にその刺激を耐えようとする。
「…やッ、…止めろオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!…止めて…ッ、…くれええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
その時だった。
…ポウ…ッ!!
丈のペニスを刺激しているジンマーの体が妖しい光に包まれ始めた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
そして、それは丈をも包み込んだ。その途端、
ドクンッ!!
と言う大きな鼓動が聞こえた。
「…あ…ッ!?」
そして、丈がビクンッ、と大きく体を痙攣させた。
「…あ…、…が…ッ!?」
その目が見開かれ、ポロポロと涙が零れ落ちる。そして、口元から涎が零れ落ちた次の瞬間、
「…ぁぁぁぁ…、…ぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
と絶叫し、体を激しく痙攣させた。
「イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!…ち…ッ、…きしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
その体が大きく仰け反ったその瞬間、
ジュボッ!!
と言う音を立ててジンマーが丈のペニスを再び口から出した。と同時に、
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
と言う物凄い音と共に、丈のペニスから大量の濃白色な淫猥な液体が噴水のように飛び出し、宙高く舞い上がって弧を描き、ボタボタと言う音を立てて地面に零れ落ちたのだった。