宇宙からの侵入者 第１０話
…グリュッ!!…グリュッ!!…グジュグジュ…ッ!!
タコシンカの右手の、吸盤の付いた指がダイナブラックのスーツの破れ目から飛び出した竜のペニスの先端を刺激する。
「…んんッ!!…んんんん…ッッッッ!!!!…ぐ…、…ううう…ッッッッ!!!!」
最も敏感な、いや、今までさほど気にしなかった部分を時には強く、時には優しく刺激され、顔を真っ赤にし、懸命に耐えようとする竜。だが、その思いとは裏腹に、竜のペニスはタコシンカの吸盤での刺激を受けて、その手の中でビクンビクンと大きく脈打ち、暴れていた。
普通に指先で与えられる刺激とは違う感覚に、竜は戸惑っていた。吸盤と言う、竜のペニスの先端部分に吸い付くようにしているそれが動くたびに、竜のペニスが引っ張られる感覚がし、それと同時に鋭い感覚が竜の体を貫く。そして、体の奥底から湧き上がって来る、堪えることの出来ない疼き…。
「んんんんッッッッ!!!!…ック…ッ、…んんんんんんんんッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ピリピリとしたような、つーんとした刺激。そして、じわじわと体の中を駆け上がって来るもの。
「…もッ、…もうッ、止めてくれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
思わず叫んでいた。その時だった。
グジュッ!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
ドクンとペニスが跳ねた感覚があった。と同時に、真っ赤に腫れ上がったペニスの先端部分の鈴口の部分から、透明に光る粘り気を帯びた淫猥な液体がトロトロと溢れて来たのだ。
「おおおお!!!!」
竜のペニスを刺激していたタコシンカが歓声を上げる。
「さすがはダイナブラックだ！こんなにいやらしい液体がトロトロと溢れて来るとは…！」
タコシンカが興奮気味に言うと、
「…フン！」
と、傍にいたメギドが鼻で笑った。そして、
「おい、ダイナブラック！貴様、タコシンカのタコ足に貴様の汚らわしいそれが縛られる前に、既に感じておったのか？このようにいやらしい液体をトロトロと溢れさせるとは…！」
と、タコシンカが発した言葉を繰り返すように言った。
「…ぐ…、…ううう…!!」
本当のことを言われ、反論することも出来ない。すると、メギドはニヤリとし、
「…フン！」
と再び、鼻で笑った。そして、
「やれいッ、タコシンカあッ!!」
と言ったかと思うと、牢獄を出て行き、再び玉座にどっかりと腰を下ろした。
「…クックック…!!」
タコシンカが再び笑い始める。それを見た竜は、
「…や、…止めろ…!!」
と怯えた声を出す。だが、タコシンカは、
「心配するな、ダイナブラック！貴様は気持ち良くなるだけだ」
と言うと、右手をそこから離し、代わりににゅっと突き出した口を近付けて来た。
「…止めろ…!!」
腰を引きたくても引けない。どうすることも出来ないことは分かっていた。
「…行くぞ？」
タコシンカが低い声を上げたその時、竜の大きく勃起したペニスがその口の中に吸い込まれた。
ヌプッ!!ヌプヌプヌプ…ッッッッ!!!!
淫猥な音が聞こえたその時、
「うああああ…ッッッッ!!!!」
と竜が悲鳴に似た声を上げ、体を仰け反らせた。
…ヌプッ!!…ヌプヌプッッッッ!!!!
敏感なところに纏わり付く温かいもの。
「…んん…、…んんんん…!!!!」
タコシンカが不気味な声を上げながら、その不気味に光る頭を上下させている。
「…ああ…ッ!!…く…うううう…ッッッッ!!!!…ああ…、…ああ…!!」
その、今まで感じたことのなかった感覚に、竜は飲み込まれそうになっていた。
「…も、…もう…、…止めて…くれ…!!」
膝がガクガクと震え、今にも倒れそうになる。だが、そうはさせまいとタコシンカの４本のタコ足が竜の体を引っ張る。
「…止めて…くれ…!!」
そう言う竜の呼吸が少しずつ乱れ始めて来た。そして、
「…もう…ッ、…止めてくれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と叫んだその時だった。
ジュボッ!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
淫猥な音が聞こえたかと思うと、
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と、竜が体を硬直させたまま、悲鳴を上げ続けていた。その目は大きく見開き、体は指一本動くことなく。そして、
「…あ…、…あぁぁ…!!」
と、竜の視線が自身のペニスを見やった時、更に声を上げた。
「…俺の…、…俺のチンポが…!!」
タコシンカの口に飲み込まれている竜のペニス。その下に息づく、竜の男としての象徴を作り出している２つの球体。その部分が不自然に大きく膨らんでいた。ドクドクと下腹部から込み上げて来る感覚が、タコシンカのタコ足によってそこで止められ、行き場を失っていたのだった。
「…ぶは…ッ!!」
と、その時、タコシンカが竜のペニスを口の中から出した。
「…あ…」
じれったいような、そのもぞもぞとした感覚。竜の瞳はすでに正気を失っていた。
「…クックック…!!」
タコシンカは勝利を確信したかのように低い声で笑うと、竜のペニスを吸盤の付いた指で握った。そして、ゆっくりと上下に動かし始めたのだ。
…グチュッ!!…グチュグチュ…ッ!!…グチュグチュグチュグチュ…ッッッッ!!!!
淫猥な音が大きく響き、
「…ああ…、…ああ…、…ああ…!!」
と言う竜の喘ぎ声が聞こえて来る。
「どうした、ダイナブラック…？…出そうなのか？」
「…ああ…、…ああ…、…ああ…!!」
だが、竜は答えようとしない。すると、タコシンカは、
「どうなのだ、ダイナブラック？出そうなのかと聞いているのだ！」
と言うと、吸盤の付いた指を再び、竜のペニスの先端の真っ赤に腫れ上がった部分へ宛がい、
グリュッ!!グリュッ!!
と、強く刺激し始めたのである。その途端、
「んああああッッッッ!!!!んああああッッッッ!!!!んああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と竜が叫び始めた。
「…ほうら、…貴様のいやらしい液体がドクドクと溢れて来ているではないか…？」
面白がって更に強く刺激するタコシンカ。
グリュッ!!グリュッ!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
「…ククク…!!」
そんな竜を遠くから眺めているメギド。手にした杯にはなみなみと酒が注がれている。
「…そろそろ…、…か…」
「どうだ、ダイナブラック？そろそろ出したいか？」
タコシンカがそう言った時だった。
「…うう…、…あぁぁ…!!」
目を虚ろにさせた竜が呻いていたかと思うと、
「…出し…たい…！」
と言って来たのだ。
「大きな声で言うんだッ、ダイナブラックッ!!メギド様にも聞こえるようになあッ!!」
ややムッとした表情のタコシンカが、竜のペニスの先端を更に強く刺激する。
グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
淫猥な音が更に大きくなり、
「ひがああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、竜は目をカッと見開いたまま、体を弓なりにして絶叫する。
「…出したい…ッ!!…出したい…ッ!!…出させて、…くれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
その時だった。
竜のペニスの根元に強く巻き付いていたタコシンカのタコ足がスルリと解けた。その途端、竜の体の奥底から湧き上がって来ていた感覚が一気に上りつめ、
「ぅぅぅぅううううわああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
と絶叫した。その瞬間、竜のペニスの先端がぶちゅっ、と言う音を立てた。そして、
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
と物凄い音を立てて、そこから大量の濃白色な、強烈な臭いを放つ液体の塊が弾丸のように飛び出し、大きく宙を舞ったかと思うと、ビチャビチャと音を立てて地面に飛び散ったのだった。