悪夢のループU 第15話(最終話)
「…うぁぁ…!」
ガオイエロー・鷲尾岳にガオスーツを切り裂かれ、無様にも自身の大きく勃起したペニスを目の前に晒したガオブラック・牛込草太郎。
「…へぇぇ…!!」
草太郎を羽交い絞めにしているガオレッド・獅子走が、草太郎の背後から囁くように言った。
「草太郎のって、ズル剥けなんだな!しかも、滅茶苦茶デッケェじゃねぇか…!!」
そう言われて草太郎は顔を真っ赤にする。
「…クッ…!!」
ぽろぽろと涙が溢れる。苦楽を共にし、一緒に戦って来た戦友の前で無様な姿を晒している。だが、そんなことは今の草太郎にはどうでも良かった。
(…どうして…!!)
今はそれよりも、苦楽を共にし、一緒に戦って来た戦友の変わり果てた姿に失望していた。
リーダーである走、サブリーダーである岳が、目をギラギラさせ、それぞれの大きく勃起したペニスをガオスーツから飛び出させ、草太郎を無理矢理襲ったのだ。そして、そんな彼らと一緒にいたのは、自分の想い人でもあるはずのガオブルー・鮫津海だった。
「うあああ…ッ!!」
突然、草太郎は現実に戻された。
…ジュボッ!!…ジュボジュボ…ッ!!
「…あ…あ…あ…!!」
ブルブルと体を震わせながら、草太郎が俯くようにして下を見る。
「…か…ッ、…海…ッ!!」
草太郎の大きく勃起したペニスを海が口の中に頬張り、ゆっくりと頭を前後させていたのである。
…ジュブッ!!…ジュボッ!!
ねっとりとした海の唇と舌の動き。ゾクゾクと背中を駆け抜ける快感。
「…や、…止めろ…!!…海…ッ…!!」
そう言う草太郎の口調に説得力はない。目を虚ろにし、顔を真っ赤にし、息も絶え絶えに草太郎は言ったのだから。
と、その時だった。
「お楽しみのところ、申し訳ないのだがね…!!」
自分達がいる薄暗い部屋の扉が開き、次の瞬間、無数のつたのようなものが4人に絡み付いた。
「うわああああッッッッ!!!!」
快楽を無理矢理止められ、草太郎が海と引き離される。そして、それぞれの四肢には、無数のつたのようなものがしっかりと絡み付き、4人は並ぶようにしてX字に立たされていたのである。
「…おッ、…お前は…ッ!?」
草太郎が信じられないと言う顔で、入って来たものの顔を見る。
「…ああ…!!」
走はウットリとした表情で見ている。
「…おお…!!…ダークオルグ…様…!!」
岳は目をギラギラと輝かせ、そう言った。
「…や、…やっぱり…ッ!!」
草太郎が体をブルブルと震わせ、
「お前がみんなをあんなにしたのかッ!?」
と怒鳴った。するとダークオルグはフンと笑い、
「…ああ。…そうだ…!」
と言った。
「…ゆッ、…許さんッ!!」
草太郎はそう言うと、
「うおおおおおおッッッッッッ!!!!!!」
と雄叫びを上げ、そのつたを引き千切ろうとした。するとダークオルグは大きく溜め息を吐き、
「やれやれ。足掻こうとするほど、醜いものはないものよのぅ…」
と言い、1本のつたを草太郎に向かって投げ付けた。
「…なッ!?」
草太郎が気付いた時には、それは先端に大きな口を付けたものに姿を変えていた。そしてそれは、草太郎の未だに勃起し続ける剥き出しのペニスをすっぽりと包み込んだのである。
「貴様のエネルギー、もう少し頂くとしよう…!!」
そう言ったダークオルグの目がギラリと光った次の瞬間、
ジュッ!!ジュボジュボジュボッ!!
と言う淫乱な音が聞こえ始め、
「…あッ!!…ああッ!!ああッ!!…ああああッッッッ!!!!」
と草太郎が絶叫し始めたのだ。
「ぐわああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
草太郎の体が弓なりになった。そして、
ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッ!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!
と言う物凄い音と共に、草太郎の腰が何度もガクガクと跳ねた。
「…フフフ…!!」
ダークオルグが低く笑う。
「…あ…あ…あ…!!」
草太郎は目を見開き、ブルブルと体を震わせていたが、
「…うぅ…ッ!!」
と言う声と共に、ガクリと首を垂れた。
「…さぁ、お前達も同じようにしてやろう…!!」
ダークオルグはそう言うと、走、岳、海にも同じように先端が大きな口の形になったつたのようなものを投げた。そしてそれは、草太郎と同じように3人のペニスの先端へ吸い付いたのである。
「…さあッ!!百獣戦隊が淫獣戦隊になる時が来たのだッ!!」
そう言って目をギラリと光らせた。
バシュウウウウウッッッッッ!!!!
走、岳、海、草太郎のペニスに纏わり付いている大きな口が大きな音を立てた。そして、
ジュボジュボジュボジュボッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッ!!!!ズボボボボボボボボッッッッッッッッッ!!!!!!!!
と淫乱な音を立て始めた。その途端、
「ううッ!?うおおおおおおおおッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と走が首に血管を浮き上がらせて絶叫し始めた。
「アハハハハハハハハッッッッッッッッ!!!!!!!!」
岳に至っては狂ったように大声で笑い声を上げている。
「ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
海は目をカッと見開き、涎を垂らしながら叫び続ける。
「うがああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
草太郎は射精したばかりのペニスを更に刺激され、顔を真っ赤にし、声が掠れるほど絶叫している。
「さあッ!!お前達の力を全て我に捧げるのだッ!!」
ダークオルグがそう叫び、体を光らせた。そしてそれは4人をも包み込んだ。
「イクッ!!イクッ!!イクウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!」
「アハハハハハハハハッッッッッッッッ!!!!!!!!」
「ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
「ひがああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
4人の絶叫が響き渡り、
ドボッ!!ドブドブドブッッッッ!!!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!
と言う淫乱な音がいつまでも続いた。
その後、その薄暗い部屋では、光沢のある鮮やかな赤、黄、青、黒のスーツを着た4人の男達が体を絡ませ合い、嬌声を上げる光景が、いつ終わるともなく延々と見られるようになった。
悪夢のループU 完