性獣の生贄 第9話
「ぐわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
地面に大の字に横たわる一人の青年の、太く掠れた声が響き渡った。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
筋肉質な巨体を大きく弓なりにし、咆えるように喘いでいる。
「…やッ、…止めろおおおおおおおおッッッッッッッッ!!!!!!!!…止めて…くれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ビクビクと体を跳ねらせるも、その体が大きく動くようなことはなかった。ギンガブルーにギンガ転生したゴウキ。光沢のある鮮やかな青と白であしらわれたスーツから、ゴウキの筋肉質な体付きがはっきりと窺える。
「…そろそろいいかな?」
そんなゴウキの足元には、宇宙海賊バルバンの手先である少年・来斗が立っていた。外見は普通の小学生と変わらない。赤いジャケットを羽織り、青いジーンズを穿いている。どこにでもいそうな普通の小学生にしか見えなかった。
ゴウキが勤務し、ゴウキ達ギンガマンがお世話になっている、シルバースター乗馬倶楽部に勤務する青山晴彦の息子・勇太が通う若竹小学校の児童として紛れ込んでいたのだった。
そんな来斗の右足が今、ギンガブルーにギンガ転生しているゴウキの2本の足の付け根に息づく、ゴウキの男としての象徴であるペニスに載せられ、その下にあるゴウキのペニスを小刻みに刺激していたのだった。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
その時、あまりのおぞましい感覚にゴウキは抵抗すら失っていた。
「…フフッ!」
そう笑うと、来斗はゆっくりと右足を離した。そして、
「…デ…ッケ…ェ…!!」
と目を丸くした。
「…ッ!?」
刺激を止められて、ゴウキの体がビクンと跳ねる。そして、
「…ぐ…ッ!!…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
と荒い呼吸を始めた。その呼吸に合わせ、ゴウキの厚い胸板が大きく上下に動いていた。
「おい、洸ッ、晴ッ!!見てみろよッ!!」
来斗が声を上げる。
「ゴウキのヤツ、やっぱり感じてたみてえだぜッ!?」
光沢のある鮮やかな青色のスーツのズボンの中で、ゴウキのペニスがこれでもかと言うほどに勃起し、臍の方へ向かって真っ直ぐに伸びていた。
「…凄い…ッ!!」
洸が目を輝かせる。
「…太いねッ!!…女の子の細い足くらいの太さはあるんじゃない?」
「硬さはどうなんだろうな!」
その途端、来斗の右手がそこへ伸びたかと思うと、ビクビクと脈打っているゴウキのそれをギュッと握ったのである。その瞬間、
「んああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と言うゴウキの野太い叫び声が聞こえ、ゴウキの体がビクビクと跳ねた。そして、
…グチュッ!!
と言う淫猥な音がそこから聞こえたのだ。
「あははははははははッッッッッッッッ!!!!!!!!」
その瞬間、来斗が火が付いたように笑い始め、
「…フンッ!!」
と、洸はまるで侮蔑するかのように鼻で笑った。
「…お、…おいおい…、…ゴ…、…ゴウキィッ!!…てめえ、…やっぱり感じてたんじゃねえかよ…ッ!!」
目にいっぱい涙を滲ませ、ライトが顔を真っ赤にして笑う。
ゴウキのギンガブルーのスーツ。その股間部分が広範囲にわたって光沢を失っていた。
「…く…ッ!!…うう…ッ!!」
その頃、来斗と同じように、ゴウキの目にも涙が溢れていた。
いくらバルバンとの戦いで疎かになっていたとは言え、こんなに簡単に、しかも来斗のような子供に強制的に勃起させられるとは…!
「…は、…恥ずかしい…!」
思わず、ぽそっと呟く。すると洸が、
「そんなことないよ、ゴウキ」
と言うと、再びゴウキの胸を妖しく撫で始める。そして、洸の細いしなやかな指がゴウキの厚い胸板の2つの突起に触れた時、
「…んッ!!…んく…ッ!!」
とゴウキが声を漏らす。
「…愚かな人間と言う種族だもの。…キミがこれを快感と受け入れても仕方のないことなんだよ。…それよりも…」
洸が視線を動かす。
「…ッ!?…うああ…ッ!?」
ゴウキも洸に釣られて視線を動かし、凝然となった。
「…ゆ、…勇…太…!?」
しゅうしゅうと生命のオーラを出し続ける勇太の目が、ゴウキの大きく勃起したペニスに注がれている。それだけではない。勇太の顔が赤らみ、半ズボンの中心部分が大きく盛り上がっていたのだ。
「…みッ、…見るなああああッッッッ!!!!見ないでくれええええッッッッ!!!!」
ゴウキが体を懸命に動かそうとするが、ピクリとも動かない。
「フフッ!」
来斗は笑うと、
「勇太も興味津津のようだぜぇ、ゴウキぃ!お前が勇太に教えてやらねえから、こんなことになったんだろうッ!?」
と言うと、右足を振り上げた。そして、物凄い勢いでゴウキの大きく勃起したペニスを踏み付けたのである。
「ぐぎゃああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウキが絶叫する。その時だった。
「…ね、…ねえッ!!」
ゴウキの体の動きを封じていた晴が、ゼエゼエと荒い呼吸をしながら声を上げた。
「…も、…もう、…限界…なんだけど…ッ!!」
すると洸がチラリとゴウキを見て、
「…ああ!…もう超能力を解いても大丈夫だよ」
と言った。すると晴はほっとした表情を浮かべて、
「…ふぅぅ…!」
と大きく溜め息を吐いた。
「…もう、…ゴウキには反撃する気力も残されていないからね…!」
洸が見下すように言う。
「…それに、…反撃のしようがないよ。…こっちには勇太がいるんだから…!」
「…あ…あ…あ…あ…!!」
ゴウキの体がブルブルと震える。
「それにしてもデッケェチンポだよなぁ…!」
来斗はそう言うと、ビクビクと脈打っているゴウキのペニスをゆっくりと持ち上げ、ゆるゆると上下し始めた。
…グチュッ!!…グチュッ!!
淫猥な音が聞こえ、ゴウキのペニスの先端部分の染みが更に広がって行く。
「ああッ!勿体ないじゃんッ!!」
晴がやって来る。そして、
「ねえッ、僕がこれを貰ってもいい?」
と来斗と洸に尋ねた。
「しょーがねえなぁ!」
苦笑する来斗に、
「別にいいんじゃない?ここまでゴウキの動きを封じ込めたのは晴なんだから…!」
と言う洸。すると晴は、
「やったあッ!!」
と嬉しそうに声を上げ、来斗からゴウキのペニスを譲り受けた。
「…デカ…ッ!!」
晴はメガネの奥の瞳をぱちくりさせたが、
「うむッ!!」
と言う声を上げて、それをパクリと口の中に含んだのだった。その瞬間、
「うぅわああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
とゴウキが悲鳴を上げたのだった。