性獣の生贄 第12話
「…あ…あ…あ…あ…!!」
体中が熱い。はぁはぁと荒い呼吸を繰り返すギンガブルーにギンガ転生したゴウキ。ゴリラを模ったマスクの中で、はぁはぁと荒い呼吸を繰り返すものだから、マスクの黒いバイザーが時折、真っ白に曇る。
「…や、…めろ…!!…止めて…くれ…!!」
光沢のある鮮やかな青と白のスーツが、ゴウキの呼吸によって大きく盛り上がるたびにキラキラと輝く。体を動かしたくても、指一本動かせない。まるで強い重力に押さえ付けられているかのように、ゴウキの体は地面に大の字になったままだった。
「…ククク…!!」
そんなゴウキを蔑んだ眼差しで見つめている、大人に急成長したライト。だがその目は野獣のようにギラギラと輝き、また、青いジーパンに包まれたライトの男としてのその部分が大きく盛り上がり、怪しいテントを作り上げていた。
「…じゃあ、次は洸だぜ?」
ライトがニヤニヤと笑いながら言うと、ライトの横で緑色のジャケットを羽織った少年がやって来て、ゴウキの大きく開かれた股の間に腰掛けた。そして、光沢を失いながらもクッキリとその形を留めているゴウキの男としてのそれをじっと見つめた。
「…ッ、…うう…ッ!!」
ゴウキは恥ずかしさのあまり、声を上げることすら出来ないでいる。その時だった。
「…ねぇ、ライト…」
洸と呼ばれたその少年が声を上げる。するとライトは、
「あん?何だよ、洸ぃ?」
と聞き返した。その時、洸はニヤリとしたかと思うと、
「ゴウキのこれ、出してもいい?」
と言ったのだ。
「んなッ!?」
その途端、ゴウキはビクリとして頭を瞬間的に上げた。そんなゴウキを見ながら、洸がニヤニヤと笑っている。その目はライトと同じようにギラギラと輝いていた。
「ゴウキはライトのせいで、一度、射精させられているからね。つまり、二度目以上は射精する時の力が弱まっていると思うんだ。だから、俺や晴がこの状態のまま、ゴウキのアースの力を吸い上げようとしても、きっと、俺達がライトみたいに成長するくらいに十分なそれが得られないような気がするんだ。だから、このスーツを破って、ゴウキのこれを出したいんだけど…」
そう言いながら、ゴウキの男としての象徴をつんつんと突く洸。そのたびにゴウキは、
「…んあッ!?…ああッ!!…ああ…ッ!!」
と声を上げ、ビクビクと体を跳ねらせる。
「…とか何とか、上手いことを言って、本当は誰よりも先にゴウキのを生でしゃぶってやろうって思ってんだろ?」
ライトが苦笑して言うと、洸はニヤリと笑った。
「止めろオオオオッッッッ!!!!止めてくれええええッッッッ!!!!」
ゴウキは叫び、何とかして体を起こそうとする。と、その時だった。
「うるっせえよッ、ゴウキィッ!!」
ライトが叫んだかと思うと、
ドゴオオオオッッッッ!!!!
と言う鈍い音が再び聞こえ、
「…が…、…は…ぁ…ッ!!」
と言う呻き声と共に、ゴウキの体が再び腹からV字に折れ曲がった。
「今だッ、洸ィッ!!」
ライトが叫ぶと、
「えいッ!!」
と言う声と同時に、
…ビッ!!…ビィィィィッッッッ!!!!
と言う鈍い音が聞こえ、そこから強烈な異臭が漂い始めた。そして、
ビンンンンッッッッ!!!!
と言う音が聞こえるくらいの勢いで、ゴウキのぐっしょりと濡れた男としての象徴が飛び出して来たのである。
「…臭い…ッ!!」
ゴウキの巨体を超能力で押さえ付けている、青いジャケットのメガネ姿の少年が顔をしかめた。
「晴ぅ!超能力を弱めるなよ?」
洸がそう言うと、晴と呼ばれたその少年は、
「…わ、…分かってる…よぉ…!」
と、時々、えづきながら、涙を溜めてそう言った。
「…実際に見ると、本当に大きいよね、ゴウキのオチンチン…!」
洸が目を輝かせて言う。
「体と一緒で物凄く大きいし、太いし、凄く硬くて熱い…。先端はさすが大人って感じでしっかりと剥けていて、真っ赤に腫れ上がってる…。その先端の割れ目からは、今でもトロトロとエッチな液体が溢れて来るんだね…!」
「…みッ、…見るな…ぁ…ッ!!」
声を震わせてゴウキがそう言うと、
「あれぇ?ゴウキちゃん、泣いちゃってるのぉ?」
とライトが揶揄うように言う。するとゴウキは、
「…なッ、…泣いてなんかいないッ!!」
と怒鳴るように言った。
「はいはい、そうでちゅよねぇ?ゴウキは大人なんでちゅもんねぇ?」
と言うと、
「うッ、うるさいッ!!」
と再びゴウキの怒鳴り声が、ギンガブルーのマスクの中から聞こえた。
「あははははッッッッ!!!!こいつ、マジでムキになってる!!」
ライトが笑い声を上げたその時だった。
「…ちょ、…ちょっとおおおおッッッッ!!!!…は、…早くしてよおおおおッッッッ!!!!」
ライトが我に返った時、顔を真っ赤にした晴が悲鳴に似た声を上げていた。
「…ぼ、…僕の…、…超能力が、…限界に…近付いて…るんだ…!!」
ゼエゼエと荒い呼吸をしながら言う晴。だが洸は、
「ああ、ごめんごめん」
としれっとして言うと、
「…じゃ、…そろそろ始めようか…」
と言って大きく口を開いたかと思うと、ゴウキの未だに大きく勃起しているそれをパクリと言う音を立てて口の中に含んだのである。
「はうあッ!!」
その途端、ゴウキが声を上げ、体をビクリと跳ねらせた。
…ジュッ!!…ジュク…ッ!!
洸の頭がゆっくりとゴウキのそれを上下する。
「…お、…おおお…!!…うお…ッ!!」
洸の温かい口に包まれ、いつの間にか、ゴウキは無意識の中でそれに流されていた。
「…フフッ!!」
ライトがニヤニヤと笑う。
…ジュボッ!!…ジュボジュボ…ッッッッ!!!!
その時、洸の口の中で、淫猥な音が少しずつその大きさを増し始めたのが分かった。
「あッ!!あッ!!あッ!!あッ!!」
ゴウキの腰がビクビクと痙攣を始め、少しずつ上下運動を始める。洸の頭が下がるとゴウキの腰は浮き、洸の頭が上がるとゴウキの腰は下がり、地面に尻を付けた。
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
鈍い、淫猥な音と共に、
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
と言うゴウキの喘ぎ声も大きくなって行く。
「…やッ、…止めろオオオオッッッッ!!!!…止めてくれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ゴウキが今まで聞いたことがないほどに悲痛な叫び声を上げた。と、次の瞬間、
「ああああッッッッ!!!!イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!ひがああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と言う絶叫が聞こえたその瞬間、
ドブッ!!ドブッ!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブブブブブブブブッッッッッッッッ!!!!!!!!
と言う鈍い音が聞こえ、洸の口の中へドロドロとした熱いものが注ぎ込まれたのだった。