ヒーロー陵辱 第38話(最終話)
明るい月の光。それがカーテンの隙間から差し込んで来る。
僕の目の前には大きな体。その体を覆っている光沢のある鮮やかな黄色と白を基調とした全身タイツ。すぅすぅと一定のリズムで刻む寝息に合わせるように胸が上下に静かに動く。
イエローライオンの全身タイツを着ている淳市。
(…やっぱり、カッコいい…)
普段から鍛えているその大きな体が僕を包み込むように抱き寄せている。僕の背中に回る淳市の右腕。その温もりが心地良い。
じっと彼の横顔を見つめる。その穏やかな、まだまだ幼さを残すその寝顔に思わず見惚れてしまう。だが、イケメンであることに変わりはない。背が高く、体格もそれなりにガッシリとしていて、これだけ爽やかな、穏やかな性格であれば、彼女がいたっておかしくはない。
なのに。
「…オレは…。…正樹様の奴隷ヒーローです…。…正樹様に…、…この体を…、…捧げ…ます…!!」
そう言い切った淳市。それから、淳市はいつでも僕の傍らにいるようになった。もちろん、仕事ではお互いに何食わぬ顔をしている。だが、仕事を終え、僕が帰宅する時には時間差で僕の部屋へやって来る。スラックスの前部を大きく押し上げた状態で。
もちろん、それは芳将も同じだ。
「…今日も…。…オレを処刑して下さい…!!」
淳市が顔を赤らめて言う。だが、目をギラギラさせ、スラックスの前部を押し上げた淳市の大きく、太く、長いペニスはビクンッ、ビクンッ、と脈打ち、心なしか呼吸が速い。
そして、淳市にヒーローの全身タイツを着せ、両手両足を拘束し、淳市の弱点である両胸の突起を両手で小刻みに、そして、ペニスを口の中で両胸の突起と同時に刺激してやると、
「ぐぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と大きな悲鳴を上げ、体を弓なりにする。
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
淳市のペニスから溢れ出る淫猥な液体。それが淫猥なハーモニーを奏でる頃には、
「…き…ッ、…気持ち…いい…ッ!!…気持ちいいいいいいいいいいいいいいいいいいッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と言う快楽に酔い痴れた声を上げる。
「…イッ、…イキ…そう…ッ!!」
顔を真っ赤にし、目を潤ませ、はぁはぁと荒い呼吸を続ける淳市。その腰がガクガクと上下に激しく痙攣を起こす。そして、
「…イッ、…イクッ!!…イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!うおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と雄叫びを上げたかと思うと、腰をグンと一層高く突き上げた。その瞬間、
ドブッ!!ドブッ!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブブブブッッッッ!!!!ドブブブブッッッッ!!!!
と言う鈍い音と共に、淳市のペニスから熱い情熱が僕の喉奥深くへ飛び出したのだった。
「…淳市…」
穏やかな表情ですぅすぅと寝息を立てている淳市。僕は体を少しだけ起こすと、イエローライオンの光沢のある黄色と白を基調とした全身タイツに浮き出た右胸の突起に顔を近付けた。
…チュッ!!
くすぐったい音が聞こえた時、
「…ッ!!」
と、淳市の体がビクリと跳ね上がった。
…チュクチュク…ッッッッ!!!!…チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!
右胸の突起を舌で転がすようにしたり、ねっとりと周りを舐め上げたり、チュウウウウッッッッ、と言う淫猥な音を立てて吸い上げる。そして、左胸の突起は右手で同じように刺激する。その刺激に淳市は、
「…ふ…ッ!!…んく…ッ!!…あ…ッ、…ああああ…ッッッッ!!!!」
と声を上げる。
「…正…、…樹…、…さん…ッ!!」
うっすらと目を開け、目を潤ませている淳市。
だが、僕は無言のまま、淳市の左胸を刺激していた右手でそのガッシリとした上半身を撫でる。分厚い胸板、その下にあるしっかりと割れた腹筋の程良い弾力を味わうように。そして、右手を徐々に下へと移動させた時、
「…フフッ!!」
と笑ってしまった。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
イエローライオンの全身タイツ。そのガッシリとした2本の足の付け根部分。そこには切り込みが入れてあり、そこから淳市の大きくて太く、長い男としての象徴であるペニスが体と垂直に突き出し、ビクンッ、ビクンッ、と脈打っていたのだ。
「…相変わらず変態だな、淳市は…」
「うああああッッッッ!!!!」
その時、淳市のペニスの真っ赤に腫れ上がった先端の鈴口からドクドクと透明な液体が溢れ出し、ペニスを伝って流れ落ちた。
「…そんなにお仕置きして欲しいのか?」
僕が尋ねると、
「はぁッ!!はぁッ!!はぁッ!!はぁッ!!」
と淳市が呼吸を荒くする。そして、
「…お仕置き…、…して…、…下さい…!!」
と言うと、頭を上げ、
…チュッ!!
と、僕にキスをして来た。
「…オレは…、…正樹様の奴隷ヒーローです…!!」
「…フフッ!!」
最初はあんなに嫌がっていたのに、いつの間に、こんなに変態に成り下がったのだろう。
まぁ、もともと淳市の心の奥底にはヒーローとしてエッチなことをされたい、陵辱されたいと言うおぞましい感情があった。それを実現させてくれる相手がたまたま僕だった、と言うだけの話だ。気心知れた会社の同僚である僕にされるのは、最初は恥じらいがあったはずだ。何より、淳市のプライドが許さなかったのだと思う。
だが、じっくりじっくり、時間をかけてゆっくりと調教した甲斐があった。今では、淳市は自ら体を差し出す、まさに奴隷ヒーローとなったのだ。
「…じゃあ、また淳市のエネルギーを頂くとしようかな」
そう言うと、僕はビクンッ、ビクンッ、と脈打ち続ける淳市のペニスを握る。その途端、
「んああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、淳市は悲鳴を上げ、体を仰け反らせる。そして、
グジュッ!!グジュウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
と言う淫猥な音と共に真っ赤に腫れ上がった先端の鈴口からドクドクと透明な粘着質な淫猥な液体が溢れ出した。
「…あむ…」
それを一滴も逃すまいと、僕は淳市のそれを静かに口の中に含む。
「…あ…ッ!!」
淳市は目をカッと見開き、体をビクリと跳ね上げた。
…ジュブッ!!…ジュブッ!!
ゆっくりと頭を動かし、淳市のペニス全てを味わうようにする。
「…あ…ッ!!…ああ…ッ!!」
それに合わせるかのように、淳市が艶かしい声を上げ、頭をブンブンと左右に振る。
…ジュボッ!!…ジュボジュボ…ッッッッ!!!!
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!ああッ!!」
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
僕の両手が淳市の体を這い、撫で回す。そして、両胸の突起に触れると、それをクリクリと小刻みに刺激する。
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
「ひがああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
淳市の体が弓なりになって行く。
「…気持ち…、…いい…ッッッッ!!!!…気持ちいいいいいいいいいいいいいいいいいいッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
僕の口の中で、淳市のペニスがビクビクと暴れる。
「…ま…ッ、…正樹…、…さん…ッ!!」
上目遣いに見上げると、淳市は顔を赤らめ、はぁはぁと荒い呼吸をしながら僕を見下ろしている。その口元には笑みが広がっていた。
「…気持ち…、…いい…です…ッ!!…オレは…ッ!!…正樹さんの奴隷です…ッッッッ!!!!」
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
「ひぃぎぃやああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
僕が頭の動きを速めると、淳市は金切り声に近い声を上げ始めた。
「…イッ、…イクッ!!…オレをッ、…イカせてくれええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガクガクと腰を上下に揺り動かす淳市。その体がガクガクと乱暴に動く。
「…イッ、…イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!」
目を虚ろにし、僕を見下ろす淳市。僕と視線が合った時、僕はコクンと頷いた。
「…イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
そして、淳市が腰をグンと突き上げた。それは、僕の口の中に含まれている淳市のペニスが僕の喉奥深くに突き刺さることを意味し、同時に、
ドブッ!!ドブッ!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブブブブ…ッッッッ!!!!
と言う鈍い音と共に、淳市の熱いエネルギーが僕の口の中に放たれることを意味していた。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
どのくらい時間が経っただろう。淳市はぼんやりとした眼差しを天井へ向けたまま、荒い呼吸を続けている。月の光が差し込み、淳市が身に纏っているイエローライオンの光沢のある鮮やかな黄色と白を基調とした全身タイツがキラキラと輝いている。
「…気持ち良かったか?」
淳市の体の上に跨るようにして、僕は淳市の顔に自分の顔を近付けている。そんな僕の体を優しく抱き締めるかのように、淳市の逞しい両腕が僕を包み込んでいた。
「…気持ち…、…良かった…、…です…!!」
淳市は照れたような笑みを浮かべ、そう言った。そして、頭を少しだけ動かし、僕の唇に自身の唇を押し当てて来た。
…クチュッ!!…クチュクチュ…ッッッッ!!!!クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!
くすぐったい音が響き渡る。
「…オレは…、…正樹様の奴隷ヒーローとして、この体を、ずっと差し出します。…煮るなり焼くなり、正樹様が満足するまで、この体を徹底的に甚振って下さい…!!」
「…お前なあ…」
思わず苦笑してしまう。
「…ヘヘッ!!」
淳市の男としての象徴・ペニス。僕の腹の下で少しずつ落ち着きかけていたそれが今、再び頭をもたげ、大きく、太く、硬く、ビクンッ、ビクンッ、と脈打ち、その真っ赤に腫れ上がった先端の鈴口からはトロトロと淫猥な液体を溢れさせ続けていたのだった。
ヒーロー陵辱 完