秘密の契約と心の闇 第23話(最終話)
「…ぐッ!!…ぐぅ…ッ!!…うぐ…ッ!!…はぁ…ッ!!…はぁ…ッ!!」
誰もいない、しんと静まり返った山里。その中央広場のようなところで、カブトライジャー・霞一甲が低い呻き声を上げている。筋肉質な体がブルブルと震え、臙脂色のシノビスーツで覆われた上半身は、荒い息と共に肩が上下し、胸は大きく前後した。そして、黒色の下半身の筋肉質な尻はビクビクと震え、収縮運動を繰り返していた。
そんな一甲の目の前には、光沢のある鮮やかな黄色のシノビスーツを纏ったハリケンイエロー・尾藤吼太が蹲っていた。そして、開かれたマスクの前面からは紅潮した顔が見え隠れし、その口はなんと、一甲の大きく勃起したペニスを咥えていた。そして、一甲のペニスを刺激し、サクヤの術とで性感帯の感度を高められていた一甲はそれに抗い切れず、無残にも射精して果てていたのであった。
「…ククク…!!」
そして、そんな2人の大男の横には、ジャカンジャの中忍・サクヤが勝ち誇った笑みを浮かべていた。
「…随分、大量に出たようだな、カブトライジャー…!」
吼太の頬が大きく膨れ上がっている。するとサクヤはあの黒い小瓶を取り出し、それを吼太に手渡すと、
「さぁ、吼太さん。一甲さんが出した精液をその中へ出しちゃってよ!タウ・ザント様に献上するからさ!」
と言ったのである。
「…や、…止…め…ろ…!!」
一甲が息も絶え絶えに言う。だが吼太は小瓶を口元へ持って来ると、一甲のペニスを口から出す。一甲のペニスは先端が真っ赤に腫れ上がり、淫猥な液体に覆われ、てらてらと輝いていた。
「…う…」
吼太が口を少し動かした瞬間、濃白色な液体がトロトロと溢れ出し、黒い小瓶に入って行く。
「…あ…あ…あ…!!」
体を思うように動かせない一甲は体をブルブルと震わせ、呻き声を上げる。
「…凄い…!」
サクヤが目を輝かせる。
「感謝するよ、カブトライジャー。お前が飛び込んで来てくれたお陰で、思わぬ収穫があったよ!」
次の瞬間、サクヤはいきなり一甲のペニスを握った。
「うぐッ!?」
突然の刺激に一甲が腰を引こうとする。だが、一甲の腰は意に反するように前へ突き出されていた。
「…フフフ…!!」
サクヤはニヤニヤと笑い、一甲のペニスの先端部分をその細い指でゆっくりと刺激し始める。
「…うぐッ!?…ぐ…ッ、…ああ…ッ!!」
痺れと激痛が一甲を襲い、一甲が呻く。
「…フフフ…!!」
サクヤはそう言いながら、一甲の真っ赤に腫れ上がったペニスの先端をグリグリと刺激する。括れの部分を引っ掻いたり、握り締め、グリグリと左右に回すようにしたり。
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!」
子供の力とは思えないほどの強い力が一甲のペニスを襲う。カブトライジャーのマスクがブルブルと小刻みに左右に揺れる。
「…やッ、…止めろおおおおッッッッ!!!!…止めて…くれええええッッッッ!!!!」
あまりの刺激に耐えかねたのか、一甲が悲鳴を上げ始めた。その時、
「お前の顔が見たくなったよ」
とサクヤが言い、目が光った。その瞬間、
パシッ!!
と言う音を立てて、一甲のカブトライジャーの前面にひびが入った。そして、ばらばらと音を立てるかのようにそれが崩れ落ち、中から一甲の顔が出て来たのである。
「…あ…あ…あ…!!」
一甲は恐怖で言葉も出ない。自らの意志ではなく、ましてや、何か衝撃を与えられたわけでもなく、サクヤの能力によってマスクの前面が割られたのだから。
「…フフフ…!!」
呆然としている一甲をよそにサクヤは例の黒い小瓶を取り出すと、一甲のペニスを挿入する。ぬめっとした感触に一甲は、
「…うぁぁ…!!」
と艶めかしい声を上げるも、すぐに、
「…や、…止め…ろ…ぉ…ッ!!」
と言った。次に何をされるのか、分かっていた。一甲の声が震え、目尻には涙が浮かんでいる。
「…た、…頼む…ッ!!…止めて…くれ…!!」
だが、サクヤはニヤニヤと笑い続けている。そして、
「…さぁ…。…お前の生体エネルギーを…、…全て一気に頂くとしよう…!!」
と言ったその時だった。
バシュウウウウウウッッッッッッ!!!!!!
と言う大きな音が聞こえ、一甲のペニスを挿し込んだ小瓶が赤く光る。
「ううッ!?ああああッッッッ!!!!」
ペニスを通して全てを吸い取られるような感覚に、一甲の意識が遠退きそうになる。
「…ぐぅぅぅッッッ!!!!」
下腹部から襲い掛かって来る、あの忌まわしい感覚。それを必死に押し留めようとするが、それに抗い切れるほどの抵抗力は、もはや残されてはいなかった。
「うぐおおおおおおッッッッッッ!!!!!!」
一甲が野太い声で絶叫した次の瞬間、
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュッッッ!!!!ビュクビュクビュクッッッ!!!!
と言う鈍い音と共に、一甲の腰が何度も前後した。
「…ぐッ!?…ああッ!!ああッ!!ああああッッッッ!!!!」
だがその小瓶は、自ら意思を持っているかのように、一甲のペニスへの刺激を更に強めたのである。
「ぐわああああああッッッッッッ!!!!!!」
一甲の体が大きく仰け反り、カブトライジャーのスーツ越しに、首筋に血管が浮き出ているのが分かった。マスクの中では、一甲の顔は真っ赤になり、目を大きく見開き、口からは涎を垂らしている。そして、
「がああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と絶叫した次の瞬間、
ブシュッ!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
と言う音と共に、再び一甲が腰を前後へ激しく振った。
「あはははは…ッ!!!!」
サクヤが勝ち誇ったように笑う。
「ぐわああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
一甲の顔が次第に真っ青になって行く。だが、小瓶の刺激は止まるどころか、更に刺激を強めて行く。
「…も、…もう…、…止めて…、…くれ…!!」
一甲が涙を零し、そう言ったその時だった。
ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
再び一甲の腰が激しく前後し、筋肉質な尻がビクビクと収縮運動を繰り返した。そして、
「…う…!!」
と一言呻いたかと思うと、一甲の体がゆっくりと後ろへ倒れて行った。その瞬間、一甲の体が光に包まれ、変身が解かれていた。
「…」
一甲の目は虚ろになり、涙が零れた痕が窺える。
「…随分と貯まったな…!」
サクヤは一甲のペニスから小瓶を取り外し、それをしげしげと見つめた。
「…まぁ、…これだけでも十分だが…」
そう言ったサクヤが振り向いた視線の先には吼太が。
「…ぅぁぁ…!!」
相変わらず間の抜けた声を上げている吼太。一甲がサクヤの策略によって辱められたことも理解出来ていないかのようだ。
「ねぇ、吼太さん」
サクヤはゆっくりと吼太に近付く。そして、
「吼太さんのも、貰ってもいい?」
と尋ねる。すると吼太は、
「…は…い…!!」
と言い、光沢のある鮮やかな黄色のシノビスーツから、自身の大きく勃起しているペニスを取り出し、サクヤからその小瓶を受け取ると、自ら挿し込んだのだ。
「…うぁぁ…ッ!!」
そのぬめっとした生温かい感触に、吼太の表情が恍惚となる。
「…じゃあ、行くよ?」
サクヤがそう言った瞬間、
バシュウウウウウウッッッッッッ!!!!!!
と言う大きな音が聞こえ、吼太のペニスを挿し込んだ小瓶が赤く光る。
「はああああッッッッ!!!!」
その瞬間、吼太が後ろへ仰向けにひっくり返った。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
吼太の甲高い叫び声が辺り一帯に響き渡る。そして、
「イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!」
と絶叫した次の瞬間、
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュッッッ!!!!ビュクビュクビュクッッッ!!!!
と言う鈍い音と共に、吼太の体が何度も跳ね上がった。
「…ぐッ!?…ああッ!!ああッ!!ああああッッッッ!!!!」
射精した直後のペニスを更に刺激され、苦痛と痺れに吼太が喘ぎ声を上げ続ける。そして、
「ひがああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と絶叫した次の瞬間、
ブシュッ!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
と言う音と共に、再び吼太が体を大きく跳ねらせた。その瞬間、
「…う…!」
と吼太はそう言うと、ガクリと地面に伸び、ピクリとも動かなくなった。それでも小瓶の刺激は止まらず、
ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
と吼太を強制射精させる。
「…このくらいでいいだろう…」
やがてサクヤは地面に伸びている吼太に近付き、吼太のペニスを挿し込んでいた小瓶を外した。
「…これでタウ・ザント様を復活させ、この世界を闇で覆い尽くしてやる…!」
そう言うとサクヤはスーッとその場から消えた。いや、消えたのはサクヤだけではなかった。村を形成していた家々も、中央広場も全てが消え、荒野が広がった。
後に残ったのは、変身を解かれ、股間から小さく萎んだ淫猥に照り輝くペニスを露出させた、無残な姿の大男2人だけだった。
秘密の契約と心の闇 完