おばあちゃんの悪知恵袋 第10話
「…ククク…!!」
野獣のように目をギラギラと輝かせて、勝ち誇ったような笑みを浮かべているタイガーレンジャー・ボーイ。
「…ウソ…、…だろ…!?」
そんなボーイを呆然と見つめているトリケラレンジャー・ダン。
「…何で…!?…何でだよ…!?」
「…何で…、…だって…?」
ボーイはムッとすると、どっかりと床の上に座り、ダンの両足首を掴み、その股の間に自身の右足を捻じ込ませた。そして、再び小刻みに動かし始めたのだ。その途端、
「うぐわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、ダンが体を弓なりにして悶え苦しむ。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ダンは顔を真っ赤にし、目をギュッと閉じて頭を左右に振り続ける。そして、
「…やッ、…止めろ…ッ!!…止めろオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と悲鳴を上げ続ける。
「僕がッ!!僕がッ、どれだけダンにムカついていたか、分かってるのかいッ!?」
その右足の動きが加速度を増し、ダンの股の間から少しずつ上へ上へとせり上がって行く。それはつまり、ダンの男としての象徴であるペニスと、その下に息づく2つの球体を、球体から先に刺激して行くことを意味していた。そして、ボーイのその小刻みに動き続ける右足がそこへ達した時、
「ぐぎゃああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、ダンが甲高い声を上げて絶叫した。
「痛てッ!!痛てええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
突然襲って来た快楽と鈍痛。それに身悶えるダン。だが、その体が大きく暴れることはない。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
「…ククク…!!…痛いよね?…だって、ダンの大事なところ、いや、ダンの武器を破壊してるんだもんね…!!」
ボーイはそう言いながら、
「ほらほら!!ほらほらほらほらああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と大声を上げ、今度はその右足を更に上へ移動させた。それはつまり、ダンの男としての象徴であるペニスがボーイの右足によって直接刺激されることを意味し、
「ひがああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、ダンが更に絶叫した。と、その時だった。
…グジュッ!!…グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
突然、淫猥な音が辺りに響き渡った。
「…え?」
その音にボーイが右足の動きを止める。その右足に、ダンのペニスがビクビクと小刻みに脈打った感覚が伝わった。
「うぐッ!?」
突然、刺激を止められたことでダンが体をビクリと跳ねらせ、
「…ぐ…ッ、…ぐうううう…ッッッッ!!!!…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
と呼吸を荒々しくしてその胸を大きく上下に動かした。
「…もッ、もしかしてええええッッッッ!!!?」
その時、ボーイが素早く体を起こし、
「…あ…!!」
と声を上げた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
ダンの2本の足の付け根部分。そこで大きく勃起していたダンの男としての象徴・ペニス。そのきれいなフォルムを形成しているその部分がぐっしょりと濡れ、大きな染みを作り出していた。そして、その染みは粘着質を帯び、てらてらと淫猥に照り輝いていたのだ。
「…プッ!!」
その瞬間、ボーイは火が付いたように大声で笑っていた。
「…ク…ッ!!」
反対に、ダンは悔しそうに目を硬く閉じ、顔を真っ赤にしていた。
「…すッ、…凄いよッ、ダンんんんんッッッッ!!!!…ぼ、…僕がダンの大事なところをちょっと虐めてあげただけなのに、そんなに感じてくれるなんて…!!」
「…るッ、…るっせエエエエエエエエッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ダンが悲鳴混じりの叫び声を上げる。そして、
「…なッ、…何でだよ…ッ!?…何で、こんなことするんだよオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!??」
と、目に涙を滲ませて怒鳴った。
「決まってるだろ!?ダンへの仕返しさ!!」
突然、感情を爆発させたように大声で怒鳴り返したボーイに、ダンは、
「…ッッッッ!!!?」
と体をビクリとさせる。
「いっつもいっつも人の言うことを聞かないしッ!!何をやってもいい加減だしッ!!僕より年上なのに、全っ然、しっかりしてないしッ!!」
「…ボー…イ…?」
はぁはぁと荒い呼吸をして仁王立ちしているボーイを呆然と見つめるだけのダン。
「ダンに飲ませた透明や水色の液体。あれ、バンドーラおばあちゃんに作ってもらったのさ!!ダン、君にお仕置きをするためにねッ!!」
「…あ…、…あぁぁ…」
ダンの頭の中で全てが繋がって行く。
「さすが、おばあちゃんが作ってくれた薬だよね!!僕が願ったことをダンが全部やってくれたんだもの!!」
「…お…、…前…が…、…願った…、…こと…?」
「そ!試しにメイのスカートをめくらせてみたり、ゲキに悪口を言わせてみたり。でもあまりにも偶然を装うような動きだったから、僕だって確信が持てなかったんだ。…だから…。…だから…!!」
「…ボー…イ…?」
ボーイの顔が徐々に赤くなって行くのを見たダンが声をかける。
「…だッ、…だから…ッ!!…ぼッ、…僕を抱き締めさせたんだッ!!」
「うわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボーイの言葉に、そのことを思い出したのか、ダンが同時に悲鳴を上げ、頭を抱えてゴロゴロと転がる。
「…ぼッ、…僕だって恥ずかしかったさ!!…でッ、…でもッ、それでようやく確信したんだ。…ダン、…君を僕の自由に出来るってね!!そして、僕は君にトリケラレンジャーに変身させてオナニーをさせた!!そして、君はその快楽に抗い切れず…」
「止めろオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダンは狂ったようにゴロゴロと転げ回り、顔を真っ赤にしている。
「でも、その中で1つだけ、僕が願わなかったことがあったんだよね…!!」
「…え?」
ボーイが腕を組み、ニヤニヤとしている。
「…ダンん…。…君、…快楽にどっぷりとハマっちゃっただろ…?」
「…ッッッッ!!!!」
ダンの目が一瞬、ピクリと見開かれ、はっとしたような表情になったのをボーイは見逃さなかった。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
「…フフッ!!…やっぱりね…!!」
勝ち誇った笑みを浮かべ、意地悪くダンを見下ろし、
「ダンん。オナニーを僕に見せながら腰を振っていたよね?それに、その次の日、君はトリケラレンジャーに変身してオナニーをすると、チンポが擦れて気持ち良すぎるって言ってたよね?」
と言った。その途端、
「うぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、ダンが再び狂ったように絶叫した。
「今頃気付くなんて、ダンはやっぱりバカだよねッ!!」
そう言った時、ボーイがダンの横にどっかりと腰を下ろした。
「…覚悟はいい、ダンん?」
「…ッッッッ!!!!」
ダンの顔に明らかに怯えの表情が浮かんでいる。
「…君へのお仕置きは…、…まだまだこれからだよ…!!」