おばあちゃんの悪知恵袋 第13話
それから暫くが経った。
このところ、トリケラレンジャー・ダンの行動が大人しくなった、いや、急に真面目になったと、ティラノレンジャー・ゲキやマンモスレンジャー・ゴウシが噂をするようになった。本やものを出しっぱなしにせず、きちんと片付けたり、服を脱ぎ散らかしてそのままにしたりせず、ちゃんと畳んで片付ける、など。
それに対し、プテラレンジャー・メイは当たり前だと顔を真っ赤にして怒ってはいたが。
そして、そう言った用事を片付けると、ダンはすぐに部屋へ引きこもるようになった。
「…おい、ボーイ…」
部屋と言っても、タイガーレンジャー・ボーイの部屋へやって来たダン。
「今日もちゃんと片付けをやったね」
ニッコリと微笑むと、ボーイはダンの元へ行き、
「エライね、ダンん!」
と言うと、ダンの頭をクシャクシャと撫でた。
「…ッ!!」
その言葉に、ダンは一瞬、カッとなったが、すぐに顔を真っ赤にして、
「…や、…約束…だろ…?」
と言うと、
「ダイノッ、バックラーッ!!」
と、ベルトのバックルを外して大声を上げた。その瞬間、ダンの体が眩い光に包まれ、ダンは光沢のある鮮やかな青色の、ティラノレンジャーのスーツに身を包んでいた。
「…フフッ!!」
ボーイが笑う。そして、
「…本当にいやらしいよね、ダンは…!!」
と言うと、ダンの2本の足の付け根部分に息づく、ダンの男としての象徴であるペニスをキュッと握った。
「んあッ!?」
とダンが声を上げ、体をくの字に折り曲げる。そして、
「…て…、…め…え…!!」
と、悔しそうに呻いた。
「…僕にいやらしいことをされたいから、気持ち良くなりたいから、僕の言うことを聞くんだもんね?」
目をギラギラとさせ、勝ち誇った笑みを浮かべてボーイは言った。
あの日。ダンがボーイにペニスを刺激され、抗い切れなくなり、自らイカせてくれと頼んだ日。
…ビュクッ!!…ビュクッ!!
ボーイの刺激が止まってからも、ダンのペニスは大きな脈動を続け、そのたびに、ぐっしょりと濡れて光沢を失ったトリケラレンジャーの青いスーツから、てらてらと照り輝く淫猥な液体を溢れさせ続けていた。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
ダンの顔は汗に塗れ、その目からは涙、口元からは涎が伝った痕が窺えた。
「…フフッ!!」
ボーイも興奮の絶頂だった。タイガーレンジャーの光沢のある鮮やかな黄色のスーツの中で、ボーイの男としての象徴であるペニスも大きなテントを張り、その先端をぐっしょりと濡らしていたのだ。
「いっぱい出たね、ダンん!!」
ボーイが目を輝かせ、意地悪く言うと、ダンは目をギュッと閉じ、
「…く…っそ…オオオオオオオオ…ッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と言い、トリケラレンジャーの真っ白なグローブをギリギリと言う音を立てて握った。
「…約束だよ?」
「…あ…?」
「僕の言うこと、これからはちゃんと聞いてよね?…そしたらさ…」
そう言った時、ボーイは右手を伸ばすと、今だに大きく勃起しているダンのペニスをギュッと握った。その途端、
「んああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と、ダンが悲鳴を上げ、体をビクリと跳ねらせる。と同時に、
グジュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!
と言う音を立てて、ダンのペニスから更に淫猥な液体が溢れ出した。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
「…ククク…!!」
ボーイは、ダンのペニスをゆるゆると上下に動かす。
…グチュッ!!…グチュッ!!
淫猥な音と共に、
「…あ…ッ!!…んあ…ッ!!」
と、ダンが短い喘ぎ声を上げる。
「…僕の言うこと…、…ちゃんと聞いてくれたら…。…もっともっと、…気持ち良く…、…してあげるよ…!!」
「…く…ッ!!」
ボーイの勝ち誇った笑みが癪に障る。だが、それはダンが望んだことでもあった。自ら言い放った言葉が墓穴を掘ることになろうとは。
「このスーツを着てオナニーをするとさ、ここがスッゲェ、気持ち良かったんだ!!スーツにチンポが擦れてさ、普通のオナニーとは違った感覚がしてさ、気持ちいいのなんのって…!!また、頼むぜ、ボーイ君ッ!!オレで良かったら、いくらでもお前の相手をしてやるぜ?」
「いくらでも相手をしてくれるんだよね、ダンん?」
「…もッ、…元はと言えばッ、…お前が変なモン飲ませるからだろうがッ!!」
「でもさ、僕はオナニーをしてみせてって言っただけで、それが気持ち良かったからずっとやっていたらイキたくなったって言ったのはダンだよ?」
「…うぐ…ッ!!」
「アハハハハハハハハッッッッッッッッ!!!!!!!!」
悔しそうなダンに対して、勝ち誇った笑い声を上げるボーイ。
「いいね、ダン君?」
突然、ボーイがダンのことを「君」付けで呼んだ。
「これからは、僕の言うことは絶対だから、ね!!そうじゃなきゃ、僕はダンをいっぱい気持ち良くしてあげられないからね!!」
そう言うと、ボーイはゆっくりと立ち上がった。
「僕の相手、してくれるんでしょ?」
「…ぐ…ッ、…うううう…ッッッッ!!!!」
けだるい脱力感のせいか、体が重くて動かない。
「…く…っそ…オオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダンは狂ったように叫んだ。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
そして今。トリケラレンジャーにダイノバックラーしたダンの2本の足の付け根部分に息づく、ダンの男としての象徴であるペニスをタイガーレンジャーにダイノバックラーしたボーイがギュッと握り締めている。
「今日はどうやってダンを甚振ってあげようかなぁ…?」
ドクンッ!!
ボーイがそう言った言葉に、ダンは心臓が大きく高鳴るのを感じた。そして、
「…う…、…うあぁぁ…!!」
と呻き、はぁはぁと呼吸を荒くする。と同時に、ダンのペニスがボーイの手の中でビクビクと脈打った。
「フフッ!!本当に変態だね、ダンは!!」
ボーイはそう言うと、
「じゃあ、ダンん。今からダンは僕の人形になるんだ…!!」
と言った。その途端、
「うぐッ!?」
とダンが呻いたかと思うと、その体がその場で硬直した。
「…かッ、…体が…ッ!!…動か…ねぇ…ッ!!」
「へぇぇ〜。おばあちゃんが作ってくれた薬、今でも効いてるんだ?」
その時、ボーイは驚いたように言ったが、すぐに、
「…まぁ、いいや。その方が、僕もゆっくりとダンを甚振れるからね…!!」
と言うと、ニヤリと笑ったのだった。