座敷わらしの悪戯 第22話
床に大の字に寝転んだサスケ。光沢のある鮮やかな赤色のニンジャレッドの、余計なデザインが一切ないシンプルなスーツに包まれたその体は、彼の肉付きをクッキリと浮かび上がらせている。男らしく厚い胸板、ばっくりと割れた腹筋、鍛えられがっしりとしている腕と足の筋肉。
そして、サスケのそんながっしりとした2本の足の付け根部分が今、大きく盛り上がっていた。
サスケの男としての象徴であるペニス。その部分は光沢を失ってはいるものの、彼のペニスの形をクッキリと浮かび上がらせていた。
「…サスケぇ…!」
そんなサスケの横に座り、彼の体付きをじっと見下ろしているニンジャブルー・サイゾウが顔を赤らめ、ほうと溜め息を吐いた。
「…そんなに見るなよ…!…恥ずかしいだろうが…!」
思わずサスケがフイッと横を向く。
「…サスケぇ…!」
そんなサスケの体の上に、サイゾウが伸し掛かる。光沢のある鮮やかな水色のスーツ。その股間部分が引き裂かれ、飛び出した彼のペニスが大きく勃起し、ビクンビクンと脈打っていた。
「…サスケ…。…やっぱりカッコいい…!」
そう言うとサイゾウは、サイゾウの右胸に近付くとそこに小さく浮き出ている突起を口に含んだ。
…チュッ…!
くすぐったい音が聞こえたその途端、
「んふん…ッ!!」
とサスケが声を上げ、ビクリと体を跳ねらせた。
「…フフッ!…サスケぇ、胸、感じるもんね?」
嬉しそうに言うと、サイゾウはそこをゆっくりと刺激し始めた。
…チュクッ!!…チュクチュク…ッ!!…ザリッ!!…ザリッ!!
胸の上でニンジャレッドのスーツが動く。
(…あの時と、…同じだ…!)
初めて、ここでサイゾウに犯された時のことを思い出していた。それまでに感じたことのなかった感覚がサスケを襲った時のことを。
チュクチュクッッッッ!!!!チュクチュクッッッッ!!!!
サイゾウの舌がサスケの右胸の突起を弄ぶ。指で刺激されるのと同じように、舌先で器用にその突起を引っ掻いてみたり、くすぐるようにしてみたり。また、その突起の周りをねっとりと舐め上げてみたりを繰り返す。
「…あ…!!…あぁ…ッ!!…く…ッ、…ああああ…ッッッッ!!!!」
顔を真っ赤にし、目をギュッと閉じるサスケ。
「…サ、…サイ…ゾウ…ッ!!」
頭が次第にぼんやりとして行く。真っ白になるとはこう言うことを言うのだろうかと思った。
「…ひ…ッ、…ぐうううう…ッッッッ!!!!」
もどかしいような、くすぐったいような、ちょっとでも気を抜いたら狂ってしまいそうな感覚。
あの時はとにかく必死だった。サイゾウに、同じ男である古くからの付き合いであるサイゾウに犯されることなど、全く予想すらしていなかった。その困惑と、混乱と、そして初めて味わう感覚に頭がパニックになっていた。
(…だけど、今は…)
今は、サイゾウが与えて来るそんな刺激をしっかりと受け止めている。いや、むしろ、それが心地いいとさえ感じている。
と、その時だった。
考え事をしていたため、気付かなかったのだが、サイゾウが右手を伸ばし、サスケの左胸の突起をキュッと摘まんだのだ。その途端、
「んああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と声を上げ、体を大きく仰け反らせた。
「…フフッ…!」
サイゾウは顔を上げ、嬉しそうに笑うと、
「サスケがこんなにも感じてくれるなんて、オレ、幸せよ?」
と言うと、その腰をグイグイと前後に動かし始めた。
「んあッ!!んあッ!!く…ッ、…んああああッッッッ!!!!」
自身の大きく勃起したペニスにぶつかるサイゾウのペニス。そのゴツゴツとした感覚に思わず喘ぐ。
すると、サイゾウはおもむろに起き上がると、ゆっくりとサスケの体の上を下りた。そして、サスケの大きく開かれた股の間に座り込むと、
「…いいよね、サスケ?」
と尋ねる。
「…どう…したい…?」
心なしか、サスケの呼吸が乱れているように思えた。するとサイゾウは顔を赤らめ、
「…オレだけチンポを見せてるのって、不公平じゃねえ?」
と言った。
「…つまり?」
心なしか、サスケの口元が緩んでいるのを、サイゾウは見逃さなかった。するとサイゾウは、
「…サスケのチンポも見たい…」
と言ったのだ。だがサスケはニヤリとして、
「見るだけか?」
と尋ねる。
「もう!」
サイゾウはぷっと顔を膨らませ、
「分かってるんだろうッ!?」
と声を大きくした。するとサスケは、
「冗談だよ、冗談!」
と言い、
「…オレのも、…直接しゃぶってくれよ…!」
と言ったのだ。
「うん!」
頬を赤らめ、嬉しそうに言うサイゾウ。そして、光沢を失い、ぐっしょりと濡れているサスケのニンジャレッドのスーツのその部分へ手を掛けると、
「…行くよ?」
と言い、
「…んん…ッ!!」
と声を上げながらそれを左右へ引っ張った。その途端、
…ビッ!!…ビィィィィッッッッ!!!!…ビィィィィ…ンンンン…!!!!
と、その部分を引き裂いた途端、サスケの大きく勃起したペニスが抵抗を失い、物凄い勢いで飛び出して来た。
「…フフッ!」
その光景を見たサスケが思わず笑う。そして、サイゾウも、
「元気だねぇ、サスケのチンポ…!」
と言ったかと思うと、ニンジャブルーの水色のグローブで静かに握った。
「んッ!!」
サスケの体がビクリと跳ねる。
「…じゃあ…」
サイゾウの顔がゆっくりとそこへ近付き、口を半開きにする。
「…ああ…、…あぁぁ…!!」
サスケははぁはぁと荒い呼吸を繰り返し、自身の大きくいきり立ったペニスがサイゾウの口の中に入って行くのを見つめている。そして、それがサイゾウの口の中へ消えて行ったその瞬間、
「…あぁぁ…!」
と恍惚な表情を浮かべ、頭を再び地面に横たえた。
…ジュブッ!!…ジュブッ!!
淫猥な音を立てながら、サイゾウの頭が上下に動く。
「…あぁぁ…。…サイ…ゾウ…!」
ゆっくりとサスケの両腕が伸びて行き、サイゾウの頭を優しく包み込んだ。
「…気持ちいいよ、…サイゾウ…!」
ニンジャレッドの真っ赤なグローブが、サイゾウの頭を優しく撫でる。するとサイゾウは目を細め、
ジュブッ!!ジュブジュブッッッッ!!!!
と少し勢いを付けて頭を上下に動かし始めた。
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!ああッ!!」
これにはサスケも顔を真っ赤にし、目をギュッと閉じてその快感に耐えようとする。
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
サイゾウが一心不乱に頭を上下に動かし、サスケのペニスを刺激する。サスケのペニスは今、サイゾウの口の中でビクビクと脈打ち、大きく暴れていた。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
サスケの体が弓なりになる。そして、あの時と同じように体の奥底から熱いものが込み上げて来るのも分かった。
「…イ、…イキ…そう…!!」
サスケがそう言った時だった。
ジュブッ!!グジュッ!!
突然、サイゾウがサスケのペニスを口から出し、右手に握り直したのだ。
「…あ…!」
これにはサスケも不意を突かれ、
「…あ…あ…あ…あ…!!…んんんんああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と悲鳴を上げた。