逆転有罪 第38話(最終話)
ンコソパ国――。
「ンナーッハッハッハッハッッッッ!!!!ンナーッハッハッハッハッッッッ!!!!」
最先端のテクノロジーを開発し続ける国であることを象徴させるような、電飾とネットワークで囲まれた広場。その中央でギラが高らかに笑っている。
「オレ様は邪悪の王ッ!!この国を支配してみせるウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
だが、そんなギラの姿がいつものクワガタオージャーの光沢のある鮮やかな赤色のスーツに包まれていなかった。キラキラと眩しく輝く金色のスーツ。そして、その体はクワガタオージャーに王鎧武装した時よりも装甲に守られている。ギラは今、キングクワガタオージャーに王鎧武装していたのだ。
「ンナーッハッハッハッハ…!!…んぐ…ッ!!」
突然、高笑いが止まり、ギラが呻き声を上げた。と同時に、
ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!
と言う鈍い音が聞こえて来る。
「…てめえ…、…いつまで笑ってんだ、コラ…!!」
ヤンマが侮蔑の眼差しをギラへ向けている。彼は今、トンボオージャーに王鎧武装し、光沢のある鮮やかな青色のスーツに身を包んでいた。
「オラ、てめえが好きなオレのチンポだ!!しゃぶれよ!!」
そう言いながら腰を前後に揺り動かす。
ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!
ヤンマの2本の足の付け根部分に息づく、ヤンマの男としての象徴・ペニス。太く、長く、どす黒く勃起したそれは、目の前で四つん這いになっているギラの口の中で出入りを繰り返し、ズチュズチュと言う淫猥な音を響かせていた。
「んんんんッッッッ!!!!んんんんッッッッ!!!!んんんんんんんんッッッッッッッッ!!!!!!!!」
顔を真っ赤にし、目をギュッと閉じて呻き声を上げ続けるギラ。その口の端からはポタポタと淫猥な液体が溢れ続けている。
「…あぁぁ…。…気持ち…いい…!!」
ヤンマが恍惚な笑みを浮かべる。そして、視線をチラリと横へ向けると、
「おい。タコメンチの無様な姿をちゃんと録っておけよ?」
と言った。その途端、
「んんんんッッッッ!!!!んんんんッッッッ!!!!」
と、ギラが悲鳴に近い声を上げる。そんなギラの横には、大きなカメラを構えた男性がおり、そのレンズはギラの顔をしっかりと映して出していた。
「どうした、タコメンチ?コイツが欲しいのか?」
そう言ったヤンマの目がギラリと光る。そして、その右手には小さなリモコンのようなものが握られていた。それを見た途端、ギラは目を大きく見開き、
「んんんんんんんんんんんんんんんんッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と声を上ずらせ、顔を左右に小刻みに振った。だが、ヤンマはそのリモコンのスイッチを押す。
カチッ!!
乾いた音が聞こえたその瞬間、
ヴウウウウウウウウウウウウウウウウンンンンンンンンンンンンンンンンッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
と言う小刻みな振動音が聞こえ始める。と同時に、ギラのキングクワガタオージャーの金色のスーツが毒々しいほどに真っ赤に輝き始め、
「んんんんんんんんああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、ギラが悲鳴を上げ始め、ヤンマの足元でゴロゴロと転がり始めたのだ。
「…や…ッ、…止めて…ッ!!…ヤンマ…ああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
金色のグローブに包まれた両手が忙しなく動き、自身の2本の足の付け根部分やぷりんとした双丘の間の窪みなど、全身を押さえるようにしている。
「…ククク…!!…まるで芋虫のようだな…!!」
ヤンマの目が真っ赤にギラギラと光る。
「どうだ、タコメンチ?ンコソパのテクノロジーで魔改造してやったキングクワガタオージャーのスーツは?」
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギラの体が痙攣を繰り返す。
「…も…ッ、…もう…ッ、…止めて…ッ!!…ヤンマ…ああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
その時だった。
ガシッ!!
ギラはンコソパの国民に両脇を抱えられ、その場に立たされる。
「…み…ッ、…見ないでええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヴウウウウ、と言う低い振動音と同時に、ギラの2本の足の付け根部分に息づく、ギラの男としての象徴であるペニスがキングクワガタオージャーのスーツの中でビクビクと脈打っている。そして、
グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
と言う音と共に、その先端にてらてらと淫猥に照り輝く透明な液体を溢れさせ続けていた。
「てめえがオージャクラウンランスでキングクワガタオージャーに王鎧武装し、オレがこのリモコンのスイッチを入れた途端、そのスーツはてめえの体中の感じるところを集中的に刺激するようにしてある。つまり、てめえのアソコはてめえの意思と関係なく、常に勃起した状態で、ほんのちょっと刺激を加えれば…!!」
そう言ったヤンマの右手が素早く伸びたかと思うと、ギラのペニスをスーツ越しにギュッと握る。そして、激しく小刻みに上下に刺激し始めたのだ。
グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
淫猥な音が響き渡る。と同時に、
「んんんんああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、ギラは体を仰け反らせて叫ぶ。
「…や…ッ、…止めて…くれええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!…イッちゃう…ッ!!…イッちゃうううううううううううううううううッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
「…ククク…!!…いい顔してんなァ、ギラぁ?…てめえの顔、しっかりとカメラに録られてんぞ?」
そう言うと、ヤンマはギラのペニスから手を離す。
「…ッッッッッッッッ!!!!!!!!」
涙が溜まる目でそのカメラを見るギラ。
「…てめえのエッチシリーズは飛ぶように売れてっからなァ…。…今回も、結構な金になるんじゃねぇの?…んでもって、違法ダウンロードもバンバンで、裁判長も次々にブタ箱に放り込めるってんでウハウハらしいしなァ…!!」
「…う…う…う…う…!!」
ギラは顔を真っ赤にし、何も言うことが出来ない。
「オラッ、タコメンチッ!!もっと楽しもうぜええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
そう言うと、ヤンマは手に持っているリモコンのスイッチを更に押す。
ヴウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
さっきよりも強烈な音が聞こえ始めたその瞬間、
「はああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!????」
と、ギラが目をカッと見開き、体を仰け反らせて叫び始めた。
グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
淫猥な音が更に大きさを増す。
「止めろッ!!止めろッ!!止めろオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
そう叫んだギラのペニス。先端が丸みを帯びたそれは、いつの間にかスーツの外へと飛び出し、ビクビクと脈打ち、その花の蕾のようになったところからポタポタと淫猥な液体を滴らせていた。
「オラッ!!さっさとイッちまえよッ!!」
そんなギラを見ながら、ヤンマはトンボオージャーの光沢のある鮮やかな青色のスーツから飛び出した自身のペニスを右手で刺激する。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
「…ああ…。…ああ…。…あぁぁぁ…!!」
激しく叫ぶギラとは対照的に、ヤンマは虚ろな瞳でギラを見つめ、熱い吐息を漏らす。その時、カメラのレンズはそんな淫猥な2人を映し出していた。
「…イッ、…イキ…そう…ッ!!」
「…ぼ…ッ、…僕も…ッ!!…イッ、…イクッ!!」
その時だった。
「「イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!イクウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」」
ギラとヤンマが同時に叫ぶ。そして、
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
と言う鈍い音を立てて、2人のペニスから大量の濃白色な、強烈な臭いを放つ淫猥な液体を溢れさせ、宙で弧を描いたのだった。
ギラの淫らな姿を収めた動画はその後もシリーズ化された。ヤンマは自身の性欲を満たすためにギラを陵辱し続け、ギラはこの世界の平和を保つための道具にされ続けるのだった。
逆転有罪 完