スティンガーの憂鬱 第１２話
長身のスパーダにすっぽりと体を覆われるようにして抱き締められている小太郎。
「…ス…、…パー…ダ…？」
小太郎は呆然としたまま、何が何だか分からないと言った表情でスパーダを見上げている。
「…小太郎…様…。…僕を、…僕を…。…甚振って…下さい…!!」
目を虚ろにし、顔を真っ赤にしてそう言ったスパーダ。その２本の足の付け根部分。小太郎にとってはちょうどお腹の辺りに突き出た、スパーダの男としての象徴であるペニス。ズボンを突き破らんが勢いで大きく真っ直ぐに伸び、その先端をぐっしょりと濡らしていた。
「…ど、…どう…したんだよ…、…スパーダぁ…？」
小太郎もスパーダに釣られるようにして顔を真っ赤にしている。そりゃ、そうだろう。スパーダは無意識なのか、腰を前後に動かしている。それはつまり、小太郎のお腹にそれが突き刺さることを意味しているからだ。
「…小太郎…様…に、…滅茶苦茶に…、…されたい…!!」
そう言った時だった。スパーダが小太郎を静かに離したかと思うと、きらきらと光る黄色のキュータマを取り出した。そして、
「マワスライドッ!!」
と言ったかと思うと、その天球儀の表面を回転させ、セイザブラスターに填め込んだ。その途端、
「カジキキュータマ!!Say the Change!!」
とけたたましい音が上がった。
「スターチェンジッ!!」
スパーダはそう言うと、セイザブラスターのトリガーを引く。その瞬間、スパーダの体は眩しい光に包まれ、次の瞬間、鮮やかな黄色のスーツに覆われたカジキイエローにスターチェンジしていたのだった。
「フードマイスターッ!!カジキイエローッ!!」
両手をくるくると回し、まるで料理の味見をするかのように右人差し指を口元から頭の後ろへ振り払う。その細長いバイザー越しに見える目は虚ろなままで、小太郎をじっと見下ろしている。そして、鮮やかな黄色のスーツの中で、スパーダの男としての象徴が臍へ伸び、その長いフォルムを浮かび上がらせていた。
「…兄…貴…？」
小太郎は怪訝そうに俺の方を振り向く。俺はニヤリとすると、
「ちょうど良かったじゃないか、小太郎。ラッキーに仕返しがしたかったんだろう？スパーダがお前に滅茶苦茶にされたいと言っているんだ。練習台にするには十分だろう？」
と言ってやった。すると小太郎は、
「…まさか…。…兄貴が、…スパーダに何かやったの？」
と聞いて来た。
「いや、俺は何もしていない」
子供は、いや、小太郎はどうしてこんなに鋭いのだろう。俺はしれっとするのに必死だった。
「で、どうする？」
俺が小太郎に問い掛けると、小太郎は暫く考え込んだ後、
「…フフッ!!」
と笑い、
「そうだね！せっかく、スパーダが練習台になってくれるって言ってくれてるんだもんね！これを利用しない手はないよね！」
と目を輝かせて笑った。そして、スパーダに抱き付くと、
「じゃあ、スパーダ！ご希望通り、滅茶苦茶にしてあげるよ!!」
と言い、水色に光るキュータマを取り出すと、
「マワスライドッ!!」
と叫び、その天球儀の表面を回転させるとセイザブラスターにそれを填め込んだ。その途端、
「コグマキュータマ!!Say the Change!!」
とけたたましい音が上がった。
「スターチェンジッ!!」
小太郎が元気良く叫び、セイザブラスターのトリガーを引いた。その瞬間、小太郎の体が眩しい光に包まれ、次の瞬間、鮮やかな水色のスーツに覆われたコグマスカイブルーにスターチェンジしていたのだった。
「ビッグスターッ!!コグマスカイブルーッ!!」
両腰に手を当て、大きく踏ん反り返る。
「…う…、…あぁぁ…!!」
鮮やかな水色のスーツを身に纏った小太郎を見ていたスパーダが体をブルブルと震わせ、２本の足の付け根部分にクッキリと浮かび上がったペニスを揉みしだく。
「…フフッ!!」
心なしか、小太郎のその部分も大きく盛り上がっているようにも見えた。
「…じゃあ…」
小太郎がゆっくりとスパーダの背後へ回る。それに合わせるかのように、
「…あ…あ…あ…あ…!!」
とスパーダは短い声を上げながら視線を動かす。だが次の瞬間、
「はうッ!?」
と叫び、体をグインと硬直させた。
「…あ…、…あぁぁぁ…ッッッッ!!!!」
細長いバイザーの中で、スパーダの目が見開かれている。大きく仰け反った体がピクッ、ピクッ、と痙攣を繰り返す。
「スパーダのチンポとタマ、オレの手の中に収まり切らないよ…!!」
スパーダの背後から小太郎の声がする。そして、スパーダの開かれた両足の間から、水色の指先を持った小太郎の真っ白なグローブが見えていた。
「…あふ…ッ!!…ふ…、…うう…ッッッッ!!!!」
小太郎の細くしなやかな指が、スパーダの大きく勃起したペニスをクニュクニュと揉み込む。その何とも言えない力加減が強烈な快楽となり、スパーダを襲っていた。
そして、ビクッ、ビクッ、とスパーダのペニスが脈打った時、
…グジュッ!!
と言う音と共に、カジキイエローの鮮やかな黄色のスーツが光沢を失っていた。
「フッ!!」
その光景を見て、俺は思わず笑っていた。
「小太郎。スパーダのアソコの先を見てみろ！」
「え？」
俺の声に釣られるようにして小太郎がスパーダの背後からひょいっと頭をのぞかせる。その途端、
「あッ!!」
と明るい声を上げた。
「スパーダあッ!!チンポの先からいやらしい液体が溢れて来てるよッ!!」
と言うと、スパーダの後ろから股の間に手を突っ込んだまま、グイグイと後ろへ引っ張り出した。それはつまり、スパーダの男としての象徴であるペニスとその下に息づく２つの球体に鈍い痛みを与えることになり、
「うぎいいいいいいいいッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と、スパーダがまたしても変な声を上げることになった。しかも、小太郎は後ろへ引っ張りながら手の中に収まっているそれらをクニュクニュと揉みこむものだから、
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!ああッ!!」
と、苦痛と快楽が同時に襲って来て、スパーダも訳が分からなくなっているようだった。だが、細長いバイザー越しのスパーダの目は恍惚となり、だらしなく垂れているのが分かった。
「あはははは…ッッッッ!!!!」
小太郎は楽しそうにスパーダを引っ張り続ける。
「はぐッ!!」
「ひぃッ!!」
「ふおッ!!」
「ああッ!!」
そのたびにスパーダは素っ頓狂な声を上げ続ける。だがそのうち、
「…あ…、…あぁぁ…!!」
と言ったかと思うと、膝をガクガクと震わせ、
「…う…！」
と、床に崩れ落ちた。
「スパーダッ!!大丈夫ッ!?」
小太郎が慌ててスパーダに駆け寄る。スパーダは、
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
と荒い呼吸をするも、そのペニスはビクッ、ビクッ、と脈打ち続けている。
「…フフッ!!」
その時、小太郎が笑ったかと思うと、
「じゃあ、もっと虐めてあげないとね!!」
と言ったかと思うと、スパーダの股の間に座り込んだ。そして、その両足首をしっかりと掴み、股の間に足を突っ込んだのだ。
「…え？」
スパーダが顔を上げる。だがその瞬間、
「おりゃああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、小太郎がその右足を小刻みに振動させ始めた。その途端、
「ひぃぎぃやああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
と言うスパーダの甲高い悲鳴が部屋の中に響き渡ったのだった。