歪んだ友情Ⅳ 第２５話（最終話）
…ズブッ!!…ズブズブ…ッッッッ!!!!…ズブズブズブズブ…ッッッッッッッッ!!!!!!!!
イエローライオン・大原丈の筋肉質なぷりんとした双丘がきゅっと締まる。
「…う…、…あぁぁ…!!」
顔を赤らめ、眉間に皺を寄せ、腰を押し進めて行く。
「あッ!!」
最初の瞬間、レッドファルコン・天宮勇介は体をビクンと跳ねらせた。だがそれも束の間、目をカッと見開き、口を半開きにした。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
筋肉質な、ガッシリとした両足を持ち上げられ、目の前で膝から折り曲げられている。そして、勇介の筋肉質なぷりんとした双丘を丈の目の前に曝け出し、その窪みの奥に位置する秘門に、丈の大きく勃起したペニスが挿し込まれていた。
「…ぁぁぁぁ…!!」
体をブルブルと震わせていた勇介だったが、
「…ぁぁぁぁああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、声を上ずらせて叫び始めた。
「痛ってええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
体を暴れさせ、上に伸し掛かっている丈を振り解きたいのに、直前まで何度も何度も大量に射精させられ、更には豪の媚薬のせいで体がおかしくなっていた。そのため、体にも力が入らずにいたのだ。
「…す…っげ…え…!!」
丈も心なしか、恍惚な表情を浮かべている。
「…勇介…の…、…ここ…。…す…っげ…え…、…気持ち…いい…!!…オレの…、…チンポ…、…ちぎれ…そう…!!」
顔を赤らめ、はぁはぁと荒い呼吸を始める。
「…つぅか…。…オレも…、…頭が…、…クラクラ…、…して来た…!!」
その時だった。
ビクンッ!!
勇介の双丘の秘門の奥で、丈の大きく勃起したペニスがビクンと脈打った。
「うぐッ!?」
その動きに勇介の体の中にピリッとした痛みが走る。
「…ゆ…、…す…け…」
「…丈？」
その時だった。
「…じょッ、…丈…ッ!?」
丈の目付きが変わっていた。
目を野獣のようにギラギラさせ、口元はニタニタと不気味な笑みを浮かべている。
「…行くぜえッ、勇介エエエエエエエエッッッッッッッッ!!!!!!!!」
その瞬間だった。
ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!
丈の腰が小刻みに物凄い勢いで上下に動く。それは勇介の秘門の奥に突き刺さっている丈のペニスが小刻みに高速で出し入れをされると言うことを意味し、更に、勇介の秘門に塗り付けた媚薬が淫猥な音を醸し出すことをも意味していた。
「うぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
突然の刺激に、勇介が悲鳴を上げる。
「…やッ、…止めろオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!…じょ…、…丈オオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
だが、丈は相変わらずニヤニヤと笑ったまま、腰を一定のリズムで律動させ続ける。
ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
その時、勇介に異変が起こっていた。
「…あはッ!!…勇介!!…おめえのチンポ、…ビンビンじゃねえかよ…!!」
「…あ…あ…あ…あ…!!」
そうなのだ。
勇介の２本の足の付け根部分に息づく、勇介の男としての象徴・ペニス。それが、丈が自身のを突き刺した瞬間は、その激痛で萎えていた。だが今は、それがムクムクと頭をもたげ、勇介の腹の上でビクン、ビクンと脈打ち、その鈴口からはトロトロと淫猥な液体を滴らせていたのだ。
「…とんだ変態だな、勇介は…!!」
「…ち…、…ち…が…!!」
ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!
「はああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!??」
勇介の体が弓なりになって行く。
「ひがああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
異変は勇介にも分かっていた。
ズチュズチュと言う淫猥な音を立てながら丈が腰を上下に揺り動かす時、その動きに合わせるかのように、勇介の下腹部にじんじんとした疼きが湧き上がっていた。そして、その感覚が勇介の尿道を伝い、じわじわと上がって来てもいたのだ。だが、当然のことだが丈はそれに気付いていない。
ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!
「…や…、…めろ…!!」
ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!
「…た…の…む…、…から…!!…止めて…くれ…!!」
ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!
「…ぁぁぁぁ…」
ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!
「…ぁぁぁぁああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
「…ククク…!!…ほぉら…。…イケよ、…勇介ッッッッッッッッ!!!!!!!!」
そう言った丈が、目をカッと見開いたかと思うと、
「うぅおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と雄叫びを上げ、更に勢い良く、腰を上下に揺り動かし、超高速で勇介の秘門に自身のペニスを出し入れ始めたのだ。
「うぐわああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
勇介が首筋に血管を浮き立たせて絶叫する。そして、
「…んまッ、…また…ッ!!…イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!イクウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、声を掠らせて叫んだ次の瞬間、
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!
と、ペニスを直接刺激されていないながらも鈍い音を立てながら勇介のそれがビクビクと大きく脈打ち、そこから水分が多い薄白色の淫猥な液体が溢れ出し、あるものはレッドファルコンのスーツの上へ、そしてあるものは勇介の顔にまで飛んだ。
「ふんんんんんんんんッッッッッッッッ!!!!!!!!」
その時、丈が呻き声を上げた。
「…ゆッ、…勇介の…、…ケツ…!!…すげぇ、…締まる…ッ!!」
勇介がドクドクと射精したと同時に、尻の括約筋が物凄い勢いで収縮運動を繰り返した。それは、そこに突き刺さっている丈のペニスを物凄い勢いで締め付けることを意味していた。と、次の瞬間、
「んああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と丈が顔を真っ赤にし、目をギュッと閉じて叫んだ。そして、
「…オッ、…オレも…ッ!!…ああああ、…イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!イクウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と叫んだかと思うと、
グジュッ!!ジュボッ!!
と言う音を立てて、勇介の双丘の秘門から自身の大きくいきり立ったペニスを引き抜いた。
「ぐはああああッッッッ!!!!」
その途端、勇介の両足が支えを失い、台の上に物凄い音を立てて投げ出される。同時に、
「うおおおおおおおおッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と、丈が自身のペニスを物凄い勢いで前後に刺激する。
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
その瞬間、丈の真っ赤に腫れ上がったペニスの鈴口から大量の濃白色な液体が飛び出し、それはビチャビチャと音を立てて、勇介の体の上に降り注いだのだった。
それから。
武装頭脳軍ボルトの本格的な世界侵略が始まった。
「…ククク…!!」
宇宙に広がる広大な宇宙船の中で、豪がニヤニヤと笑っている。ただ、それまでと違うのは、今まではタキシードと首元には大きなネクタイだった姿が、身長よりも長くないかと思われるほどの真っ黒なローブを身に纏い、手には真っ白なグローブ、そして、耳元には大きなイヤリングがゆらゆらと揺れていた。
「お～い、豪ぉッ!!」
丈が呑気な声を上げてやって来た。
「ああッ、丈ッ!!」
丈を認めた瞬間、豪は目を細め、イエローライオンの光沢のある鮮やかな黄色と白を基調としたスーツの、丈の逞しい胸の中に飛び込んでいた。
「…もうすぐ、…お前の、…いや、ビアス様の願いが叶うんだな…!!」
丈の優しい声が豪の頭の上から降り注ぐ。すると豪は、
「…君達が、…僕の傍にいてくれたからだよ…!!」
とはにかんだ笑顔を見せる。すると丈の顔がゆっくりと近付き、
…チュッ!!
と言う優しい音を立てた。
「ボルトの科学力を総結集しただけじゃない。君達、オブラー五将がいてくれて、その力で世界中を滅茶苦茶にしてくれたお陰さ」
そう言いながら豪と丈は宇宙船の外に浮かぶ碧い星を見やる。その広大な大地のあちこちで、戦闘による大きな爆発が起こっているのが見えていた。
「…フフッ!!」
その時、豪は背後をちらりと振り返った。
「…」
そこには、十字架に繋がれた勇介がいた。
「…勇介…。…その目でしっかりと見るがいいッ!!…地球最後の日を!!そして、その原因を作り出したのが、君が仲間だと言っていたかつての戦友達だってことをッ!!」
そう言った豪の周りに、イエローライオンの姿の頭脳獣ジョウヅノー、イエローライオンに変身している丈、ブラックバイソンに変身している矢野鉄也、グリーンサイに変身している相川純一、そして、レッドファルコンの姿の頭脳獣ファルコンヅノーがいた。
「…プッ!!…あひゃッ、ひゃーっはっはっはっは…!!」
豪が下衆な笑い声を上げる。
その時だった。
…カン、…カラーン…。
軽やかな音が聞こえた時、豪のローブの裾から小さな青い玉が転がり落ちた。
「…これは…」
豪が拾うと、それを丈がひょいと取り上げた。
青い小さな玉。それはブルードルフィン・岬めぐみが姿を変えた玉だった。
「こいつは勇介にくれてやろうぜ！」
そう言うと丈はその青い玉を持ち、ぐったりとしている勇介の元へ歩み寄る。そして、十字架に繋がれた右手のひらにそれを押し込むと、ゆっくりと握らせた。
「…お前の傍に、めぐみを置いておいてやるよ…!!」
「…」
ぐったりと十字架に繋がれている勇介。その目に輝きはなく、虚ろな視線をどこかへ投げ掛けていた。
（…ごめん…。…めぐみ…!!）
その目から涙が頬を伝い、床に零れ落ちたのだった。
歪んだ友情Ⅳ 完