処刑!メガレッドU 第20話
…チュクチュク…ッ!!…チュクチュク、…ジュクジュクジュクジュク…ッッッッ!!!!
淫猥な音が広々としたリビングに広がる。同時に、
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と、淫らな声を上げ続ける男。
「…んもッ、…もう…ッ、…止めて…くれええええッッッッ!!!!」
メガレッドにインストールしている健太。動けない体で、唯一動かせる頭を左右にブンブンと振り、泣き叫んでいた。
「…たッ、…頼むううううッッッッ!!!!…たッ、…巧…いいいいッッッッ!!!!」
巧は相変わらず健太の右胸に吸い付いたまま、ピクリとも動こうともしない。健太の右胸に浮き出た突起を舌で執拗に舐め続ける。
何とかして巧を薙ぎ払いたい。だが、巧に注入された筋弛緩剤があまりにも効きすぎていて、指一本動かせないでいる。それよりも、筋弛緩剤と同時に打ち込まれた媚薬による下半身から湧き上がってくるぞわぞわとしたおぞましい感情の方が今の健太を大いに狂わせていた。
ドクンッ!!ドクンッ!!
健太が何かをしているわけではない。だが、健太の2本の足の付け根に息づく、健太の男としての象徴がビクビクと勝手に脈打ち、
…ジュクッ!!…ジュク…ッ!!
と言う淫猥な音を立てていた。そのクッキリと割れた先端部分からはドクドクと淫猥な液体が溢れ続け、その染みがメガレッドの光沢のある鮮やかな赤いスーツの光沢を腹の部分まで失わせていた。
「…フフフ…!」
ようやく巧が顔を起こしたのは、健太がぐったりした時だった。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
健太の意識が飛びそうになっている。体が熱く火照り、まともに考えることも出来ない。だが、それでも健太のペニスは萎縮することなく、それまで以上に大きく勃起し、その形をスーツにクッキリと浮かび上がらせていた。
「…健太ぁ…。…すっげぇ、…いやらしい…!」
巧が健太の横に座り、ウットリとした表情で見下ろす。
「…あ…、…あぁぁ…!」
顔を起こした健太が怯えた表情で自分の置かれた状況を改めて見直す。
鮮やかな赤色の、光沢のあったメガレッドのスーツの大半が光沢を失っていた。両胸の突起を中心に、その周りにある白のラインと黒や黄色、ピンクや青の四角模様が光沢を失っている。中心に残された赤い四角は光沢を失わず、それはまるで健太がメガレンジャーの他のメンバーである4人、メガブラックの遠藤耕一郎、メガブルーの並木瞬、メガイエローの城ヶ崎千里、メガピンクの今村みくから孤立しているようにも見て取れた。そして、未だに勃起が衰えない健太の男としての象徴であるペニス。胸の突起の周りの小さな丸い染みが目、ペニスの周りの大きな染みが口と例えれば、健太の体にもう1つの淫猥な顔が浮かび上がっていたと言っても過言ではなかった。
「…い、…嫌だ…!!」
健太の目から再び涙が零れる。
「…く、…っそ…おおおお…ッッッッ!!!!」
屈辱感が健太を苛む。とは言っても、既に全ては遅かったのだが。
「…た…く…み…いいいい…ッッッッ!!!!」
「アハハハハッッッッ!!!!」
巧が面白そうに笑い、スクッと立ち上がったかと思うと右足を振り上げ、健太の大きく勃起したペニスに振り下ろした。
ドゴオオオオッッッッ!!!!
と言う鈍い音と、
「うがああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と言う健太の絶叫が響いた。
「もう遅いんだよッ、健太あッ!!お前は永遠に僕の言いなりになるしかないんだよッ!!お前や他の連中がメガレンジャーであることをバラされたくなかったらなあッ!!」
そう言うと巧は健太のペニスを踏み付けた右足をグリグリと左右に動かし始めた。
…グチュッ!!…グチュッ!!
グチュグチュと言う淫猥な音と共に、
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と言う健太の悲鳴。
「やッ、止めろオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!止めてくれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
健太のペニスがビクンビクンと蠢く。その振動は巧の足にもしっかりと伝わったようで、
「フフッ!気持ちいいのか、健太あッ!?」
と巧が言ったかと思うと、
「じゃあ、もっと気持ち良くしてやるよッ!!」
とその足を小刻みに動かした。その瞬間、
「うぐわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、健太が顔を真っ赤にし、目を硬く閉じて体を弓なりにして絶叫した。次の瞬間、
ドブッ!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブドブドブドブドブドブドブドブッッッッッッッッ!!!!!!!!
と言う鈍い音が聞こえ、巧の足に何かがぶつかるような衝撃が伝わった。そして、生温かいものが足の裏に広がったのが分かった。
「…え?」
これには巧も驚き、ゆっくりと足を上げる。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
大きく息をしながら、時折、体をビクビクと跳ねらせる健太。
グチュッ!!ドロ…ッ!!
巧の白い靴下の足の裏部分、そこに濃白色な、強烈な異臭を放つ液体が淫猥な太い糸を作り出していた。
「…ククク…!!」
次の瞬間、巧が火が付いたように笑い始めた。
「…ス、…ス、…スッゲェよッ、健太あッ!!お前ッ、ちょっと刺激されただけでイッちまったのかよッ!?」
目に涙をいっぱい溜め、大笑いする巧と、同じように目に涙をいっぱい溜め、屈辱に顔を歪ませる健太。
「スゲエよなぁ、健太ぁ!三行半ならぬ、三擦り半でイッちまうんだからッ!!」
そう言ったものの、巧は不意に顔を歪めて、
「それにしても汚ねぇなぁ!」
と言うと、右足の靴下を脱いだ。
「…じゃあ、…次はぁ…!」
そう言うと巧はドスンと再び健太の股の間に座り込んだ。そして、未だに大きさの衰えない健太のペニスを鷲掴みにした。
「うぐわああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ペニスの下の2つの球体をもまとめて掴まれ、健太が悲鳴を上げる。その悲鳴は鈍い痛みによるものもあったが、健太の体に流れたおぞましい電流によるものでもあった。
「…フフフ…!」
巧の顔が不気味に歪む。
「…も、…もう…、…止めて…くれ…!」
懇願したところでコイツは聞きやしない、そう思いながらも健太は巧に言ってみる。だが、健太の予想通り、巧は無言のまま、
「…少し味見してみようか…!」
と言った瞬間、健太のペニスをパクリといきなり咥え込んだのである。
「…あ…!」
ビクンと健太の体が跳ねた。だがその瞬間、体の奥底からゾワゾワとしたおぞましい感情が湧き上がって来て、
「…ぁぁぁぁ…!」
と体をブルブルと震わせたかと思うと、
「…ぁぁぁぁああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と叫んだ。そして、
「…イクッ!!」
と小さく呻いたその瞬間、
ドブッ!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!
と言う鈍い音が聞こえ、巧の口の中に熱い液体が注がれたのだった。