処刑!メガレッドU 第30話
「…あ…あ…あ…あ…!!」
ぷりんとした筋肉質な双丘。光沢のある鮮やかな赤色のズボンに包まれたそれは冷たい手術台の光に照らされ、キラキラと淫猥に照り輝いていた。
「…ククク…ッ!!」
今、健太は手術台の上で両足を膝から折り曲げた形で自分の体の上部に拘束され、その筋肉質な双丘を巧に見せ付けていたのだ。
「…いい光景だよ、…健太…!」
そう言いながら、巧は健太のぷりんとした双丘に両手を伸ばす。そして、ゆっくりとそこを撫で始めた。
「…あッ!!」
その刺激に、健太の体がビクンと反応する。
「フフッ!健太ったら、お尻を撫でられただけで感じてるのかい?」
健太のその筋肉質は双丘をじっくりと味わうかのように、巧の手がそこを這い回る。
「…んん…ッ!!…く…ッ、…うう…ッ!!」
羞恥に顔を歪ませる健太。
「…く…っそ…おおおお…ッッッッ!!!!」
ギリギリと歯軋りをしながら、健太が懸命にその恥辱に耐えようとする。と、その時だった。
「健太、動くなよ?」
不意に巧がそう言った。そして、そんな巧が手にしているものを見た途端、
「…や、…止めろ…!!」
と健太がガタガタと体を震わせ始めた。
「…たッ、…頼むッ!!…それだけは、…止めてくれ…ッ!!」
キラキラと冷たく光る銀色の刃。巧の手には、小型ナイフが握られていた。
「…言ったろ?…次の実験を始めようって!」
言うが早いか、巧は健太の両足に体重を掛けると、その小型ナイフの刃先を健太の双丘の割れ目に宛がった。
「止めろオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!止めてくれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
健太が絶叫する。だが、そんな健太にお構いなしに、巧は冷たく光る小型ナイフを健太の双丘の割れ目に突き刺した。
…ブツッ!!
鈍い音が聞こえた。
…ブツブツッッッッ!!!!…ブツブツ…ッッッッ!!!!
鈍い音が続けざまに聞こえたと同時に、健太の双丘にひんやりとした風が感じられた。
「…ああ…、…あぁぁ…!!」
健太には声を上げるしか為す術がない。
「フフッ!健太のここ、ヒクヒクしてるぜ?」
巧の声が冷たく響く。
健太の双丘の窪みの奥にある秘門。それをしげしげと眺める巧。
「…きれいな色をしてるんだなぁ、健太のここって!」
そう言いながら、そこに顔を近付ける巧。
「…おッ、…おい…ッ!!…巧ッ!!…止めろよッ!!」
いくら声をかけても無駄だと言うことは頭のどこかで分かっていた。巧は邪電王国ネジレジアの支配者であるDr.ヒネラーの甥なのだから。だが、また頭のどこかでは、そうは言いながらも、巧は健太のクラスメイトであり、話せば分かるかもしれないと言う愚かな考えも存在していた。
「止めろよッ、巧ィッ!!汚ねぇぞッ!!」
だが巧の頭の動きは止まらず、巧は健太の双丘をグイッと押し広げると、その間に顔を突っ込んだ。
「んひゃッ!?」
あまりの感覚に健太は思わず声を上げる。
と、その時だった。
…ジュクッ!!…ジュブジュブッッッッ!!!!…ジュブッ!!…ジュブジュブジュブジュブッッッッ!!!!
淫猥な音と同時に、健太のそこにぬめっとした感触が伝わった。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
健太のそこに悪寒が伝わる。同時に、普段は出すためだけのそこに何かが入って来るような不快感をも覚えた。
「…ぐ…ううう…ッッッッ!!!!」
ジュクッ!!ジュクジュクッッッッ!!!!
淫猥な音を立てながら、ぬめぬめと動く巧の舌が秘門への侵入を開始していた。
「…や、…め…ろ…、…たく…み…ぃ…ッ!!…痛…て…ぇ…!!」
巧の舌の侵入を懸命に阻もうと、健太の秘門に力が入る。だが、
ジュグジュグジュグジュグッッッッ!!!!
と言う更なる淫猥な音を立てて、巧の舌が更に減り込んで来た。これには健太も耐え切れず、
「ううッ、うわああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と叫んでいた。
その時だった。
ジュブッ!!
と言う音を立て、巧の舌がそこから離れたのが分かった。
「…ッ、…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
腹部の不快感から解放され、大きく息を吐く健太。
だが。
「これで終わったわけじゃないんだよ、健太!」
と言う巧の低い声が健太を我に返らせる。
「これからが本番なのさ!」
「…ッ!?」
健太は目を疑った。そして、
「…嘘…だろ…!?」
と言って俄かに体を震わせ始めた。
「嘘じゃないさ。…今度はこいつをお前のここに挿れるんだよ…!!」
巧が冷たく笑う。その手には、人間のペニスの形をした梁型が握られていた。
「さぁ、行くよ、健太…!」
その梁型の先端、大きく向け切ったような、はっきりとした括れのあるそれが健太の秘門に近付いて行く。
「止めろオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!止めてくれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
どんなに叫んでも、巧の手は止まらないと言うことも、頭のどこかで分かっていた。
グプッ!!
「――――――――ッッッッッッッッ!!!!!!!!」
悲鳴とも絶叫とも似付かない声が健太から零れた。
「…僕が健太のここを丁寧に舐めてやったから、これも案外、楽に入るんだよ…!」
健太の秘門に突き刺さった梁型。その先端部分が少しずつ、健太の体内へ侵入を開始している。とは言え、大きな括れはまだほんの先端部分だけしか入っていない。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
メリメリと体が裂けそうな痛みに、健太が顔を真っ赤にし、目を大きく見開いて叫び続ける。
「まだまだだよ、健太!まだほんのちょっとしか入っていないよ?」
そう言いながら、その巨大な梁型をグイグイと押し込もうとする巧。
「痛てええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!痛てえんだよオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!止めてくれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
健太の目から涙が零れる。
だがその時、健太は激痛と同時に、おぞましい感覚が体を支配し始めていることに気付いた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
ドクンッ!!ドクンッ!!
巧が打ち込んだ薬のせいで、体が熱くなり、ドクンドクンと心臓は大きく高鳴る。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ…!!」
「…フフッ!!…薬が効いているようだな、健太…!…お前のここ、急に力が弱くなったぞ?」
巧が握る梁型が少しずつ、ゆっくりと健太の秘門を擦り、体内へ入って行く。
「…ぐ…うう…ッ!!」
健太は時折、呻き声を上げるものの、今ではすっかり抵抗もしなくなり、逆に目が虚ろになり、巧にされるがままになっていた。そして、
…グプッ!!
と言う音を立てて、梁型の最も広い部分、クッキリとした括れ部分が健太の体内に完全に姿を消したのだった。