処刑!メガレッド 第28話

 

 ネジレジアの皇帝・ジャビウス1世に洗脳されたメガブルー・並木瞬とメガシルバー・早川裕作によって狡猾かつ屈辱的な罠を敷かれ、そこにどっぷりと嵌まり込んでしまったメガレッド・伊達健太。

 健太の男としての象徴であるペニスを散々刺激され、その感覚に抗い切れずに何度も勃起し、何度も射精して果てた。そして、その感覚、正義のヒーローであると言う誇りよりも、1人の男としての感覚の方が上回った時、そんな健太を更に追い詰めるかのように、裕作が健太のペニスを刺激する手を何度も何度も止め、健太はとうとう狂ったように叫んでしまったのだ。

「…裕作さん…ッ!!…オレの…、…オレの…チンポ…を…!!…しごいて…下さい…ッ!!…オレを…ッ!!…イカせてくれええええええええええええええええええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 無我夢中でそう叫び、腰を何度も何度もガクガクと上下に激しく振った。

 だが、裕作と瞬はそんな健太を更に追い詰めた。快楽を貪りたかったら、自分自身で大きくいきり立ったペニスを刺激してみろと。それはつまり、裕作と瞬の目の前で自慰行為を繰り広げることを意味していた。だが、今の健太はプライドも、何もかもを失っていた。

「…ううッ、…うぅわああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!

 メガレッドの真っ白なグローブに大きくいきり立った真っ黒なペニスを握る。その真っ赤に腫れ上がった先端からはドクドクと淫猥な液体が溢れ出し、そのグローブをぐっしょりと濡らしている。

「イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!イクウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 健太が絶叫し、体を大きく弓なりにしたその瞬間、

 ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!

 と、健太のペニスから大量の濃白色な淫猥な液体が飛び出し、宙で弧を描いたのだった。

 

 それから数日が過ぎた。

「…」

 この数日間は健太にとって何故か、空虚を感じさせる以外の何物でもなかった。健太を監視している戦闘兵クネクネ以外は全く通らない小さな独房に通され、ぼんやりとした日々を送っていた。裕作も瞬も自分を犯しに来ない。逃げ出そうと思えば逃げ出せたはずだった。だが、今の健太にはそんな気力もなかったのだ。

(…オレは…)

 虚ろな瞳のまま、床の上に大の字に寝転がり、ぼんやりと天井を見つめている。

(…オレは…)

 光沢のある鮮やかな赤色のメガレッドのスーツに身を包んでいる健太。それは健太の体の動きに合わせるかのようにキラキラと輝く。そんな健太の2本の足の付け根部分。そこのスーツは引き裂かれ、そこから健太のペニスが露出している。それは、健太が触れてもいないのに健太の体と垂直に勃起し、その先端からはドクドクと淫猥な液体を溢れさせ続けていた。

 ドクンッ!!ドクンッ!!

 心臓が大きく高鳴り、体がビクン、ビクン、と跳ねる。

「…あ…あ…あ…あ…!!

 体がゾワゾワとした感覚に包まれ、熱くなる。

 その右手がブルブルと震えながら、ゆっくりと動き出す。最早、メガレッドとしての健太ではなく、単なるオスとしての健太の方が勝っていた。そのペニスをそっと握った時だった。

「んああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 ビリビリとした電流が体中に流れる。

「…あ…あ…あ…あ…!!

 頭がぼぉっとして来る。何も考えられなくなる。

「…うう…ッ!!…うおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 無我夢中だった。その時、健太の右手が激しく上下運動を繰り返していた。

 グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!

 淫猥な音が聞こえ、健太のペニスが右手の中でビクビクと脈打つ。

「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!

 快楽が健太を包み込む。だが、所詮はそこまでだった。

(…違う…!!

 健太は今、快楽に包まれる中でも、何か満たされない、何か足りないものを感じていた。

 その時だった。

 ガチャリと扉が開いたかと思うと、

「おいおい、健太あッ!!

 と言う声と共に、裕作が裕作がニヤニヤしながら立っていた。

「…裕作…、…さ…ん…」

 虚ろな瞳の健太。その目が自然に裕作のメガシルバーのスーツの股間に移る。

「…ククク…!!

 裕作は笑いながら、そこに息づく裕作の男としての象徴であるペニスをギュッと握った。

「何だ何だァ、健太ァ!!コイツが欲しいのかぁ?」

 それは今、メガシルバーの鮮やかな銀色のスーツの中でムクムクとその姿を完全なものにし、ビクビクと脈打っていた。それを見た瞬間、

「…あ…あ…あ…あ…!!

 と健太が声を上げながらその体を起こし、裕作のもとへヨロヨロと近付いて行く。

「どうした?これが欲しいのかあ?」

 裕作は腰を突き出すと、健太の右手を掴み、ペニスを握らせた。

「…ああ…ッ!!…ああああ…ッッッッ!!!!

 健太は、裕作の太く硬いペニスをしっかりと握り締め、ニッコリと笑みを浮かべる。そして、口を大きく開け、それを咥えようとした時だった。

「おいおい、健太あ!!まだ早いだろう!?

 そう言うと、裕作は腰をクイッと引いた。

「…え?」

 健太が不思議そうに裕作を見つめた。すると裕作はフンと笑うと、健太を立ち上がらせた。そして、

「今はダメだ。瞬様がお呼びなのでな!!

 と言うと、健太を抱き締める。

「…ああ…!!

 健太の両腕が裕作の背中を撫で回す。

「…ククク…!!

 裕作の目がギラリと光る。

「…こんな淫乱なヤツが、メガレンジャーのリーダー、切り込み隊長だったとはな…!!

 

 ガチャンッ!!ガチャンッ!!

 気が付いた時、健太は小さな部屋の中で、再び無機質な台の上に横たえられ、その両手両足を拘束されていた。

(…オレは…。…負けた…の…か…?)

 瞬と裕作によって男としてのおぞましい習性を引き出され、それに負けた自分がいる。それがどんなに屈辱的な、自身のプライドをもズタズタに引き裂くことだと分かっていてもそれに従う自分がいる。そして、何よりも、瞬や裕作のペニスを欲しいと思っている自分がいる!

 と、その時だった。

「待たせたなァ、健太ァッ!!

 ガチャリと扉が開き、瞬が入って来た。光沢のある鮮やかな青色のメガブルーのスーツ。その2本の足の付け根部分に息づく、瞬の男としての象徴であるペニスはその姿をクッキリと浮かび上がらせていた。

「…ああ…ッ!!…ぁぁぁぁああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 健太が目を見開き、顔を真っ赤にして叫ぶ。と同時に、健太のペニスは再び、健太の体と垂直に勃起していたのだった。

 

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