機械の奴隷 第１８話
…チュッ!!…チュクチュク…ッ!!…チュクチュクチュクチュク…ッッッッ!!!!
グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
淫猥な音が、夕闇が迫った部屋に響き渡る。そして、
「…ん…、…んん…ッ!!」
と言うやや高めの声と、
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!ああッ!!」
と言う、逆に低く短い声が聞こえて来る。
「…く…ッ、…ああ…ッ!!」
体を仰け反らせ、喘ぐオーグリーン・昌平。きらきらと輝く鮮やかな緑色のスーツが、昌平が艶めかしく体を動かすことによって照明に反射し、照り輝く。そして、そんな昌平の上にはジャージ姿の男の子・清史郎がいて、昌平の左胸の突起をオーグリーンのスーツ越しに舐めたり、指先でクリクリと弄るように刺激している。そんな清史郎の腰はテンポ良く上下に動いている。その腰の、昌平の腰とぶつかり合っている部分が大きく盛り上がり、清史郎の男としての象徴であるペニスが大きく勃起し、にゅっと突き出しているのが分かった。そしてそれは、オーグリーンのスーツの中で同じように大きく盛り上がっている昌平のペニスにぶつかっていた。
（…違う…!!）
その時、昌平の心の中にはおぞましいほどの感情が渦巻いていた。
（…こんなんじゃ…!!）
口には絶対に出せないこと。それが清史郎の前であろうと、昌平と一緒にバラノイアと戦っている他のメンバーの前であろうと。
「…く…ッ、…く…っそ…オオオオ…ッッッッ!!!!」
真っ白なグローブに包まれた両拳がギリギリと音を立てた。その時だった。
「…昌平さん…」
「…え!?…あ…」
昌平が我に返った時、昌平をじっと見上げる清史郎の顔がそこにはあった。その目が心なしかきょときょととしている。
「…昌平さん…。…もしかして、…気持ち良くない？」
「え!?」
理性が戻るとはこう言うことを言うのだろうか。それまで高ぶっていた感情が一気に落ち着いて行くのが分かった。
「…昌平さんのここ、…あんまり元気がないみたいだから…」
そう言いながら、清史郎は昌平の少しだけ硬さを失ったペニスを握り、ゆるゆると上下に動かした。その刺激に、
「…あ…ッ!!…んく…ッ!!」
と声を上げ、ビクビクと体を跳ねらせる。
「…きッ、…気持ち…いい…さ…！」
顔を赤らめ、少しだけ呼吸を荒くしながら昌平はニッと笑って見せる。
「…清…史郎に…ッ、…んく…ッ!!…責められて、…滅茶苦茶、…気持ち…いい…よ…！」
「…本当？」
「…あ、…ああ…。…その証拠に…！」
昌平がそう言った時だった。
「あ！昌平さんのチンポ、硬さが戻った！」
清史郎は声を上げると、昌平のペニスを速度を上げて上下に刺激し始めた。と同時に、
グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
と言う淫猥な音が大きく響いた。
「どッ、どうだあッ!!」
快感の刺激に顔をしかめながら、昌平がそう言った時だった。
「…ククク…!!」
突然、清史郎が目をギラギラさせ、ニタニタと不気味な笑みを浮かべて昌平を見たのだ。
「…せ…、…清…史郎…？（…この目、…どこかで…）」
そんなことを考えた時だった。
…ビッ!!…ビィィィィッッッッ!!!!
鈍い音が聞こえた時、昌平は自身のペニスにひんやりとした空気の流れを感じ取っていた。そして、それが何を意味しているのか分かった途端、
「…な…ッ!!…な…ッ!!」
と、俄かに顔を真っ赤にし、声を震わせたかと思うと、
「うぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と言う大きな悲鳴を上げたのだ。
「…せッ、…清史郎オオオオッッッッ!!!!…なッ、…何すんだよオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!」
昌平の大きく勃起したペニス。それがオーグリーンのスーツから飛び出していたのだ。さっきの鈍い音は、清史郎が昌平のオーグリーンのスーツのその部分を思い切り引き裂いた音だった。
「…へぇぇ…！」
清史郎は顔を赤らめ、ほうと言う溜め息を吐いて昌平のペニスを眺めている。
「…昌平さんのチンポ、初めて生で見た。…太いし、硬い。…先端はきれいな形をしてるんだねぇ…。…それに、いやらしい液体が溢れて凄くエロいし…。…あ、でも竿の部分は真っ黒なんだねッ!!」
クスッと笑うと、
「…昌平さん。…毎日オナニーしてるでしょ？」
と尋ねた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
自身のペニスを形容され、恥ずかしさで顔が火照る。その時、清史郎はニヤリとしたかと思うと、
「どうなのッ!?」
と言うと、昌平のペニスを直接握り、小刻みに上下に刺激を与えたのだ。
「ああッ!?ああッ!?ああッ!!ああッ!!」
何とも言えない快感の電流が昌平の体に流れ、昌平はビクビクと体を跳ねらせながら短く喘ぐ。と同時に、
グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
と言う淫猥な音までもが大きくなった。
「…やッ、…止め…ろ…オオオオ…ッッッッ!!!!」
呻くように言う昌平。だがその時、昌平は心の中で、別の思いをも抱えていた。
（…清史郎が、…オレのチンポをしごいてくれるのは、…凄く…気持ちいい…！…でも…、…オレは…）
ドクンッ!!
「はああああッッッッ!!!!!!??」
また大きな心拍音が聞こえ、昌平は声を上げた。
ドクンッ!!ドクンッ!!
おぞましい思いを浮かべるたびに、心臓が大きく高鳴る。
「…オッ、…オレは…!!…オレは…!!」
うわ言のように言葉を呟く昌平。
「あはッ!!昌平さんのチンポ、ビクビクして来たよ!!」
清史郎が嬉しそうに言う。
グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
淫猥な音はますます大きくなり、昌平のペニスの先端からは透明で粘着質な液体が後から後から溢れて来る。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!（違うッ!!こんなんじゃないッ!!）」
ドクンッ!!ドクンッ!!
グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!（オレはッ!!こんなんじゃ物足りないッ!!…でも…ッ!!）」
そして、昌平の体がビクビクと激しく痙攣したその時だった。
「イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!イクウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!うぅおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
昌平が咆えるように叫び、顔を真っ赤にして首筋に血管を浮き立たせたその時だった。
ブチュッ!!ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッッッッッ!!!!!!!!
昌平の真っ赤に腫れ上がったペニスの先端が音を立てて弾けたその瞬間、そこから濃白色な、強烈な異臭を放つ淫猥な液体の塊が噴水のごとく飛び出し、辺り一面に飛び散ったのだった。