機械の奴隷 第26話(最終話)
クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!
オーグリーンの光沢のある鮮やかな緑色のスーツ。その大きく盛り上がった、昌平の2本の足の付け根部分に息づく昌平の男としての象徴であるペニス。それが細くしなやかな指に握られ、上下にゆるゆると刺激をされていた。
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!ああああッッッッ!!!!」
その動きに合わせるかのように、昌平は体を弓なりにし、声を上げる。顔を真っ赤にし、眉間に皺を寄せて。
「止めろオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!止めてくれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
大声で叫び、唯一動かすことの出来る頭を左右に大きく振って気を紛らわそうとした。
だが。
…ドクンッ!!ドクンッ!!
さっきから心臓が大きく高鳴ったままだ。そして、
(…もっと…!!)
と言う、昌平の無意識の心の叫びが、昌平を支配しようとしていていた。
「(…もっと、…オレのチンポに刺激を…!!)…ッ!?…く…っそ…オオオオ…ッッッッ!!!!」
クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!クチュクチュグチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
「凄いッ!!昌平さあんッ、昌平さんのチンポの先端からいやらしい液体がどんどん溢れて来るよッ!!」
清史郎に姿を変えたカイザーブルドントが嬉しそうに声を上げる。
「これは、地球の皆さんにも見てもらわなくちゃあッ!!」
清史郎がそう高らかに言った時、昌平ははっと我に返った。
「…な…ん…だと…!?」
昌平の股間部分にカメラがズームしている。そして、昌平のペニスを握っていた右手が離れ、代わりにそこには冷たく銀色に光るナイフが握られていた。
「…止めろ…!!」
昌平がブルブルと震え始める。
「…もう…ッ、…止めて…くれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
「ンフフフフ…!!」
不敵に笑う清史郎。
「怖がることはないじゃない、昌平さん。キミが望んでいることなんだから…!!」
清史郎の目がギラリと光ると、
「さあッ、地球の愚かな下等生物共よッ!!ここからが最大のショーの幕開けだあッ!!」
と言ったかと思うと、左手で昌平の大きく勃起したペニスを握り、その先端部分に右手のナイフを宛がった。
「止めろオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!止めてくれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
何とかしてそこから逃げようと、昌平が腰を捻らせようとする。そんな昌平を嘲笑うかのように、
「昌平さあん。あんまり下手に動くと、キミのチンポ、使い物にならなくなっちゃうよ?」
と、清史郎が言ったのだ。
「…ッッッッ!!!!」
昌平はまだ27歳。結婚もしていなければ、女の子とろくに付き合ったこともない。それなのに、昌平の男としてのプライドとも言えるべきところを傷付けられ、使い物にされるのには我慢がならなかった。
「…く…っそオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ギリギリと歯軋りをし、目を硬く閉じる。その目から涙が零れ落ちた。
「じゃあ、始めようか!!」
清史郎は勝ち誇ったように言うと、右手のナイフを昌平のオーグリーンのスーツの股間部分の縫い目に合わせるかのように、ゆっくりと下へ切り裂き始めた。
…ブッ!!…ブツッ!!…ブツッ!!
縫い目が少しずつ切られ、解かれて行く。
ブツブツッッッッ!!!!ブツブツブツブツッッッッ!!!!
「…あぁ…。…あぁぁ…!!」
そして、ブツッ、と言う最後の鈍い音と共に、
グジュッ!!ビイイイイイイイインンンンンンンンッッッッッッッッ!!!!!!!!
と言う音と共に、昌平の大きく勃起したペニスが姿を現し、体と垂直に真っ直ぐに屹立した。
「見るがいいッ、下等生物共よッ!!これがッ、オーグリーンのチンポだあッ!!」
清史郎はそう言うと、ゴホンと咳き込み、
「では、オーグリーンの処刑を開始する!!」
と言ったかと思うと、素早く頭を動かし、昌平のペニスをパクリと咥えたのだ。これには昌平も、
「あッ!!」
と一言だけ大きく声を上げ、体をビクンと跳ねらせた。
…ジュボッ!!…ジュボジュボ…ッ!!
淫猥な音を立てながら、清史郎の頭が大きく上下に動いている。そして、
「…ん…ッ!!…くう…ッ!!…んんんん…ッッッッ!!!!」
と呻き声を上げ、懸命にその刺激に耐えようとする。だがすぐに、
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と悲鳴に近い声を上げ、体を弓なりにし、腰を上下に小刻みに動かした。
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
清史郎の頭が動くたびに、淫猥な音が辺りに響き渡る。
「…だッ、…ダメだああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
顔を真っ赤にした昌平がそう叫んだその時だった。
ジュボッ!!
清史郎の頭が大きく動き、昌平のペニスを口から出していた。
「…あ゛…!?」
突然、快楽の刺激を止められ、
「…ぁぁぁぁああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、昌平が狂ったように叫び、腰を上下に動かし、ばんばんとその筋肉質な尻を無機質な台に打ち付ける。
「…ククク…!!」
冷たく光る清史郎の目。いや、その時、清史郎はもとのカイザーブルドントの姿に戻っていた。
「…じゃあ、…最期は…!」
そう言ったカイザーブルドントの手には、キラキラと冷たく光る銀色の針、その先には半透明のチューブのようなものが取り付けられ、その端には漏斗のようなものが付いた、あの処刑道具があった。
「…あ…あ…あ…あ…!!(…は、…早くッ!!…それを、…オレに…ッ!!)」
無意識にそれを求めていた。それを表すかのように、昌平のペニスがビクン、ビクンと大きく高鳴った。
「キミが大好きなこれで、永遠にボクの奴隷になるんだなッ!!」
カイザーブルドントがそう言った時だった。
ブスッ!!ズブズブズブズブ…ッッッッ!!!!
鈍い音と激痛が昌平のペニスを襲った途端、
「うがああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と昌平は絶叫し、体を大きく仰け反らせていた。
「…ククク…!!」
カイザーブルドントはそれをゆっくりと昌平の尿道の中へ押し入れ、少し抜いてはまた押し入れを繰り返す。
グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
「…ぐお…、…おおおお…ッッッッ!!!!」
激痛と同時に、じんじんとした熱く、おぞましい感覚が体の奥底から込み上げて来る。
「ンフフフフ…!!」
カイザーブルドントは笑みを零す。
「もうすぐだ。…もうすぐ、…オーグリーンはボクの奴隷になる。オーレンジャーのパワーの源である超力は無尽蔵に作られる。ここから溢れて来る淫猥な液体を取り出し、そこに含まれた超力を僕のエネルギー源とする。これで地球を征服してみせるさ!!」
そう言った時、カイザーブルドントの口からキラキラと眩く光るドロドロした液体が溢れ出し、それはカイザーブルドントが手にしている漏斗を通って昌平の尿道から体内に注ぎ込まれた。その瞬間、
「うぐッ!?」
と言う声と共に、昌平の体がビクンと大きく跳ね上がった。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
何度も味わった、あの感覚。体中が一気に熱くなり、今にも絶頂に達してしまいそうな、意識が遠くなるような感覚。
「さあ、いよいよだよ…!!」
ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!
カイザーブルドントはそう言いながら、昌平のペニスに突き刺したその針を小刻みに上下に動かしている。まるで、昌平のペニスに注ぎ込まれた液体をかき混ぜるかのように。そして、
グジュッ!!
と言う音と共にその針を昌平のそこから抜いた。その途端、昌平の体をあの激しく、おぞましい感覚が襲った。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
体が激しく痙攣する。そして、
「イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!イクウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と、昌平が絶叫した次の瞬間、
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
と、物凄い音を立てて、昌平のペニスから大量の、濃白色な強烈な臭いを放つ液体が再び飛び出し、宙で弧を描いた。それはつまり、昌平の射精の瞬間をカメラで捉えられていると言うことをも意味していた。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
昌平は激しく痙攣を繰り返し、何度も何度もその筋肉質な尻が無機質な台を打ち付ける。
ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
「ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
「…とッ、…止まら…ねええええ…ッッッッ!!!!…ぐぅわああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
「ひぎぃいいいいああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
「…こッ、…壊れる…ッ!!…オレのッ、…オレのッ、…チンポが…ッ!!」
ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
「…こッ、…壊れるううううううううッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
「ぐぎゃああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
その時だった。
ゴキュッ!!ゴリゴリッッッッ!!!!ゴキュッ!!グジュッ!!
耳を覆いたくなるような不気味な音が聞こえたその瞬間、
「…あ…、…が…、…あ…あ…あ…あ…!!」
と、昌平が呻くように声を上げた。
「…ん?」
これには、カイザーブルドントも驚いて声を上げる。そして、
「…おやおや…。…これはこれは…」
と言った。
昌平の2本の足の付け根に息づく、昌平の男としての象徴であるペニス。その下に息づく2つの球体を包み込む袋が小さく萎んでいたのだ。そして、
「…あ…、…が…!!」
と、昌平が声を上げ、ブルブルと体を震わせた途端、
「…う…!!」
と言って、無機質な台に無造作に伸びた。
「…ククク…!!…あは…ッ、…あーっはっはっはっは…!!」
カイザーブルドントが笑い始める。
「これは想定外だった!!まさか、オーグリーンの大切なところが本当に壊れるとは…!!…だが、ボクの力で復活させてみせようッ!!そして、永遠に超力を搾り取られる機械に改造してやるのだッ!!」
そう言った時、地球上のテレビ局の電波は、いつもと変わらない光景に変わっていた。
それから、オーグリーン・四日市昌平を見たものはいない。
彼はマシン帝国バラノイアの一室に大の字に拘束されていた。意識はなく、彼の体を覆っていたオーグリーンの光沢のある鮮やかな緑色のスーツは綺麗に補修され、ペニスだけがそこから飛び出していた。そのペニスは常に勃起させられ、そこから何度も何度も淫猥な液体を搾り取られ続けた。そして、その淫猥な液体から採取された超力はカイザーブルドントのエネルギー源となり、彼の予告通り、地球はマシン帝国バラノイアによって侵略の限りを尽くされたのだった。
機械の奴隷 完