女王の妖魔術V 第27話(最終話)
「ペッタンモンガーッ!!バルパンサーの処刑の準備をなさいッ!!」
アマゾンキラーの冷たい声が響き渡る。その時だった。
『待て、アマゾンキラーッ!!』
どこからともなく、ヘドリアン女王の声が聞こえて来る。
「…?…女王様?」
アマゾンキラーもその声には周りをきょろきょろと見回した。
「アァッハハハハハハハハ…ッッッッッッッッ!!!!!!!!」
北極の分厚い氷の下にある機械帝国ブラックマグマ。その大広間で、ヘドリアンは水晶を前に満足げに笑みを浮かべている。
「…もうすぐじゃ…。…もうすぐ、ブラックマグマが世界を征服するのじゃ!!痛快じゃッ!!ベーダーを滅ぼし、このブラックマグマの野望をも阻止しようとした憎っくきデンジマンにサンバルカンめッ!!ざまあみろじゃッ!!アハハハハハハハハッッッッッッッッ!!!!!!!!」
『じょ、女王様ッ!!何故、お止めになるのですかッ!?今からバルパンサーの処刑を開始しようと言うのに…!!』
アマゾンキラーの憮然とした声が聞こえて来る。するとヘドリアンは、
「まぁ、そう慌てるな、アマゾンキラー」
と言うと、
「その男…。…バルパンサーはまだ童貞と言うではないか?…ならば、強烈な刺激をもって、その快楽を二度と忘れられるようにしてやらねばなぁ…、…ッハハハハハハハハ…ッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と笑った。
「…出し…、…たい…!!」
その頃、ひんやりとした洞窟の中ではバルパンサー・豹朝夫が目を虚ろにし、ビクッ、ビクッ、と体を痙攣させながら涙をぽろぽろと零していた。
「…もう…、…出したいよ…!!…オレの…、…オレのチンポから溢れ出るエネルギーを…、…搾り…取って…!!」
「…ククク…!!」
そんな豹の姿に、バルシャーク・鮫島欣也がニヤニヤと笑う。
「コイツ、とうとう堕ちたな!!オレや大介が与えた快楽が、そんなに気持ち良かったのかぁ?」
「仕方がないでしょう。だってコイツ、童貞なんですから!!」
大介もニヤニヤと笑う。
「女王様ッ、どうなされるおつもりなのですかッ!?」
アマゾンキラーが半ば苛立ってそう言った時だった。
『ペッタンモンガーよ。バルパンサーのエネルギーを吸い取る準備をするのじゃ!!』
ヘドリアンの言葉が聞こえたその時、
「モンガアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、ペッタンモンガーは目をギラギラと輝かせ、ズカズカと足音を響かせながら豹へ近付いた。そして、左手に持っている鞭のような、ホースのような武器の先端部分を持ち上げると、右手で豹のペニスを握った。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
豹の声が震える。そんな豹に構うことなく、ペッタンモンガーはその先端部分に豹のペニスを捻じ込ませて行く。
…ニュルッ!!…ニュブニュブ…ッ!!
淫猥な音が聞こえたその途端、
「ひああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、豹が声を裏返し、悲鳴に近い叫び声を上げた。
「おいおい、豹ォッ!!お前、白目を剥いてるじゃないか!!」
鮫島が言うと、
『アハハハハハハハハッッッッッッッッ!!!!!!!!』
と言うヘドリアンの笑い声が響き渡った。
『仕方がないのう…。そんなに快楽が欲しいのか?…ならば、私がとっておきの魔法をかけてやるとしよう…!!』
そう言った後、暫くの沈黙があった。そして、
『…ぁぁぁぁああああああああああああああああぁぁぁぁ…』
と言う地の底から聞こえるようなヘドリアンの低い声が聞こえて来た。
『…バルパンサー…。…お前のエネルギーを我々ブラックマグマに捧げよぉぉぉぉ…。…黒い太陽神の名のもとに、お前のエネルギーを全て捧げるのだぁぁぁぁ…。…ベーダー妖魔術マンダラ、ベーダー妖魔術マンダラ、ベーダー妖魔術マンダラアアアアアアアアッッッッッッッッ!!!!!!!!』
その時だった。
ドクンッ!!
豹の心臓が大きく高鳴り、
「はうッ!?」
と言う声と共に、豹は目をカッと見開き、ビクンと体を硬直させた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
豹はぽかんと開けた口から涎を零し始める。そして、その顔は俄かに真っ赤になり始めた。
「…か…ッ、…体が…ッ!!…熱い…ッ!!…熱いイイイイイイイイッッッッッッッッ!!!!!!!!」
「おおおおッッッッ!!!!バルパンサーのペニスがビクビクと脈打ち始めたぞオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!」
『今じゃッ、ペッタンモンガーッッッッ!!!!バルパンサーのエネルギーを一滴残らず搾り取るのじゃッッッッ!!!!』
ヘドリアンの大きな声が響き渡ったその途端、
「モンガアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と叫んだペッタンモンガーの真っ赤な目がギラリと光った。と、次の瞬間、
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
と言う淫猥な音が再び聞こえ始めた。
「ぐぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
豹が体を大きく仰け反らせ、天井へ向けた瞳をカッと大きく見開き、声をひっくり返して絶叫した。そして、
「…出るッ!!…出る…ッ!!…出るウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と叫んだそのの瞬間、体がビクビクと激しく痙攣を始めた。そして、
ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!
と言う鈍い音が聞こえ、濃白色な強烈な臭いを放つ淫猥な液体がペッタンモンガーの胸元のマスクの窪みに落ちて行く。
「おおおおおおおおッッッッッッッッ!!!!!!!!こりゃ、凄いッ!!大量に入って来るぞオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ペッタンモンガーが嬌声を上げる。
その時だった。
「オレも気持ち良くしてくれよ!!」
そう言った鮫島が背後から豹を突き上げ始めた。
ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!
その刺激が豹を更に追い詰める。
ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!
「ひぃぎぃやああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
豹は目からは涙を、口からは涎をボタボタと零し、絶叫する。
ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!
「…とッ、…止まら…ない…ッッッッ!!!!…ああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!
「…ぐ…ッ!!…うう…ッ!!」
背後では鮫島が顔を真っ赤にし、呻き声を上げ始める。
「…ひょ…ッ、…豹のエネルギーが出るたびに…、…オレの…、…チンポが…、…締め付け…られる…ッ!!」
「…気持ち…、…いい…ッ!!…気持ちいいイイイイイイイイッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!
「…こッ、…壊れる…ッ!!…オレのッ、…オレのッ、…チンポが…ッ!!」
ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!
「…こッ、…壊れるううううううううッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!
「…オッ、…オレも…ッ!!…出る…ッ!!…出るウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
「「ぐぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」
ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!
その時、背後にいる鮫島の体もビクビクと痙攣を繰り返し、豹の体の奥深くへ、その淫猥な液体を放っていた。
「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!??」
その時、ペッタンモンガーが悲鳴に近い声を上げた。
「…あッ、…溢れる…ッ!!…オレのスタンプ台から、…バルパンサーのエネルギーが溢れるッ!!こりゃ、堪らんッ!!」
『アァッハハハハハハハハッッッッッッッッ!!!!!!!!』
ヘドリアンの高らかに笑う声が響き渡る。
『さすがはバルパンサー。童貞だけのことはあったのう…!!…ペッタンモンガーのスタンプ台から溢れ出るほど、エネルギーを溜め込んでおったとは…!!』
「女王様。溢れた分はいかがなさいましょうか?」
満足げな笑みを浮かべ、アマゾンキラーが声をかける。するとヘドリアンは、
『…もう、…要らぬわ…!!』
と冷たく言い放った。
『ダークQさえ作り出せれば、バルシャークもバルパンサーも用済みじゃ。あとはあやつらが勝手に自滅して行くだけのこと。そのまま捨て置けば良い!!』
「はッ!!」
アマゾンキラーは目を輝かせ、大きく頷く。そして、
「ペッタンモンガーッ!!バルパンサーのマスクは出来たのですかッ!?」
と尋ねる。すると、ペッタンモンガーは、
「モンガアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と叫び、その胸のスタンプ台のようなところから豹の顔を模ったマスクを取り出した。
「…これで…、…良し…!!」
そのマスクをダークQに取り付けた時、新たな豹になったダークQがニヤリと笑った。
「さぁ、行きなさいッ!!先に向かったバルシャークのダークQと共に、太陽戦隊の基地を木っ端微塵に吹き飛ばしなさいッ!!」
アマゾンキラーがそう言うと、豹のダークQはニヤリと笑い、その洞窟を出て行った。
その後――。
太陽戦隊の基地・バルカンベースは最新鋭のセキュリティシステムが張り巡らされていたにも関わらず、鮫島と豹に扮したダークQの自爆攻撃によって木っ端微塵に吹き飛び、バルイーグル・飛羽高之はおろか、嵐山長官、そして、その娘の美佐の行方さえ、分からなくなった。
ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
ひんやりと冷たい空気が流れる洞窟。その奥深くにある小さな牢獄。そこから聞こえる淫猥な音。そして、
「んんんんッッッッ!!!!んんんんッッッッ!!!!」
と言う豹の呻き声。
「…あぁぁぁ…!!」
四つん這いになった豹。相変わらず、バルパンサーに変身したままで、光沢のある鮮やかな黄色のスーツに身を包まれている。そんな豹の目の前では、バルシャークに変身したままの鮫島が仁王立ちになり、恍惚な笑みを浮かべている。鮫島のペニスは今、四つん這いになった豹が口に含み、ジュボジュボと淫猥な音を立てていた。
「…随分…、…上手く…なった…な…!!」
光沢のある鮮やかな青色のスーツがキラキラと輝く。そして、真っ白なグローブに包まれた右手で豹の頭をぽんぽんと撫でた。
「…ンフッ!!」
上目遣いで鮫島を見ると、豹は嬉しそうにニッコリと微笑む。
「ヤバいッ!!すっげぇ、気持ちいいッ!!」
背後では大介が腰を前後に動かし、四つん這いになった豹の双丘の奥の秘門へ自身のペニスを突き刺している。
「凄いよ、豹ッ!!お前のケツ、最高だよッ!!」
狂ったように乱暴に腰を打ち付ける大介。その目が野獣のようにギラギラと輝いている。
「良かったな、豹。大介にまで褒められて…!!」
「…ンフッ!!」
嬉しそうに笑う豹。そんな豹の男としての象徴であるペニスは今、バルパンサーのスーツから飛び出したまま、大介の腰の律動に合わせるかのようにブラブラと揺れていた。そして、花の蕾のようになった先端部分からはポタポタと淫猥な液体を溢れさせ続けるのだった。
女王の妖魔術V 完