僕だけのヒーロー 第7話

 

「…そろそろ、覚悟はいいですか、竜也さん?」

 僕の右手が、ガッチリと筋肉質な竜也さんの体を撫でるように下りて行きます。

「…や…、…めろ…ッ!!

 竜也さんの声が震えています。

「…何が…、…したいんだよ…、…シオン…ん…?」

 その表情は怯え、目が僅かながらに潤んでいます。

「何がしたいかって…。…僕はただ、竜也さんのアソコを触りたいだけですけど…?」

「だから、それは止めてくれってば!!シオンん…ッ!!

 困った表情を僕に向ける竜也さん。

「…オレ、そんな趣味は本当にないんだよ…」

「…とか何とか言って…」

 僕はフフッと笑うと、

「じゃぁ、竜也さん、聞きますけど…」

 と言うと、

「どうして竜也さんのペニス、こんなに大きくなっちゃってるんですか?」

「うぅわああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!

 僕が竜也さんのアソコを指差します。止めてくれと言う言葉とは裏腹に、竜也さんのペニスはタイムレッドの光沢のある鮮やかな赤色のスーツの中で大きく勃起し、スーツの前の部分を大きく張り出させています。普段からピチピチのスーツは大きく膨れ上がり、今にも破れそうな勢いです。

「竜也さんのペニス、本当に大きいんですね!!太くて、長くて…。先端なんかきれいな形で、ビクビクしてますね!!

「…うううう…ッッッッ!!!!

 竜也さんは顔を真っ赤にし、ただ、呻き声を上げています。さっきまでの威勢を張っていた表情はすっかり失せてしまっています。

「…なぁ…、…頼むよ…。…シオンん…。…もう、…こんなことは止めてよ…」

「竜也さん。もしかしたら病気なんじゃないですか!?大変だああああッッッッ!!!!すぐに身体検査しなきゃ!!

 僕はわざとらしく、大きな声でそう言うと、竜也さんの胸にもう一度キスをしました。

 チュッ!!

 くすぐったい音が聞こえた時、

「んはッ!!

 と、竜也さんが体をビクリと痙攣させました。

 チュクチュクッッッッ!!!!チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!

 僕は舌を使って、竜也さんの右胸の突起をタイムレッドのスーツ越しに刺激します。すると竜也さんは、

「んはッ!!ああッ!!ああッ!!ああああッッッッ!!!!

 と声を上げ、体をビクビクと跳ねらせました。

「…やッ、…止めろ…ッ!!…止めろ…おおおお…ッッッッ!!!!

 その間にも、僕は右手を竜也さんの体の下の方へ、つまり、竜也さんの大きく勃起したペニスへ向かって伸ばして行きます。

「止めろオオオオッッッッ!!!!止めてくれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!

 竜也さんは必死に体を引きながら、僕の手から逃れようとします。でも、竜也さんの背後は壁で、両手両足を拘束されては逃げられるわけはありません。そんな竜也さんを更に追い詰めるように、僕の右手が竜也さんの筋肉質な胸、バッキバキに割れた腹筋、腰へと徐々に下りて行くのにつれて、竜也さんの声が一層大きくなります。

「…じゃあ…、…そろそろ…」

 僕は竜也さんのベルトに手を掛けました。

「…ッッッッ!!!!

 竜也さんは顔を真っ赤にし、目をギュッと閉じて顔を逸らせます。

「…と、思ったんですけどぉ…!!

 ここで僕は、竜也さんにとっては意外な行動に出ました。

「…え?」

 きょとんとする竜也さん。

 僕の目の前には竜也さんの大きく勃起したペニスが、タイムレッドのスーツ越しにあります。そんな竜也さんのペニスを、僕は触ろうと思えば触れます。でも僕は敢えてそれには触らず、その場でしゃがみ込んだのです。

「…?」

 竜也さんが恐る恐る目を開けて僕を見下ろします。

「一気に犯しちゃうと面白くないですからね。まずは竜也さんの体をゆっくりと触らせて下さい」

「…けッ、…結局、触るんじゃないかああああッッッッ!!!!

 竜也さんが悲鳴混じりの声を上げます。

「…フフッ!!

 今、僕の目の前には竜也さんの大きく勃起したペニスがあります。それはタイムレッドの光沢のある鮮やかな赤色のスーツの中で時折、ビクンッ、ビクンッと脈打っています。よく見れば血流までが見えるくらい。一気にしゃぶり付こうと思えば簡単に出来るんですが、お楽しみはもう少し後にしようと思いました。

「…じゃあ…」

 僕はまず、両手で竜也さんの両足、太腿の辺りをガシッと鷲掴みにしました。

「…竜也さんの足、ガッシリしてるんですね…」

 竜也さんの足はかなり筋肉質で硬く、そんな足にスーツが吸い付くように纏わり付いています。太腿の膨らみと、タイムレッドのスーツの光沢具合が僕の興奮を余計にそそっています。

「竜也さん、凄い筋肉ですね。僕が両手で囲っても囲えないくらい。いいなぁ!!

「…ふ…ッ、…ん…ッ、…んんんん…ッッッッ!!!!

 僕が竜也さんの足を揉み始めると、くすぐったいのか、竜也さんが呻き声を上げて体をくねらせます。

「…竜也さんの足、…噛み付きたい…」

「そッ、それは止めてッ!!

「じゃあ、こっちはどうですかね?」

 僕はその手を後ろに回し、竜也さんのお尻を鷲掴みにしました。

「やッ、止めろよッ、シオンんんんんッッッッ!!!!

 竜也さんのお尻をモミモミする僕。そんな僕を見ながら、竜也さんは顔を赤らめています。そんな竜也さんの懇願を無視して、僕は竜也さんのお尻をゆっくりと揉みます。まるで、マッサージするかのように。

「…竜也さんのお尻、凄く筋肉ガッシリですね!!凄く硬いです…!!

「…んんッ、…うううう…ッッッッ…!!!!

 くすぐったいのか、僕が竜也さんのお尻を揉み上げるたびに、竜也さんは声を上げます。

「…じゃぁ…」

 その時、僕は目をギラリと光らせました。

「…そろそろ頂きますね。竜也さんのペニス…!!

 僕はそう言いながら、右手を竜也さんの前へ持って行きます。

「止めろオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!止めてくれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!

 竜也さんが叫びます。

 そんな竜也さんの悲痛な叫びも空しく、僕は竜也さんの大きなペニス、タイムレッドの光沢のある鮮やかな赤色のスーツにクッキリとその存在感を浮き立たせている竜也さんのペニスへ右手を伸ばし、キュッと包み込んだのです。

「んんんんああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 竜也さんの大きな悲鳴が部屋に響きました。

 

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