僕だけのヒーロー 第9話
…ザワッ!!…ザワザワ…ッ!!
僕の右手が、タイムレッドにクロノチェンジした竜也さんのガッシリとした2本の足の付け根に息づく、竜也さんの男としての象徴をスーツ越しに刺激しています。
「…ん…ッ!!…んん…ッ!!…んく…ッ!!…んんんん…ッッッッ!!!!」
顔を真っ赤にし、眉間に深い皺を寄せて懸命にその刺激に耐えようとする竜也さん。屈辱に呻くその呻き声、と言うか、喘ぎ声が部屋中に響きます。僕の刺激と言うか、愛撫に必死に耐えようとしているようですが、それは無理な話です。
今、竜也さんのペニスはタイムレッドのスーツの中で大きく勃起し、僕の手にその脈動がドクドクと伝わっていました。太く、長く、熱いそれが僕の手の中でビクビクと脈打ち、僕が与える刺激を甘受しているのが丸分かりです。
「…竜也さんのペニス…、…本当に凄い…!!」
竜也さんは20世紀を生きる青年。大学生と言えば、それなりに性も成熟し始めている頃で、竜也さんのようにイケメンでカッコいい人なら何度も経験があるはずです。実際、数多くの女性と付き合っていたと言う話ですし。そんな頃に、ちょっとでもペニスに刺激を与えられれば、すぐに勃起し、その刺激を甘受してしまうでしょう。竜也さんはまさに今、そんな状態だったんです。
「んんんんッッッッ!!!!んんんんッッッッ!!!!」
苦しそうな表情の竜也さん。そんな竜也さんを見て、僕はニッコリと微笑むと、
「竜也さぁん。無理しなくていいですよ?感じちゃってるんでしょう?」
と言ってあげました。
ザワザワザワザワッッッッ!!!!ザワザワザワザワッッッッ!!!!
僕は、タイムレッドにクロノチェンジした竜也さんの光沢のある鮮やかな赤色のスーツ越しに、竜也さんの大きなペニスを上下しています。普段からただでさえピチピチのスーツなのに、勃起してしまってはペニスが窮屈そうに暴れているようです。
(…ちょっとかわいそうかな、竜也さんのペニス…?)
そう思いながらも、僕は竜也さんに対して、憧れのような感情を持っていました。
いえ、憧れのような感情、と言うより、願望。竜也さんのペニスで思い切り突かれたい、思い切り感じたい、と言う淫猥なおぞましい感情。
「…竜也さん、本当にエロイですね…!!」
その時でした。
「…ッッッッ!!!!」
竜也さんの口元がキュッと音を立てた時、竜也さんがうっすらと目を開けたんです。
「…シ…オン…。…も…う…、…止めて…よ…!!」
荒い息をしながら竜也さんが言います。顔を真っ赤にし、目は潤んでいます。
「どうしてですか?」
僕は竜也さんのペニスから一旦手を離すと、竜也さんをじっと見つめました。
「…気持ち良くないんですか?」
「…ッ…!!」
竜也さんは何か言いたそうに、口元を動かします。でも、竜也さんの口からは言葉が出て来ません。
「…僕…。…竜也さんのペニスと2つの球体をじっくり触っていたいんです。竜也さんのことが大好きだから。それに、竜也さんの大きなペニスを触っていると、僕、滅茶苦茶興奮しちゃうんです!!そして、竜也さんを気持ち良くしてあげたいんですッッッッ!!!!」
僕はそう言うと竜也さんの唇にキスをしました。
「…ん…」
竜也さんが声を上げます。でも、竜也さんは一切抵抗しません。
「…」
凄く優しい、唇を合わせるだけのキス。それだけでも、僕は気絶してしまいそうなほどでした。
「…竜也さん…。…竜也さんのペニスが窮屈そうですよ?少し楽にしてあげましょうか?」
僕はそう言うと、再び竜也さんのペニスを包み込み、優しく愛撫を始めました。その途端、
「んああああッッッッ!!!!…あ…ッ!!…ああッ!!ああッ!!」
と、竜也さんが体をビクッ、ビクッ、と跳ねらせます。
「…フフッ!!」
僕はその時、右手で竜也さんのペニスを愛撫しながら、左手でデスクの引き出しからキラキラと輝くものを取り出すと言う器用なことをしていました。それを見た途端、竜也さんの目が大きく見開かれ、
「…い、…嫌だ…!!」
と俄かに声を震わせ始め、体を揺らし始めたんです。
「…たッ、…頼むッ、シオンッ!!…それだけは…ッ!!…それだけは…ッ!!」
「…フフッ!!」
竜也さんの顔が青ざめ、怯えています。ガタガタと揺れる体は心なしか、震えているようにも感じました。
僕が手に持っていたもの。冷たい光を放つナイフでした。
「竜也さん。竜也さんのペニスがこんなに窮屈だと、本当に体に良くないですよ?」
適当なことを言うものだと思いました。ただ単に、竜也さんのペニスを見たいだけなのに…。その時にはもう、僕の右手にあったナイフは竜也さんのペニスが大きく張り出している部分に宛がわれていたんです。
「やッ、止めろオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!止めてくれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
竜也さんが怒鳴ります。
「あんまり動くと、本当に使い物にならなくなりますよ?」
「…ッッッッ!!!!」
その言葉に、竜也さんはビクリとして体を硬直させます。
「…行きますッ!!」
僕はナイフの先端を、竜也さんのタイムレッドのスーツに宛がいました。
…ブッ!!…ブツッ!!…ブツブツ…ッッッッ!!!!
タイムレッドのスーツのその部分が縫い目に沿って裂かれて行きます。まるで、竜也さんの大きなペニスの裏筋に沿うように。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
少しずつ、竜也さんのそこが見え始めます。とは言っても、竜也さんのペニスが直接見えるわけではありませんでした。
「…あ、そっか。…インナースーツを着ていますもんね!!」
とは言え、そのインナースーツ越しでも竜也さんのペニスの形はクッキリとその姿を現し、そこから竜也さんの男らしい、独特の香りが漂って来ました。
「…フフ…ッ!!」
僕は顔を赤らめ、竜也さんのスーツの切れ目にゆっくりと手を忍ばせました。そして、竜也さんの熱いペニスをインナースーツ越しに握った瞬間、
「んああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と竜也さんが絶叫し、体を大きく仰け反らせました。
「…竜也さん…。…やっぱり、…凄い…ッ!!」
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
僕の細い指が、竜也さんのペニスを優しく愛撫します。その触れるか触れないかの微妙なタッチに、竜也さんは体を震わせ、ビクッ、ビクッ、と体を跳ねらせます。
「…ふ…ッ、…んん…ッ!!…んんんん…ッッッッ!!!!」
僕の手が竜也さんの体の方、つまり、ペニスの先端の方へ動くたびに、竜也さんは裏筋を刺激されて声を上げます。スーツの中に着込んでいるインナースーツの感触はざらついています。でも、それを通して、竜也さんの体の温もりが伝わって来ます。
「やっぱり凄いですよね、竜也さんの体。ますます欲しくなりました…!!」
そう言いながら、僕は竜也さんのペニスを上下にゆるゆると刺激し始めました。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
ガタガタと言う拘束具の金属音を響かせて、竜也さんが狂ったように叫び、唯一動かせる頭を左右にブンブンと振り続けます。
「…も…ッ、…もうッ!!…止めてくれええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
竜也さんが更に悲鳴を上げます。
「竜也さん。竜也さんが悪いんですからね?僕、もう制御が効きませんからッ!!」
そう言った瞬間、僕は竜也さんのペニスを刺激している手の動きを一気に速めました。
「ぐぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
竜也さんの声が更に大きくなりました。