僕だけのヒーロー 第27話

 

 キュッ!!キュキュッッッッ!!!!ザワザワッ!!ザワザワザワザワッッッッ!!!!

 僕のタイムグリーンの鮮やかな緑色のブーツと、ドモンさんのタイムイエローの光沢のある鮮やかな黄色のスーツが擦れ合い、ザワザワと言う音を立てています。

「…ぐ…ッ、…う…ッ!!

 両足を持ち上げられ、その間に僕の足が捻じ込まれ、小刻みな振動を与えられているドモンさん。その顔は真っ赤になり、目をギュッと閉じ、眉間に深い皺を刻み込んでいます。

「…く…っそ…、…オオオオオオオオ…ッッッッッッッッ!!!!!!!!

 されるがままのドモンさん。悔しそうな表情で僕を見上げます。

「…フフ…ッ!!…気持ちいいですか、ドモンさん?」

「…きッ、…気持ち…いいわけ…、…ねえだろう…ッ!?

 口では強がるドモンさん。でも、タイムイエローの光沢のある鮮やかな黄色のスーツの中で、ドモンさんのアソコが最大級まで勃起しいていました。

「ドモンさんのペニス、やっぱり大きい…」

「いッ、言うなッ!!

 普段からずっしりとした、ふてぶてしいほどのボリュームのドモンさんのペニスとその下に息づく2つの球体。それまでも十分、大きかったのに、僕が電気アンマをしたことで更に大きくなってしまいました。

「…ぐ…ッ!?…お…ッ、…おおおお…ッッッッ!!!!

 ドモンさんのペニスはタイムイエローのスーツの中で真っ直ぐに臍に向かって勃ち、はっきりと山型を作っていました。その先端はしっかりと剥け切っていて、インナーを着ているのにも関わらず、亀頭のくびれがスーツ越しにくっきりと浮かび上がっていました。しかも、その先端はうっすらと先走りが滲み、黄色い光沢のあるスーツがその輝きを失っていました。

「…うう…ッ!!…クッ、…うう…ッ!!…はあ…ッ!!

 ドモンさんが苦しそうな声を上げます。その顔が本当にリアルで、僕の悪戯心を更にくすぐりました。

「…では、そろそろ…」

 そう言った時、僕はドモンさんの両足をゆっくりと床に下ろしました。

「…え?」

 一瞬、ドモンさんがきょとんとした表情を浮かべました。もっと電気アンマを味わいたかったのかもしれませんが、僕には次の段階へ移ることにしたのです。

「では、そろそろドモンさんの大切な所をいただくとしましょう!!

 そう言いながら、僕はドモンさんの横に座ります。

「…こ…、…今度は何をする気だよ…ッ!?

「…ククク…!!

 僕はゆっくりとドモンさんの頬に手を当てました。

「…や、…止めろ…!!

 ドモンさんが怯えた表情をします。

「そんなに怖がることはないですよ。ドモンさんは単に快楽地獄に堕ちて行くだけですから。痛いことなんて全くありませんよ!!

 僕はそう言うと立ち上がり、デスクの引き出しから2つの手錠を取り出しました。

「…え?」

 ドモンさんがそれを理解するよりも早く、僕はそれをドモンさんの両手両足に付けました。

 ガシャンッ!!ガシャンッ!!

 乾いた金属の音が聞こえたその時、

「…う…、…うぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 と、ドモンさんが悲鳴を上げました。

「…なッ、…何だよッ、これッ!?

 ドモンさんが両手両足をバタバタとさせます。けれど、ある程度の位置でその動きが遮られます。

「…え…、…ええええ…ッッッッ!!!?

 手首と手首、足首と足首が鎖で繋がっていて、ドモンさんは大きくX字に拘束される格好になっていたのでした。

「…フフッ!!

 僕は笑みを浮かべると、ドモンさんの横に再び座りました。

「暴れられたら困りますからね」

 僕はニヤニヤと笑みを浮かべながら、ドモンさんを見下ろします。

「…おッ、…おいッ、シオンッ!!…止めろよッ!!…こ、…こいつを外せよッ!!

 ドモンさんが僕を睨み付けて怒鳴ります。

(…やっぱり…、…カッコいい…)

 その胸に飛び込めたらどんなにいいでしょうか。でも、それをしてしまうと、せっかくのイメージプレイが台無しになってしまいます。

「…じゃあ、始めますよ…!!

 意を決し、僕はドモンさんの体をゆっくりと撫で始めました。ドモンさんの体の温もり、筋肉や骨のゴツゴツした感覚がタイムグリーンにクロノチェンジしている僕のグローブを通して伝わって来ます。

 …ザワッ!!…ザワザワ…ッ!!

 その手の動きに、

「…ん…ッ!!…んん…ッ!!

 と、ドモンさんは体をピクッ、ピクッ、と痙攣させます。

「…や…ッ、…止めて…ッ、…くれ…ッ!!

 くすぐったいのでしょうか、ドモンさんは口元を歪めながら声を震わせます。

「…フフッ!!

 僕はドモンさんの体を何度も何度も撫でます。そして、ドモンさんの胸の部分まで来ると、そこに浮き出た突起を探し出しました。そして、そこで小さく円を描くように指をクリクリと動かしました。その途端、

「んあッ!?

 と、ドモンさんは目をカッと見開き、上半身を跳ね上げました。

「…あ…あ…あ…あ…!!

 ドモンさんは顔を赤くし、ビクッ、ビクッ、と体を痙攣させます。

「…んあ…ッ!!…は…ッ!!…あ…ッ、…ああああ…ッッッッ!!!!

 ドモンさんは僕の指がその突起に触れるたびに喘ぎ声を上げます。

「こうするとどうでしょう?」

 次に、僕は両手を使って両方の突起を弄りました。その瞬間、

「んああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 と、ドモンさんは悲鳴を上げました。

「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!

 ドモンさんの体がピクピクと跳ね、大きなペニスも同じようにバウンドします。そう言えば、さっきよりも染み具合が大きくなったような…。

「…や…、…めろ…ッ!!…止めろオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 ドモンさんが悲鳴を上げます。

「…フフッ!!…かなり感じているみたいですね、ドモンさん?」

 僕はそう言うと、

「覚悟はいいでしょうね、ドモンさん?…いや、タイムイエロー…ッ!!

 と言いながら右手でドモンさんのペニスの下に息づく2つの球体をキュッと握ったのです。その瞬間、

「んはああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 とドモンさんが大声を上げ、上半身を大きく起こしました。

「…大っきい…」

 僕は思わず呟き、息を飲み込みました。するとドモンさん、不意にニヤリとして、

「竜也のとどっちがデカイ?」

 と聞いて来たのです。

「…う〜ん…。…大きさはどっちも同じくらいでしょうか?…あ、でもペニスの太さはドモンさんの方が太いかも…!!

 真面目に答えてしまう僕。その時、僕は暫くの間、ドモンさんのアソコを何度も撫でていました。

「…フフッ!!

 すると、ドモンさんが突然起き上がり、手錠の繋がった腕で僕をすっぽりと包み込むとギュッと抱き締めました。

「…ドモン…さん…?」

「…イカせてくれ…、…シオン…様…」

「え?…も、もう!?

 僕は驚いてドモンさんを見ます。するとドモンさんは首を振り、

「最後にはってことだよ!!…オレの、ヒーローとしてのエネルギーを…、…オレの精液を…、…空っぽになるまで搾り取ってくれ…!!…シオンになら…、…いや、シオン様になら、全てを捧げますッ!!

 と言いました。僕はクスッと笑うと、

「…でも、そんなに簡単には射精させてあげませんよ?」

 と言いました。

「分かってるって!!シオンの好きなように甚振ってくれッ!!

 すると、ドモンさんは手錠がついたままの手で、僕の頭をクシャクシャと撫でてくれたのでした。

 

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