僕だけのヒーロー 第53話(最終話)
ヴウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
強烈な振動音が部屋中に響き渡ります。と同時に、
「ひがああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「ううおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
と言う竜也さんとドモンさんの絶叫が響き渡りました。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
竜也さんは狂ったように叫び、体を暴れさせます。
「…も…ッ、…もうッ、本当に止めてくれええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
顔を真っ赤にし、目をギュッと閉じて懸命に襲い来る快楽と戦おうとする姿は、まさに屈辱的な行為を受けているヒーローそのものでした。一方、ドモンさんは、
「…イキ…たい…。…イキたい…ッ!!…イキたいいいいいいいいいいいいいいいいいッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、大の字に拘束されたまま、腰をグンッ、グンッ、と何度も突き上げ、目を虚ろにし、はぁはぁと荒い呼吸を繰り返しています。そして、
「…イッ、…イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!イクウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と叫び、腰をガクガクと激しく前後に揺らし始めました。
「まだまだですよッ!!」
そう言った時、僕はリモコンのスイッチを再び切りました。しかも、今度はドモンさんのだけ。その途端、ドモンさんは、
「がああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!あああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、目をカッと見開き、首筋に血管を浮き立たせ、腰を激しく前後に振り、筋肉質なお尻を壁にバンバンと何度も激しく打ち付けます。ドモンさん、発狂寸前です。
その時でした。
「うぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
今度は竜也さんが叫び始めました。
「…オッ、…オレも…ッ!!…イクッ!!…イクッ!!…イクイクイクイクッッッッ!!!!」
その瞬間、当然のことながら僕は竜也さんの方のスイッチを切りました。
「うがああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
竜也さんが身を捩じらせてよがり狂います。
「「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」」
2人とも完全に戦意喪失のように、体をぐったりと前のめりにし、荒い呼吸を繰り返しています。
「どうですか、竜也さん?ドモンさん?」
僕は勝ち誇った顔で2人を見ます。
「…シ…、…オ…ン…様…ぁぁぁぁ…!!」
竜也さん、すっかり涙目です。そして、真っ赤に腫れ上がったペニスの鈴口からはトロトロと淫猥な液体が溢れ、床とを淫猥な糸で繋いでいました。
「…イキたい…。…イキたい…。…イキたいイキたいイキたいイキたい…!!」
ドモンさんに至っては、壊れたレコードのように同じ言葉を何度も繰り返します。しかも、かなり上の空状態です。
「じゃあ、今までになかったくらいの最大の快感を与えてあげましょう。竜也さんも、ドモンさんも、永遠に僕だけのヒーローでいてくれるように」
「そんなことしなくても、オレ達はずっとシオン様のヒーローでいるよッ!!」
「そうだぜ!!お前が助けてって言ったら全力で助けてやるし、何かあってもオレ達が絶対に守ってやるから!!」
「…い、…いや…。…ほ、本気で答えなくてもいいんですけど…」
ちょっと戸惑ってしまいました。
「…でも、気持ち良いことはして欲しいでしょう?」
「「当然ッ!!」」
予想通りの答え。2人は鼻息荒く、大きく頷きます。
「…やれやれ…」
僕は苦笑すると、リモコンを再びしっかりと持ちました。
「…じゃあ…。…淫乱なヒーローの処刑です…!!」
その瞬間、
ヴウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
と言う強烈な振動音が聞こえました。その瞬間、
「「ひぃぎぃいやああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」
竜也さんとドモンさんの、今までにないほどの雄叫びが僕の耳を劈きます。
「うがああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
竜也さんが体を弓なりにして絶叫します。
「ぐうおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドモンさんも同じように体を弓なりにし、ブルブルと震わせています。
そして。
「「イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!イクイクイクイクッッッッ!!!!」」
2人の腰がガクガクと痙攣を始め、同時に、
グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
と言う淫猥な音が聞こえました。
「「イクウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」
その瞬間、
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
と言う物凄い音と共に2人の真っ赤に腫れ上がったペニスの先端の鈴口から大量の濃白色な、強烈な臭いを放つ淫猥な液体が弾丸のようにビュッ、ビュッ、と飛び出し、ビチャビチャと言う音を立てながら床に飛び散ったのでした。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
竜也さんは顔を歪め、痛いのか、腰を引きます。反対にドモンさんは、
「うおッ!!うおッ!!うおおおおおおおおッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と雄叫びを上げながら腰をガクガクと前後に振り、まるで最後の一滴まで搾り出そうとするようです。
「…凄い…!!」
その時、僕は自身のペニスの部分がひんやりと、そして、ぬるっとした感触に包まれていることに気付きました。
「…あ…」
僕のタイムグリーンのスーツ。その2本の足の付け根部分。そこはすっかり光沢を失い、濃白色な液体がポタッ、ポタッ、と滴り落ちていました。
「…シ…オン…様…?」
竜也さんが僕を見て声を上げます。ドモンさんは呆然と僕を見ています。
「お二人の淫らな姿を見ていたら、僕もいつの間にかイッちゃったようです」
照れ笑いをする僕。僕はゆっくりと竜也さんのところへ行くと、両手両足の拘束を外しました。その途端、
「うッ!!」
と言って、竜也さんが足元に四つん這いになりました。
「…たッ、竜也さんッ!?」
ドモンさんの拘束を外していた僕は、ドモンさんを外した後、竜也さんの両肩を掴みました。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
「竜也さんッ!!竜也さんッ!!」
その時、竜也さんはゆっくりと顔を上げると力なく笑い、
「…この…ぉ…、…悪戯っ子が…!!」
と言うと、僕を強く抱き締めて来ました。
「…好きだよ…、…シオン…。…オレ…、…癖になりそう…!!」
「オレもッ!!」
僕の後ろにドモンさんも寄って来ました。
「こんなかわいいご主人様にいじめられるんなら、毎日されてもいいかなぁ!!」
「そうだな!!」
竜也さんはそう言うと、僕をゆっくりと倒しました。
「…竜也…さん…?」
竜也さんに腕枕をされた僕。右を向けば竜也さんの顔、そして、左を向けばドモンさんの顔がありました。僕は竜也さんとドモンさんに挟まれ、一緒になって横になっていたのです。
「好きだよ、シオンッ!!」
「オレもシオンのこと、大好きだぜッ!!」
「僕も、竜也さんもドモンさんも大好きですッ!!」
その後、僕達はいつの間にか、心地良い眠りに落ちていました。
赤と黄色の腕枕に僕が寝そべり、僕のお腹の上でもう1つの赤と黄色の腕が手を繋ぎ合い、僕は前からも後ろからも、そして横からもスッポリと包まれていました。それが何だか物凄く心地良くて。僕は本当に竜也さんとドモンさんに守られているんだなぁって思ったら本当に幸せでした。
今までも。…そして、これからも…。
僕だけのヒーロー 完