力、絶体絶命! 第10話
「…やッ、…止めろオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!…もッ、…もう…ッ!!…止めて…ッ、…くれええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
力のガッシリとした2本の足の付け根部分に息づく、力の男としての象徴・ペニス。レッドターボの光沢のある鮮やかな赤色のスーツの中でそれはビクッ、ビクッ、と大きく脈打ちながら、小刻みに震えている。
「ぐぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
あまりの刺激に力は目をカッと見開き、口を大きく開いて絶叫し続けている。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ヴウウウウウウウウウウウウウウウウンンンンンンンンンンンンンンンンッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
万里小路の手に握られている電動マッサージ器。その小刻みな振動音が鈍く聞こえる。それは今、力のペニスの先端部分、最も敏感なくびれた部分に強く押し当てられていたのだ。
「止めろッ!!止めろッ!!止めろオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
どんなに叫んでも、どんなに腰を上下に動かしたり、拘束された四肢を何とかして動かしても万里小路はその刺激を止めようとはしない。
「…く…っそ…オオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
力の下腹部に込み上げて来るじんじんとした疼き。それは今、確実に力を追い詰めていた。ドクドクとした感覚が尿道を這い上がって来るのが分かる。
(…マ…ズい…ッ!!…こ…ッ、…このままじゃ…!!)
射精。しかも、自らの意思ではなく、他人によって強制的に射精させられる。野球部のエースであり、ターボレンジャーのリーダーでもあるレッドターボでもある力にとって、これは耐えがたい屈辱でもあった。
「…おい、力ぃ。…お前のチンポ、ビクビクと大きく脈打っているようだが、…そろそろ射精するのか…?」
だが、万里小路は相変わらず無表情なまま、力のペニスに電動マッサージ器を当て続けている。
ヴウウウウウウウウウウウウウウウウンンンンンンンンンンンンンンンンッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
「ひがああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
力の四肢はどんなにもがいてもその拘束から逃れられることはなかった。そのせいで、力の体は今までにないほどに大きく弓なりになっている。
「…さぁ…、…レッドターボ…。…お前が果てるところを見せてみろ…!!」
「…あ…あ…あ…あ…!!」
顔を真っ赤にし、はぁはぁと荒い呼吸を繰り返す力。
「…オレは…。…オレは…ッ!!」
その目から悔し涙が零れ落ちた。
「…オレは…ッ!!…野球…部の…、…エース…なのに…ッ!!…レッド…、…ターボ…、…なのに…ッッッッ!!!!」
ヴウウウウウウウウウウウウウウウウンンンンンンンンンンンンンンンンッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
「…こ…ッ、…こんな…、…こんな…ヤツ…に…!!」
ヴウウウウウウウウウウウウウウウウンンンンンンンンンンンンンンンンッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
「…あ…あ…あ…あ…!!」
その腰がビクビクと何度も何度も上下に小刻みに痙攣を繰り返す。
「…だ…ッ、…ダメ…だ…ッ!!」
ヴウウウウウウウウウウウウウウウウンンンンンンンンンンンンンンンンッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
「…イ…ッ、…イク…ッ!!」
その時、
グジュッ!!グジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
と言う淫猥な音が聞こえ、力の大きく勃起したペニスの先端部分があるレッドターボのスーツのその部分が光沢を失い始めた。そして、それが瞬く間に大きな染みを作ったその瞬間、
「イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!クッソオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、力は目をギュッと閉じ、体を大きく仰け反らせて叫んだ。そして、
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
と言う物凄い音と共に、レッドターボのスーツの厚い生地をも突き破る勢いで、力のペニスからは淫猥な濃白色な、強烈な臭いを放つ液体が後から後から飛び出し、その辺り一帯を真っ白に染めた。
ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
ヴウウウウウウウウウウウウウウウウンンンンンンンンンンンンンンンンッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
「…あ…あ…あ…あ…!!」
何度も何度もペニスが脈打つ。だが、万里小路は無表情のまま、そんな力のペニスに更に刺激を加え続ける。
「…あ…ッ!!…が…ッ、…あ…ッ、…ああああ…ッッッッ!!!!」
思わず、万里小路の顔を見る力。だが、万里小路は相変わらず無表情のまま、力のペニスに電動マッサージ器を当て続けているのだ。しかも、強弱を変えることなく、相変わらず強い力で。
ヴウウウウウウウウウウウウウウウウンンンンンンンンンンンンンンンンッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
「…い…ッ、…て…え…!!」
そのうち、力のペニスに痛みが走り出した。
「…痛てえ…ッ!!」
顔をしかめ、体を震わせる。だが、万里小路は微動だにしない。
「…痛てえッ!!痛てええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
力が頭を左右にブンブンと振り、悲鳴を上げる。
「痛てえんだよオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!もッ、もうッ、止めてくれええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
そう叫んだ時だった。
カチッ、と言う音と共に、それまで部屋中に響いていた高周波の振動音が止まった。その瞬間、
「…あ…ッ、…が…あ…ッ!!」
と、力は体を大きく弓なりにしたまま、ビクンと大きく痙攣をし、
「…がは…ッ!!」
と大きく咳き込むと、台の上に伸びた。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
男にしか分からない独特の痛み。そこから解放され、力は胸を大きく上下させて呼吸を繰り返す。そして、足元で座り込んでいる万里小路を懸命に睨み付け、
「…もう…、…十分…、…だろ…?」
と言った。
「…終わった…、…のなら…、…さっさ…と…、…こいつを…、…外せ…!!」
だが、万里小路の次の言葉が力を更に恐怖へ突き落すことになる。
「…終わった…?」
ピクリと顔を動かし、メガネを鼻のところでクイッと上げる万里小路。
「…誰が終わったと言った?」
「んッ!!」
万里小路の右手が、力の左太ももに載っている。いや、載っていると言うより、ゆっくりと股間の方へ向かって這って来ているのだ。
「…な…、…何…を…!?」
絶頂へ達したばかりの体は、体中が敏感になっている。ましてや、万里小路の細くしなやかな指は、力のガッシリとした筋肉質な太腿に触れるか触れないかの微妙な位置で蠢いているのだ。
そのうち、そんな万里小路の指が力のペニスをスーツの上からギュッと握った。その刺激に力は、
「んくッ!!」
と声を上げ、体をピクリと跳ねらせた。
「…こッ、今度は何をする気だッ!?」
さっきよりはやや回復した力。だが、万里小路のその行為に抗えるほどの力は残されてはいない。万里小路はフンと笑うと、
「…お前の大事なところ…、…お前のチンポを見せてもらうのさ…!!」
と言ったのだった。